都会の年収800万円は、田舎の600万円って本当?

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

昔こういう記事を目にしたことがあります。

  • 都会の年収800万円は、田舎の年収600万円と同じ暮らし
  • 都会の年収600万円は、田舎の年収400万円と同じ暮らし
  • 都会の世帯年収1000万円は、庶民の暮らし

実際これってどうなの?と地元(田舎)の友達に聞かれるんですが、私の体感としては、

実際その通り

です。

今回は都会と田舎の生活コストの違いについて、私の実感を紹介します。

カフェより、家コーヒー。都会で小さく暮らす40代です。

都会では新卒契約社員で、年収400万円スタートだった

都心の給与水準は、田舎と比べて高めです。

私の感覚だと、地元では同じ仕事で年収250万円程度だったのが、都会では年収400万円でした。

実際に、私が東京で契約社員採用の面接時に提示された年収表だと、最低額が年収400万円だったんですよね。

地元だと新卒で400万円はあり得なかったし、今の全国平均データを見てもそう思います。

やっぱり都会の給与水準は高い。

ただし!!

年収600万円くらいになった時に、地元にいるときの感覚と違うなと思ったんですよね。

年収600万円の同期はシェアハウスに暮らしていた

地元の田舎で年収600万円というと、キラキラした暮らしをしている同級生が多かった気がします。

結婚して子ども2人かつ家を建てるのも余裕、みたいな雰囲気でした。

一方、都会の年収600万円ほどの契約社員の同期には、友達同士でルームシェアをしている人が多くいて、散財沼に浸かり始めていた私は不思議に思っていました。

彼らにどうして一人暮らしをしないのか聞くと、「まともに都心のワンルーム家賃を払っていたら、貯金できないからね。」と言っていました。

くう、かしこい!

その時に私もいろいろ気付けばよかったのですが、脳内がお花畑だった私は、貯金というものは遠い世界の言葉でした。そのため、そこから倍近くの年収になっても貯蓄0のままでした。

世帯年収1000万円でも貯金ができない都会の暮らし

20代後半に結婚する同僚が出てきたのですが、ここでも皆「子どものことを考えると生活は苦しい」というようなことを漏らしていました。

うちの会社では、営業男子+営業アシスタント女子の結婚も多かったのですが、その場合も子供が生まれると「生活カツカツ」という話題がよく出ました。

世帯年収的には、余裕で1000万円以上のはずです。

田舎ならパワーカップルのはずだけど。

都会はとにかく家賃が重い

何がネックなのかと考えると、やはり家賃の大きさだと思います。

子どもがいると少し広めのマンション、かつ仕事に支障のないエリアと考えると、やっぱり23区内はかなり高額になるんですよね。

我が家も庶民の暮らしですが、48平米のコンパクトマンションに月18万円の家賃を払っています。(夫の会社の手当があるため、実際にはもっと高い…。)

恐ろしいことに、これが特別なことではありません。賃貸相場ではこれでも安い方でした。

そのため都会の年収800万円=地方都市の年収600万円の暮らしというのは、リアルだなあと思っています。

差額は物価の高さ、主に家賃です。

逆にここを抑えられるなら、都会は私にとって一生楽しい街になるのかも?

都会は何をするにもお金がかかる

ただ、家賃以外にも、田舎に比べて都会は何をするにもお金がかかるという印象があります。

たとえば、田舎だと仲間で飲もう→自宅バーベキューみたいな低予算な楽しみがありますが、都会ならどこかの飲食店に集合となりますよね。

私の場合はいつも、なんだかんだでお財布の中から諭吉さんが二人ほど旅立っていかれました。

酒飲みアラサー、高単価の小洒落たバルに集合しがち。

飲みの場でなくとも、先日渋谷を歩いていてランチの高さにびっくりしました。

▶︎【物価上昇問題】都心でサイドFIREしたい40代主婦、必要なのはお金と体力。

誘惑が多い分、自分軸がないと暮らしの難易度がぐんと上がるな、というのが私の都会に対する印象です。

結論:自分の軸を持ってお金のかけどころを見極めよう

私が大切にしているのは、このブログのタイトル通り「都心ミニマルライフ」です。

都心の利便性や華々しいエンタメもたまに楽しみつつ、普段は小さく暮らす

たとえば、我が家は家賃が大きい代わりに、電車移動や外食をほぼしない暮らしです。

これは節約しているというより、自分たちが重要だと思う点にお金をかけ、無駄だと思うものを小さくした結果です。

普段はカフェにすら行きませんが(家でいれるコーヒーが大好き)、その代わり、たまに友人と優雅なコースランチを楽しみます。

先日はスモールプレートランチにしたよ。

私の田舎だとこういうお店自体がなく、メリハリのある暮らしがしにくかった気がします。

自由な選択肢がないのが、私には少し窮屈でした。

そのため私は、お金はかかるけれど、都心もけっこう好きなんですよね。

都会で暮らすには、自分の軸を持ってお金のかけどころを自分で決めるというのが大事なのかなと思います。

まとめ

以上、都会と田舎の生活コストの違いについて、私の実感を紹介しました。

田舎との違いは、

  • 都会は家賃が高額
  • 都会は何をするにもお金がかかる

ということでした。

都会はお金さえあれば何でも手に入るからこそ、過去の私のように自分軸がないと、とことん散財できます。

自分の軸を持って、お金のかけどころを自分で決めましょう!

【関連】都心に暮らす40代庶民夫婦のリアル家計簿、毎月更新しています。

タイトルとURLをコピーしました