どんな髭剃りにも哲学がある。もちろん、どんな仕事にも。

ペットシッター

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

サマセット・モームが書き残したといわれる、

「どんな髭剃りにも哲学はある」

という言葉が好きです。

これは私の好きな村上春樹氏が、よく作中で引用する言葉。

今回は、「どんな髭剃りにも哲学はある。もちろん、どんな仕事にも。」についてお伝えします。

どんな髭剃りにも哲学がある

モームは数々の名言を残した、イギリス人作家です。

「どんな髭剃りにも哲学がある」は特に有名な言葉でもないのですが、村上春樹作品では頻繁に登場していました。

エッセイの説明がわかりやすいので、抜粋させていただきますね。

サマセット・モームは「どんな髭剃りにも哲学がある」と書いている。どんなつまらないことでも、日々続けていれば、そこには何かしらの観照のようなものが生まれるということなのだろう。僕もモーム氏の説に心から賛同したい。

村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」より

私も、これには納得しかありません。

どんな些細なことでも、日々続けていれば、自分なりの哲学が生まれます。

なんの根拠もない私の個人的な感覚ですが、私の周りにいるFIREした人たちには、より共感してもらえるんじゃないかな。

自分の習慣(整理整頓や運動など)を、ストイックに継続する人が多いので。

仕事も髭剃り哲学の延長でうまくいく

私の事業が軌道に乗ったのは、まさにこの髭剃り哲学があったからだと思います。

10年前は、ペットシッターという仕事は、まだあまり世間に浸透していませんでした。

そのため、ペットシッターとしての理想像を、自分で組み立てていく必要がありました。

とはいえ、やってみないとわからないことだらけだったので、私はモームの言葉を思い出し

どんな業務にも誠実に続けていれば、哲学が生まれる

と、目の前の業務をひたすらこなしていきましたよ。

すると予想していた通り、自分なりの哲学が醸成され、ペットシッターとしての理想像ができました。

自分なりの哲学例

自分なりの哲学は、本当に小さなことから大きなことまで無数にあります。

大きな哲学でいくと、たとえばこういうこと。

  • ペットシッターとは、動物危機管理のプロフェッショナルであること

小さな哲学でいくと、たとえばこういうこと。

  • ビニール袋一枚でも、お客様宅から拝借(お借りする)ことはしない
  • お世話時間は、自己都合では1分たりとも短縮しない

こういうちょっとした哲学がじわじわと生まれる過程自体が、自分に誇りを持てることに繋がったりするものですよ。

個人で事業をしたり、フリーランスとして働く時の醍醐味って、こういう

自分の哲学をもつ

ということも、あるんじゃないかなあと思っています。

あなたの暮らしで、あなただけの哲学はありますか?

きっと誰にでも何かしらあると思いますので(髭剃りにあるくらいなのでね)、ぜひ言語化してみてほしいなと思います♪

まとめ

以上、「どんな髭剃りにも哲学はある。もちろん、どんな仕事にも。」についてお伝えしました。

こういう哲学って、自分で考える訓練・能動的な生き方をしていないと、なかなか生まれにくいものだと思います。

ただ、会社員時代、私が出会ったすばらしいお仕事をする先輩や上司には、必ずこの哲学が細部に至るまでありました。

私も、趣味でも仕事でも、自分なりの哲学をもった生き方をしたいなと思います。

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