こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日のツイートに、たくさんのいいねをいただきました。
1000万円の運用のうち、800万円は労働収入をコツコツ貯めた結果だった。長期インデックス投資を8年間続けたけど、損益は+200万円。思ったより地味な増え方だったよ。結局、種銭は自力で積み上げるしかない❣️投資に夢をみすぎず、蓄財がんばる☺️
— もふもふ@好きなことでゆるく働く主婦犬|サイドFIRE (@mof_yuru) November 2, 2022
1000万円の運用のうち、800万円は労働収入をコツコツ貯めた結果だった。長期インデックス投資を8年間続けたけど、損益は+200万円。思ったより地味な増え方だったよ。結局、種銭は自力で積み上げるしかない❣️投資に夢をみすぎず、蓄財がんばる。
投資に夢見る方々には少し寂しい結果かもしれませんが、これが事実です。
投資初心者本などで「運用1000万円まで8割は労働で貯めよう」なんて話をよく聞きますが、実際に自分がやってみて、本当にその通りだったなと思いました。
今回は「1000万円のうち8割は労働収入」という、庶民妻の個人資産についてご紹介します。
- これから長期インデックス投資を始めよう
- 投資で資産を倍にしたい
- どうやって1000万円運用まで至ったのか知りたい
と思っている方がいたら、気軽に読んでみてくださいね。貯蓄0の主婦やママも大歓迎です。
私が長期インデックス投資を始めた2015年
私が長期インデックス投資を始めたのは、2015年です。
その頃はつみたてNISAはまだ誕生しておらず、年間100万円(今は120万円)のNISAのみでした。
制度自体がまだ全く浸透していなかったので、私も今でいう「仮想通貨」のような感覚で、おそるおそる月1万円ずつ積立設定してみたのです。
その額、年間8万円。
5月にNISAを始めたということだね。
これが私の最初の一歩でした。
ちょっとだけ増えたので、安心して増額
今思うと、年間8万円とはNISA枠がもったいないことこの上ないのですが、なんせ当時の私は散財女。
貯蓄がほぼ0で、家計管理もできていなかったので、これ以上の積立設定はできませんでした。
ただ、自分が忘れられる額だったのが功を奏しました。
貯蓄のできない私でも、強制的に積み立てられていたからです。
そして2年目のある日。
すっかり存在を忘れていた口座を開いてみたら、なんと増えているではないですか!
損益は+数千円だったかもしれませんが、ここでようやく「銀行に預けるよりは増えるかもしれない」と最初に読んだ投資本を信頼しはじめ、積立設定を少しずつ増額していきました。
再び投資の存在を忘れ、事業を軌道に乗せることに集中
その頃、私が副業でやっていたペットシッター事業がうまくいき、運良く独立することになりました。
起業した先輩たちからは「とにかく5年継続を目指しなさい」と言われたので、私は自分の事業を軌道にのせることに集中し、投資のことなどすっかり忘れていました。
振り返ると、私が1000万円の運用になるまで、きっとここが最大の分岐点だったと思います。
なぜなら、ここで私がもし投資に依存し、労働を軽く見ていたら、800万円の種銭はうまれていないからです。
事業というと大きなことに思えますが、収益自体はいわゆるパート主婦と同じくらいだったので、事業成功でザクザク稼いだというわけでもありません。
ただ、同時並行で生活費でも事業でもコストを見直し、無駄な固定費の削減に成功しました。
気がつくと、6年目の2020年に貯蓄と投資を合わせて1000万円になっていました。
8年目にキャッシュ割合を低くした
私が運用1000万円を超えたのは、今年2022年の7月でした。
2021年から350万円も伸びていますが、これは単に現金比率を下げたためです。
私は2021年に「サイドFIRE」を目指すことにしたので、4割あった現金比率を3割に落とすという判断をしました。
そのため、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2月後半から3月末までに、毎日5万円ずつ追加入金したのです。
有事は買いという言葉通り、大きく下落した時だったよ。
現在は、現金は生活防衛資金とは別に最低300万円は確保、あとは余力というルールにしています。
運用1000万円のうち利益分は2割のみ
さて、8年運用してみて改めて思ったのは「資産が倍になるのは夢見すぎ」ということです。
実際に私の1000万円超の運用資産のうち、損益推移は以下の通り。
この8年で純粋に増えたのは、+212万円でした。
8年でこの増え方をどう捉えるかは、その人次第です。
ただ、もし投資を始めたての私がみたら「なんだ、もっと増えると思った」とちょっとがっかりするんじゃないかな、と思います。
長期投資はあくまで豊かに暮らすツールのひとつ
私がここで強くいいたいのは、投資はあくまで豊かな暮らしを形成するための一つの方法だということ。
入金力がぶっ飛んでいる人以外は、長期投資ですぐに人生が変わる!などと甘い夢を見てはいけません。
資産倍増になるまでには長い年月が必要ですし、もっと短い期間にお金持ちになりたいなら、もっとリスクをとった方法(個別株、FX、暗号通貨)で勝負するほかありません。
焦らず堅実に豊かになろう
私の場合、今はありがたいことに好きなことでゆるく働いています。
私にとっては、投資はこの暮らしを一生続けるためのツールのひとつです。大きくリスクをとる必要はありませんし、莫大な資産が必要なわけでもありません。
私はお金持ちになりたいというわけではなく、ただただ今の暮らしを一生続けたいだけなのです。
そのため、引き続き好きな仕事での労働をしながら、コツコツ長期投資を続けていきたいなと思っています。
まとめ
以上、「1000万円のうち8割は労働収入」という、庶民妻の個人資産についてご紹介しました。
資産倍増には程遠いですが、それでも2割は自分以外の力で増えているなんて、ありがたいです。
個人的な感覚でいくと、一番大変なのは100万円貯めるまで、そして次に大変なのは1000万円まででした。
そこから1400万円まではあっという間に増えたイメージです。
ただ、相場が不安定な今年はここから全く増えていません。数年は辛抱の年かもしれませんね。
長期投資はとにかく継続こそ全て!今年の弱気相場、円安相場でもコツコツがんばりましょう。
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