【継続する才能】ゆるく働きたい40代主婦が資産1800万円に挑むサイドFIREへの道。

サイドFIRE

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

私は現在、夫の扶養内で個人事業主としてゆるやかに活動しつつ、サイドFIREを目指しています。

直近の目標は1800万円。具体的には、自営業妻の私は月12万円を家計に入れると、問題なく暮らしがまわります。その半分を資産に働いてもらうとしたら、FIRE4%ルールで1800万円あればいいらしいです。

人生を楽しみつつ目標を達成するために、私は積立を「コツコツ継続する」ことを決めました。

こう書くと平凡な話ですが、「継続する力はれっきとした才能である」という私の学びを、皆さんにご紹介できればと思います。

ゆるく働きたい私の正しい投資手法とは

私は忙しく働きたくないので、月々の収入はそれほど多くありません。

人生を我慢せずに個人資産を増やすにはどうしたらいいか、と考えて、8年前に試してみようと思ったのが、長期インデックス投資でした。

今となっては王道ですが、当時はあまり情報がなかったため、全部溶ける覚悟で恐る恐るNISAを始めました。

今でいう暗号資産に近い感覚だったよ。

そして、私がやったことといえば、コツコツ継続するのみでした。

現在1000万円の運用ができているので、私にとってはそれが正しい方法だったのだと思います。

小説ノルウェイの森での「継続する才能」エピソード

ここで、私の好きな村上春樹さんの代表作「ノルウェイの森」で、この「継続する力」についてのエピソードがあるので紹介します。

ピアノを器用上手に弾く女の子に出会った先生が、彼女の才能について第三者に語る場面です。

惜しいなあと思ったわよ。小さな頃から良い先生についてきちんとした訓練受けたら良いところまでいってたのになあってね。でもそれは違うのよ。結局のところその子はきちんとした訓練に耐えることができない子なのよ。世の中にはそういうひとっているのよ。素晴らしい才能に恵まれながら、それを体系化するための努力ができないで、才能を細かくまきちらして終わってしまう人たちがね。

村上春樹「ノルウェイの森」より引用

努力し続けられる才能とは

その先生が言うには、こういうことです。

たとえば、難曲の楽譜を初見で、それも見事に弾ける子がいたとする。周囲は圧倒されて、自分はとてもじゃないけど、その才能には敵わないと落胆する。でもそれだけ。

その人には器用さと瞬発力はあるけれど、その才能だけではその先には行けない。

なぜその先へ行けないかというと、行く努力ができないから。努力をする訓練をしてきていないから。

つまり、努力し続けられることも才能のひとつ。それがある人だけが、その先の世界に行けるということです。

私は19歳で出会ったこのエピソードが、今でもずっと自分の中に残っています。

継続する訓練から逃げてはいけない

ここから学んだことは、「どんな世界であれ自分がその先に行きたいならば、努力する訓練というものから逃げてはいけないのだ」ということです。

言葉にすると当たり前なのですが、人は自分の身銭を切って体験したことでしか学べないことがあります。私は、その一つが「努力しつづける訓練」だと思っています。

上記の話でいくと、ピアノでいうなら「毎日数時間練習する」「その一音の意味を突き詰めて考える」「指の動きや技術の差の、あとほんの少しを埋める」というようなことです。

器用さで9割が出来ても、やはり最後の1割を決めるのは、継続する努力です。

部活、仕事、勉強なんでもいい

前職で出会った有名なクリエイティブディレクターも、「神は細部に宿る」といっては絶対に妥協しない姿勢を貫き続けました。

努力し続ける訓練については、部活や習い事、受験勉強など、何かに打ち込んだ経験のある方なら、きっとなんとなく理解できますよね。

努力を継続し、それが結果になる。その成功体験は、見たい世界の一歩その先に自分を運んでくれるのです。

継続する人がサイドFIREの世界にいける

長期投資の世界でも同じ。コツコツ継続することのできる人だけが富を手にします。

いろんな誘惑や、次々にでてくる必勝法みたいなものに惑わされず、相場下落時も胆力を持って向き合う。

近道もない地味な方法ですが、これを淡々と継続することで私は1000万円の世界を見ることができました。ということは、きっとこの方法が私だけの正攻法だということですよね。

それならば、さらにこれを継続することでサイドFIREの世界にも行けるはずだと思っています。

私は全くの凡人ですし、算数もまともにできないおばかさんです。でも、私には継続力という才能があります。

そして、このブログをわざわざ毎日のように訪れてくださる皆さんにも、絶対に同じ力があるはずなんですよね。

まとめ

以上、「継続力はれっきとした才能である」という私の考えを皆さんにご紹介しました。

上記の「ノルウェイの森」は、まだ読んだことのない方は是非読んでみてください。私に最も影響を与えた小説で、20年経った今でも私の思考の糧となっています。

今後もこの本の登場人物のレイコさんから学んだ「継続の力」を大切にして、今後の人生や資産形成もがんばりたいなと思います♪

【関連】私が人生で最も「継続する努力」をしたときの話です。よろしければどうぞ。

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