こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
こちらの記事、たくさんの方に読んでいただいたようです。ありがとうございました。
この記事を書いていて、ふと派遣+副業をしていた日々を思い出しました。
そこで、今思えば無謀な行動をしていたなーと思ったので綴ってみます。
今回は、「個人事業には、勢いが必要な時がある。どうしたらできる?をしつこく考えよう。」についてお伝えします。
私の開業初期での成功分岐点は、勢い

私は基本的に、やりたいことがあった時に
どうしたらできる?
をしつこく考えるタイプ。
誤解なきよう言っておきますが、これは戦略ってわけでもなく、私がやりたいことを我慢できないだけです。
しかも、私は倫理観もまあまあ薄いので、実現のためならギリギリのラインもあっさり攻めます。
こういう、自分の短絡的な猪突猛進さを紹介するのは、正直ちょっと恥ずかしい。
ただ、こういう無謀な行動が、私の開業初期での成功分岐点になったのも事実。
その事例のひとつが、派遣先の昼休みを使って、勝手に副業をしていたことでした。
派遣先の昼休み中に副業
派遣先の昼休み中に副業というと、SNSやブログなどを想像される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私のやりたい副業とは、ペットシッター業でした。
結論からいうと、私は職場の昼休みにお客様宅に行き、わんちゃんのお世話をしていたのです。
今ふりかえると、いやこれアウトだろ!と自分でも思います。
しかし、当時は、どうしたらできる?を考えた結果、特に疑問もなく、それが最適解だと思ったのです。
どうしても受けたいと思った依頼
ある時、お客様のご紹介で、このような新規依頼がありました。
月曜から金曜まで、日中のどこかで1時間ほど、愛犬のお散歩をしてほしい
当時の私は、すでに日常が埋まるくらいには依頼をいただいていて、本業の前後の朝晩でペットシッター業をしていました。
そのため、さらなる依頼は、現実的に時間の捻出が難しい。
いつもなら、お断りする流れでした。
しかし、その時の直感で、この依頼はどうしても受けたい!と思ったんですよね。(いくつか理由があるけど、長くなるので割愛します。)
そこで私はどうしたらできる?を考え、結果、このアイデアを採用しました。
会社の昼休みを30分伸ばし、移動含め1時間半のあいだでこの仕事をしよう。
自分らしいと思うのは、先にこの依頼を受け、本業の昼休み時間を事後調整したこと。
後からどうにかする戦法、発動
もうこの時点で、派遣元に知られたらめちゃくちゃ怒られそう。
ですが、私としては、
もしバレて怒られたり、問題になったりしたら、派遣を辞めればいいや〜。
くらいに思っていました。
前職で鍛えた調整スキルがあったことも、おおらかでいられた理由だったかも。
バランス感覚って大事
私はかなり幸運でして、当時の職場の上司は、話が柔軟に通じる良い方でした。
そのため、この件もなんとなくいける、と思ったんですよね。
具体的には、私は派遣元を通さず、職場の上司に直接このような相談をしました。
退社を30分伸ばすので、昼休みを30分伸ばしたい。

大ごとに捉えられぬよう、話のついでみたいなトーンにした。
上司は快く、私のよくわからない提案を受け入れてくれました。
ちなみに、そのあいだ何をしているのか?(答え:副業)は、明らかになるとお互いに面倒なので、上司ともども暗黙の了解でした。
こういう杓子定規にならないバランス感覚も、前職で自分に管理職の経験があったからこそ見えたことだな、と思います。
結果、その仕事が事業分岐点になった
おかげさまで、私はその犬さんが天寿をまっとうするまで、長きに渡ってお世話をすることができました。
このご縁が大きく次に繋がったし、なにより私の自信になった経験なんですよね。
ちなみに、昼食をとる時間はなかったので、気がつくと1年で7キロほど痩せていました。

職場の人に心配されて、はじめて気づいた。
当時の私は、そのくらい、自分の事業に夢中だったのだと思います。
攻めるべき時は、何が何でもやりきる
この勢いって、私は個人事業をするなら、めちゃくちゃ重要だと思っています。
慎重すぎるとチャンスを逃す。杓子定規だと通るものも通らない。
でも、いい加減すぎると、途中で崩壊します。
そして、私が個人事業で最も重要だと思っている姿勢はこちら。
一度受けた依頼は、何が何でもやりきる。
誰も教えてくれないけど、やはり個人で事業をするならば、これは必要な覚悟だと思いますよ。
実際に私のまわりでうまくいっている人は、年齢性別関わらず、みなさんこういう身を尽くした下積み時代があります。
あなたが何かを始める時、ほんの少し、この感覚をもって挑戦してみてくださいね。
まとめ
以上、「個人事業には、勢いが必要な時がある。どうしたらできる?をしつこく考えよう。」についてお伝えしました。
私の結論は、こちらでした。
- 個人事業は、勢いで攻めるべき時がある。
- どうしたらできる?をしつこく考えよう。
- 一度受けた依頼は、何が何でもやりきる。
あたりまえですが、ぐうたら人間の私ががっつり副業できたのは、それが心から好きなことだったからです。
体力的にはハードな日々だったけど、動物と働くことも自由な個人業も、楽しくて仕方がない!という状態でした。
もし好きなことじゃなければ、あんなふうに自ら朝から晩まで働くなんて全然無理です。
そのため、あなたが好きかも?と思う仕事があれば、ぜひ一歩踏み出してみてほしいなと思います。
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