複業のススメ。好きなことでゆるく働く私に後悔がない理由。

サイドFIRE

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日、うちのもふもふ犬のお友達の、ゴールデンレトリバーさんが遊びにきていました。

みんなで窓の外の空や鳥をぼんやり眺めながら、眠くなったらお昼寝したりして過ごしました。

こんな日々が私にとっては、本当に至福なんですよね。

もふもふさん(左)とお友達のゴールデンレトリバーさん(右)

はあ、しあわせ・・・。こんな時間があるなら、私は他に何もほしいものはありません。

この幸せな暮らしを、どうしたら一生続けられるのか?

私が思う最適解は、複業と資産形成です。

資産形成についてはこちらのブログでいつもお伝えしていることなので、今回は「複業のススメ」についてお伝えします。

(ちなみに、このブログでは、複業とは「副業をいくつか持っている状態」の意味で使っています。)

10年前の副業に対するイメージ

今でこそけっこう副業を推す動きが出てきましたが、私の若い頃は、副業というと「低収入の人がお金のために仕方なくやるもの」というイメージが強かったと思います。

その証拠に、当時複業の話をすると「もふもふちゃん、苦労しているんだね」と言われたことがあります。

現代は副業が当たり前になってきたね。

好きなことでゆるく働きたい私が、複業を始めるまで

私も30代前半までは会社員のみで、副業とは無縁でした。

当時は収入も会社員平均の倍以上いただいていたし、何より多忙だったので、副業どころか睡眠時間の確保が最優先でした。

そんななかで立ち止まったある日、「このキャリアの先に自分の幸せはない」とはっきりわかったんですよね。

同時に自分がやってみたいペットシッターという職業の存在を知り、あっさり会社員を辞めて副業として挑戦してみました。

なぜ会社を退職したのか?

なぜ会社を退職したかというと、その会社が副業禁止だったから。

そもそも睡眠を取れないような働き方で、副業をするのは難しいと思いました。

私はこの時の自分の直感を信じて、本当によかったと思っています。

高収入の会社員を辞めてゆるく働く選択をしたことに、後悔したことは一度もありません。

このことについては、こちらの記事にもまとめています。

なぜ複業なのか?

なぜ最初からペットシッター事業を立ち上げなかったかというと、私の場合は大金を投入して起業に失敗した先輩たちを何人も見てきたからでした。

成功した先輩たちを見ても、事業を軌道にのせるまでの強靭な精神力を目の当たりにし、「ぐうたら人間の自分には無理だな」と思いました。

小さく始めてみることが大切

そこで私は最初に、小さく始めてみるという方法で挑戦しました。

そのために、最低ラインの収入源は確保しておきたい。

私は今までのキャリアを使えるような仕事で、週3日だけ働くことにしました。

厳密には週5で採用いただいたのち、週3に変更していただきました。

こうすることで、どんな副業に挑戦しても良いし、失敗しても食べていくことはできます。

そう考えると、「やっぱり好きじゃなかった」「向いてなかった」「飽きたから別のことをやろう」と、気軽にどんどん乗り換えていくことができるのです。

そして、やりたくない時期はやらなければいいだけなので、ぐうたら人間の自分にはぴったりの方法でした。

これは今も同じで、常に2〜3つくらいのゆるい副業(というか趣味?)を抱えています。

私の複業の具体例

私の複業とは、たとえば以下のような形です。

  • 20代 本業:営業・ディレクター
    • 複業:ナシ
  • 30代 本業:派遣
    • 複業:ライター+ペットシッター
  • 40代 本業:ペットシッター
    • 複業:ブログ+資産運用

中でも最初に直感したペットシッターは、ありがたいことに副業が軌道に乗って、30代半ばで本業となりました。

ただ、やっぱりリスク分散と自分が楽しむために、今もいくつか複業の種は撒いている状態です。

複業のメリットは、リスク分散

私の場合は、実際にペットシッターはコロナ禍に収入が激減した時がありました。

しかし、その時には資産運用のほうが育ってきていたので、精神的にはかなり楽でした。

このようにいざとなったときに収入源の分散化をしていれば、生活が破綻することはありません。

さらに収入が必要になった場合は、過去の複業(ライター等)を始めればよいですし、次に何かあった時はもしかしたらブログが育っているかもしれません。

そう考えると、やはり複業はリスク分散になるのではないかなと思います。

余力で本業+副業で挑戦

私の前職は制作ディレクターだったので、コピーライティングやデザイン、校正、進行管理などを生業にしていました。

そのため派遣では、そのスキルを使って楽にできる進行管理系の職となりました。

これは自分が希望を出したわけではなく、派遣会社がスキルマッチするような職種をあててくれたのだと思います。

そのおかげで実際に働いてみると、自分のスキルの3割ほどの力で重宝されたので、ストレスなく楽しかったです。

副業が初めてやる分野ならば、並行する本業は、なるべく前職の経験を使った仕事がよいかもしれません。

「そんな経験もないよ。」という方は、時間給アルバイト(できれば過去に経験あるもの)はいかがでしょう?

コツは、残業がないこと!時間が区切られているので、自由時間を確保しやすいですよね。

合わなかった挑戦もたくさんある

最低限生活できる収入が確保できたところで、ここからは副業の話です。

私の場合は、副業としてライター業も小さくやってみました。

が、商業的に書くことはあまり好きではなかったようで、こちらはあっさり辞めました。

ほかにもいくつかやってみたけどすぐ飽きた、みたいなものはたくさんあります。

何が自分に合うか、楽しいか、は、やっぱり自分でやってみないとわからないんですよね。

そのため、

最低限の収入源を確保しつつ、新たな分野で小さく挑戦してみる

というのが、複業として成功する確率の高い方法なのかなと思います。

コツは、お金にならないけど好きなこと

そして、私が最も強くお伝えしたいことがこちら。

複業をする上でのコツは、

お金にならないけど自分が好きなことを1つでもいいから含める

ということ。

私にとっては、それが今の本業となったペットシッターでした。

ここで大切なことは、収益を追わないこと。

「副業で稼ぐ」への期待値は下げておこう

というのも、私が最初にペットシッター会社でアルバイトしてみた時は、1件1000円みたいな世界だったからです。

しかも、1日に回れるのはせいぜい3、4件。移動を含めると、稼働は7時間でした。

もしこれを最初から「仕事」と考えたら一気に辛くなりませんか?

実際に「好きなことで稼ぎたい♪」と夢に期待を膨らませていた方達は「全然稼げない」と1ヶ月経たずいなくなりました。

これはこの職業だけじゃなくて、例えばこのブログ運営もそうですが、どんな新しいことにも言えることだと思うんですよね。

複業は、好きなことで働くための種蒔き

私は本業で収入があったので、最初のペットシッターでは、とにかく「興味のあることを経験させてもらう」という感じでした。

ありがたいことに、その会社の社長(いわば私の師匠)はノウハウを快く教えてくださる方だったので、独立した今でも感謝しています。

その後、自分で事業を立ち上げる時には、報酬を相場より高く設定したり、固定費をなくしたりして事業として成立するよう調整しました。

複業のコツは、楽しむこと。

種を蒔いて水やりしながら、芽が出るかどうか気長に待つのです。

それくらいの温度感で自分自身が楽しんでいると、不思議とそのどれかが育ってくるんですよね。

そのため、私はやはり収入源は本業で確保し、新しい挑戦は副業でやるのが最適解ではないかな、と思っています。

まとめ

以上、私がみなさんにお伝えできる、複業のススメでした。

結論は、こちら。

  • 収入は本業で確保する
  • 新たな分野は副業で小さく挑戦してみる
  • お金にならないけど好きなことを1つでも含める
  • 最初から稼ごうと思わない
  • 種を蒔いて気長に楽しむ

ちなみに、今の私にとっては資産形成のほかに、このブログは複業として残りそうだなと直感しています。

収入になるかはわからないけれど、この半年で確実に人生を楽しむものに育ちました。

いつも読んでくださる皆さん、ありがとう。

私の願いは、今がんばりすぎている皆さんの人生の選択肢に「好きなことでゆるく働く」ことを加えてもらうこと。

そして、それを実現するための方法や思考を、少しでもお伝えできたら嬉しいです。

私は自分の直感と価値観を信じ、今後も好きなことでゆるく働きたいと思っています。それでは♪

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