こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
お客さまから、立派な金目鯛と鯛をいただきました。

私は漁師の娘ではありますが、専門はカニとウニでして…。
カニやらウニやらを剥くのは一般人の20倍速いのですが、こんな立派な高級魚は、ちゃんと捌いたことがございません。

YouTubeで裁き方を教えてもらおう。
今回は、「命をいただくということと、日本独自の美しい文化。」についてお伝えします。
命をいただくということ
パックで売られているお肉・お魚をいただいていると、命の重みを感じるのが難しいですよね。
私は、このことひとつとっても、人間とは業の深い生きものだなと思っています。
漁師や猟師の多い地域で育ったので、生きものの命をいただいているという感覚は忘れたくないのですが。
自分も動物が好きと言いながら、自分の手を汚さずに、無意識にお肉を食べている。
これ、この世を離れてから、閻魔様に「きみ、地獄へGOね⭐︎」と言われても、仕方ないんじゃないかな?と密かに思っております。
菜食主義にはならないのか?
うちは、母がガンを患ってから一時期ナーバスになり、ゆるやかな菜食主義となりました。
私も母に付き合ってお肉を絶った時期があるのですが、たまに食べたお肉(特に豚肉)がとても臭く感じてしまい、悲しくなった記憶があります。
お肉が好きだし、身体が欲している。でも、自分で猟をするほどの覚悟もない。
というわけで、いろいろ考えた結果、ほどよく鈍感になって生きていこう、と自分に折り合いをつけました。
このへんは人によって様々な判断があると思いますし、私は全ての価値観を尊重します。
日本の「いただきます」はすばらしい言葉

これは、あくまで私の場合なのですが…。
だからこそ、毎度の食事には忘れずに、いただく命に心からの感謝をしたいと思っています。
ここで、私がこれぞミニマルだと思う、素晴らしい日本特有の文化をご紹介しましょう。
それは、「いただきます」という言葉です。
私は英国で暮らした時に、このワードの美しい力強さに気づきました。
クリスチャンのお祈りの時間をギュッと短縮したような、潔く命をいただく覚悟を込められる言葉なんですよね。
海外にいると、これが自分のアイデンティティのひとつだな、と感じる瞬間が明確にありました。
あなたは、毎日の食事に感謝していますか?
神経質になる必要はないけど、ほかの命に感謝することで、まいにちの視界がちょっと豊かになるかもしれませんよ。
まとめ
以上、「命をいただくということと、日本独自の美しい文化。」についてお伝えしました。
私の結論は、こちらでした。
- ほどよく鈍感に暮らすけど、命に感謝することは忘れない
- 日本の「いただきます」はすばらしい言葉
ちょっとめんどくさい記事になってしまいましたが、海の近くで育った私の、命をいただくという感覚でした。
そういえば、鈍感に生きる私でも、映像を見てしまってから苦手になったものがありまして…。
フォアグラをつくる工程を見てからというもの、意図せず出てきたらありがたくいただくけど、事前に選べるならば避けるようになりました。

映像の力は強いから、もう観ないようにしてる。
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