こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
首相の石破さんの、所作や姿勢みたい部分が常に話題になっていますね。
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食べ方、座り方、話し方など。
こういう基本的な所作を見るかぎり、私は石破さんは外交には苦労されるだろうな、と思っています。
今回は、「ビジネスでの立ち振る舞いは大事。本質開示は、さらに大事。」についてお伝えします。
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個性は微笑ましいけれど
実は個人的には、石破さんの所作は、ずっと見ていたいくらい微笑ましく思っています。
偉い人なのに、子どもがそのまま大人になったみたいで、私は好きなんですよね。
ただ、それは私が、イチ個人の個性として平和に眺めているから。(というか、イチ動物を見ている感覚かもしれん。)
私が何が言いたいかというと、石破さんご自身の個性は微笑ましいけれど、
ビジネスの場では、所作や姿勢でチャンスを逃すことは多々ある
ということです。
凡人の私でさえそう思うのだから、百戦錬磨のトランプさんなら一瞬で見抜くと思うんですよね…。
営業時代に学んだこと
私が20代で営業として社会にでた時、最初に叩き込まれたのは、やはり姿勢や所作でした。
そこでは、お辞儀の仕方から、自信が伝わるプレゼン方法まで、なんと数ヶ月間もの研修がありました。
そして、実際に私が現場に出て感じたのは、トップ層になればなるほど、人の立ち振る舞いをよく見ているということでした。
ジロジロみるというより、0.8秒くらいで判断される感じです。
自分が面接官になった時、所作を見るようになった
この感覚は、自分が採用面接者の立場になった時に「ああ、彼らはこういう視点だったのか。」と知りました。
とにかく短い時間で判断していかねばならないので、まずはそのレベルに達しない方(例えばだらしない服装、めちゃ汚い靴等)は、瞬時に見切ります。
見ているのは、外見の印象そのものではなく「初対面の人に会う時に、それでいいと思った(もしくはそこまで気を回せない)」という、その方の勘どころの悪さです。
なるほど有能な方々はこの作業を、息を吸うように日々自然にされているんだな、と思った記憶があります。
この姿勢や所作に対する一連の学びは、私がペットシッターというスモールビジネスを立ち上げたときに活かされました。
超富裕層ビジネスで確信、立ち振る舞いは大事
私の事業は、超富裕層顧客をターゲットにしています。
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最初から狙ったというわけではなく、紹介制にすると必然的にこうなります。
ペットシッター契約を結ぶ前には、必ず事前にお客さまとの打ち合わせがあります。
お客さまがどんなお仕事をされているかは知りませんが、そこで私が確信したのは、ほぼ全員が組織の上に立つ立場(わかりやすくいうと経営者)であるということでした。
というのもみなさん、私に対する自宅の鍵を預けるに値する人物かどうかの判断が、とにかく早いのです。
所作だけでなく、視線や話す時の表情などを、みなさん本当によく見ています。
そのため、私もここだけはごまかしが効かないと思い、最初から諦めています。
ごまかしはきかないからこそ、自分の本質は全開示
私の場合は、最初の基本所作やマナーの部分は、一応今までの経験から最低限クリアしています。
私が基本マナー以上に身につけて良かったと思うのは、場数を踏んだことによる度胸です。
どんなに有名な方とお会いしても物おじすることはないし、特に自分を良く見せようとも思いません。
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超富裕層や芸能関係の方は特に、自然体であることが喜ばれる(気がする。)
もし今の自分で信用されないことがあれば、単純に力不足もしくは相性の問題かな、と思っています。
私が大切にしていること
ビジネスでの基本マナーさえクリアしていたら、あなたが大切にすべきことはこれだけです。
自分の仕事への誇りと、手を抜かないプロ意識。
そして、私の場合は、この仕事を誰より楽しんでいるという自負です。
やっぱり、この仕事が好き・動物が好きというシンプルな土台って揺るがないし、精神的安定感が伝わりやすい部分なのではないでしょうか?
もしあなたが自分の事業をやりたくて、どんな分野であれスキルが足りないと思っていたら、こちらの言葉を送ります。
スキルをつけるために、近道はありません。たくさん場数を踏んで、たくさん失敗しましょう!
まとめ
以上、「ビジネスでの立ち振る舞いは大事。本質開示は、さらに大事。」についてお伝えしました。
私の結論は、こちら。
- ビジネスでのマナーや所作は、土俵に立つために必ず身につけよう。
- 土俵にたったらごまかしは効かないので、自分の本質を全開示しよう。
- たくさん場数を踏んで、たくさん失敗しよう。
石破さんの年齢になってから、立ち振る舞いを修正するのは大変だと思います。
でも今の30代40代ならば、全く折衝経験がなかったとて、ざっとビジネスマナー本を1冊読むだけで、基本は身に付くのではないでしょうか?
中身はいいのに土俵に立てない、ということだけは、なんとか回避していきましょうね。
【関連】中身はいいのに土俵に立てない、という悲しき事例はこちら。