こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
今朝証券口座を覗いてみたら、最高値更新していました。わーい。
運用1000万円レベルになると、1%の上昇で10万円以上動くのね、へえ〜。
という、至極当たり前な感想を持ちました。私は算数ができないおばか主婦なので、こういう数字の揺れはいつも「体感」のみで把握しています。
そんな人でも資産形成できるインデックス長期投資って、すごいよね。
本当に算数ができない私
実は、私は数学どころか算数すら苦手です。
高校では能力別に4クラスに分けられたのですが、もちろん一番下のクラス。
数学は真面目に授業を受けていてもついていけず、赤点でした。
なぜかはわからないのですが、普通におばかだったみたいです。
今回は私のように勉強ができなくとも、資産形成はできる!という話をしたいと思います。
私は、自分を取り巻く教育環境に、そのヒントがあったと思っています。
なぜ勉強ができなかったのか?
私は不良でも不登校でもなかったのですが、学校に行かない日がよくありました。
学校に行ったら行ったで楽しいのですが、なんとなく途中で「あ、今日はあれをしたいな」と思い、ついフラフラ消えてしまうのです。
今思うとかなり謎なのですが、このことで先生にも親にも何か言われたことはありません。
不良にはならないと安心されていたのか、勉強を教えても無駄だと思われたのか、とにかく放任で自由にやらせてくれました。
学校に行かない日は、保護動物施設に行ったり、仲の良い野良猫に会いに行ったりしていました。
私には、その環境が本当にありがたかったです。
私を取り巻く教育環境
もし塾に行くのがあたりまえだったり、親や先生から問題児扱いされていたら、今の私はありません。
そして、「そのままのあなたで価値がある」という自己肯定感を植え付けてもらったのも、多分この時期だったのではないかなと思います。
これは私にとっては、勉学よりもずっと価値あることだったと思います。
なぜなら、この環境の結果、好きなことで事業をしたり、資産形成をしたりと、自分で考えて行動する人生を送れているからです。
リベ大の学長父の教育方針
そういえば、先日ぼーっとYouTubuを観ていたらリベラルアーツ大学というチャンネルから、資産形成に関するショート動画が流れてきました。
そこで説明されていたリベ大学長が受けた教育が私が受けた教育と酷似していたので、こちらに紹介させていただきます。
【リベ大学長のお父様の教育方針】
- 親が子供の課題を先に解決しない
- 絶対的な存在を肯定する
- 褒める
教育方針① 親が子供の課題を先に解決しない
我が家は徹底して放任でしたが、それと同じくらい徹底して「本人に決めさせる」ということを重要視していたと思います。
私の場合は、たとえば「大学に行くか?」ではなく、「修学旅行に行くか?」さらには「今日は学校に行くか?」のレベルから、自分で判断せねばなりませんでした。
そのおかげで、私は自由=自分の責任になることを知りました。
学校に行かなければ、凡人以下の私は授業についていけません。
お酒やタバコで停学になれば、不本意な留年が待っています。
大学に行きたければ、結局のところ地道に勉強するしかないのでした。
高3の秋に大学に行きたいと思った私は、数学どころか日本史もだめだったので、どうしたら大学に受かるのかを考え、唯一まともな国語と英語の2科目で受けられる大学のみに絞りました。
もしこれを親や先生に先回りして提案されていたら、私は自分で決めた未来ではない!と反抗したかもしれませんね。
自分の人生は自分でコントロールする。
これが私の熱意と幸福感に繋がることでした。
教育方針② 絶対的な存在を肯定する
私の両親は、私が一度「やりたい」と宣言したことについては、一切反対せず金銭的援助をしてくれました。
これってすごいことだったんだな、と大人になってからつくづく思います。
一方、私の友人で親の愛情が足りないと感じ、大人になっても悩んでいる人がいます。
自己肯定感の低い友人の話
彼女は、教育で「〇〇(勉強など)ができるあなたは価値がある」という育てられ方をしたそうです。
それは裏を返せば「〇〇ができないあなたは価値がない」ということですよね。
親御さんがどう思っていたかはわかりませんが、愛情に条件付きであることは子の自己肯定感を下げることに繋がります。
その人は「ちゃんとした仕事や結婚をしないと、周囲から価値がないと思われる」という呪いに、40歳を過ぎた今でも苦しんでいます。
もちろん本人も、そんなわけはないと頭ではわかっているのですが、長年蓄積された親主体の思考は、そう簡単には払拭しないそうです。
そのため、やりたいことがあっても「親にどう思われるか」が脳内を邪魔して、いまだに踏み出せないとのことでした。
動画でも同じことが紹介されていましたが、自己肯定感、つまり根拠のない自信は行動力に直結します。
つまり、自己肯定感の低さで行動が減ると、成功のチャンスも減ってしまうということなんですよね。
教育方針③ 褒める
私は親に「こういうところがすごいね」と褒められた記憶はないのですが、なぜか小さな頃から「自分はなんでもできる」と思い込んでいました。
これはきっと、親が私のやりたいことを自由にやらせてくれた上に、一切否定しなかったからなのではないかなと思います。
スペイン人と結婚した友人に聞いた話では、これはスペインの教育と似ているのだそうです。
スペインの教育とは
スペインでは、「平均的にできる子をたくさん生み出す教育」よりも「少数の天才を生み出す教育」が優先されるそうです。
なので、自分の子どもにはとにかく否定せず、「自分は才能がある」と思わせる教育をするのだそう。
そのため、自信過剰でわがままな大人になる可能性も高いらしいですが、自己肯定感の高い人が生み出される確率も高くなります。
自己肯定感の土台があると行動力に繋がり、失敗してもすぐ次に行けるループが待っています。
結論:子どもと自分を信じる力が大切
これらの教育方針3点に一貫しているのは、子どもを信じる力。
私はあれこれ教えられるより、両親の背中をみて学んだことの方が圧倒的に大きいです。
そして、それが、現在まで自分の行動と思考の源となっています。
もし今後子育てされる方、今子育てされている方がいたら、先ほど紹介したこちらのYouTubeショート動画を見てみてください。(って、こういうのって勝手に紹介していいんだっけ?だめだったらすぐ消します!)
教育は自分から自分へ与える
そして、もし「自分はその教育のどれも受けていないな…」と悲しく感じる方がいても大丈夫。
教育って親から子へするものだけでなく、自分から自分へ与えることもできるんですよ。
コツは「小さな挑戦と、小さな成功体験の積み重ね」。
今からだって絶対に遅くありません。人はいつだって、自分のなりたい未来へ舵を切ることができるのです。
まとめ
まったく学業ができなかった私が、長期インデックス投資をして1000万円運用に至りました。
これは、8年前に自分の頭で「今の時代で、最も勝率の高そうな資産形成方法とは?」を探し、見つけた結果です。
その大筋が間違っていなければ、資産形成は成功するはず。
だからこそ、私は皆さんに言いたいのです。
資産形成は、誰にでもできます!!!
何度も言いますが、人はいつだって、自分のなりたい未来へ舵を切ることができます。
大事なのは、自分を信じ、自分で考えること。応援しています。
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