こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私はペットシッターとして、都心で10年近く活動しています。
2024年の年始に、まさかこんな災害があるとは想像もしていませんでした。
上の記事にもしたイレギュラー繁忙期をあらためて振り返ったところ、この一言につきます。
ゆるく働くことは、最大のリスク管理
今回は、この件についてお伝えします。
年末年始の予約は、早めに締め切った
2、3年前までは、できる限り年末年始のご予約を受け付けていました。
というのも、この時期にしか会えない動物たちがいるからです。
睡眠を削っても、みんなと遊びたいんだよう!
あと、どのペットホテルもシッターも予約が溢れかえるので、業界内での助け合いの気持ちもあります、一応。
そのため、年末年始だけは気合いを入れ、アドレナリンを出しつつ、早朝から深夜までずっと都内を駆け回る感じです。
ただ、移動時間は1分1秒の戦いとなるため、やっぱり40代の身体にはきつい…!
さらにはコロナ禍を経て「もし今自分がコロナに罹患したら、このスケジュールだと詰むな。」と思いました。
何かあった時、お客さまや動物たちにご迷惑をかけるわけにはいきません。
というわけで、数年前から心を鬼にして年末年始の予約上限を減らすことにしたのでした。
溢れたお客様には新人シッターさんをご紹介
幸いなことに、ここ最近は新規参入ペットシッターも増えてきているので、早めのご相談だった場合は私の信頼する新人シッターさんへ繋ぐことができました。
私は自分の顧客を失うことになるわけですが、一方で真摯にがんばっている新人さんに素敵なご縁を繋げられるのも嬉しいことです。
もちろん、信頼できると確信した新人さんに限りますが。
やっぱり「ゆるく働く」は最強のリスク管理
そんな調整をしていた繁忙期のピーク時に、地震や羽田の事故がありました。
この時ほど、私がゆるく働くことにこだわっていて良かった、と思ったことはありません。
予期せぬトラブルがあった時、プロフェッショナルとして最良の対応をしたい。
普段からこのような思いをもって活動していますが、やはりスケジュールに余裕を持つのは、最大のリスク管理になるのです。
時間の余裕は、心の余裕につながる
もし私がフルで案件を受けていたら、今回ばかりは何かしらのミスが起こっていた気がします。
小さなミスならいいのですが、こういう時には、思いもよらない致命的ミスが生まれやすいのです。
ミスがなかったとしても、たとえば訪問の順番を入れ替えることになったりして、動物たちに多少の我慢をさせることになるはず。
自分のなかで最良の行動が取れなかった事実がつきまとうので、自分の働き方に誇りを持つことが難しくなります。
2024年も「好きなことでゆるく働く」はブレない軸
今回は災害でしたが、動物が体調を崩した時や、シニア期の介護でも、予期せぬ瞬間はあります。
そんな時には、私はやっぱりどうしても最良の選択ができるよう、暮らしや働き方を整えていたい!
私は、どんな時でもどんな状況でも、自分の持ち場を守りきる人が、プロフェッショナルだと思っています。
強靭な精神力や体力のない私がプロであるためには、「余力を残す」という方法が最適解なのかも。
今後もやっぱり好きなことでゆるく働くという軸は、ぶれずにやっていきたいなと思ったのでした。
まとめ
以上、「ゆるく働くことは、最大のリスク管理」についてお伝えしました。
最初は「もう忙しく働きたくないなー。」くらいに思っての、「好きなことでゆるく働く」でした。
しかしここ数年で、リスク管理としても非常に有効だということがわかりました。
そうは言っても、ゆるく働くなんて夢物語だよ!と思われるかもしれませんね。
そんな方こそ、ぜひ先に生活コストを抑える挑戦をしてみてください。
暮らしを小さくすることは、何に挑戦するにしても、全てが楽になる土台になりますよ。
興味あれば、無駄な支出を省く挑戦、ぜひやってみてくださいね。
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