こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
このブログを始めて以来ですが、仕事で久々に落ち込むことがありました。
原因は、私のミスコミュニケーション。
自分が情けないよ。めそめそ。
今回は、仕事でミスをしたときに私がどのように対応しているか、個人事業主のリアルを紹介したいと思います。
失敗は私の英語力が原因
失敗の原因は、私の英語聞き取り能力の低さにありました。
全く日本語ができない海外の方との最初の打ち合わせで、私が依頼内容を勘違いしてしまったようです。
具体的には、私は「旅行中に毎日2回(朝と晩)きてほしい」という依頼だと思っていたところ、どうやらそれとは別に「今後365日、毎日2回きてほしい」というご要望だったようです。
こういう依頼はかなり珍しいのですが、住み込みで働くような専属ベビーシッターを頼むのと同じ感覚ならば、外国人富裕層にはありえます。
旅行中の依頼とは別に、毎日の依頼もされていたことを、私はすっかり聞き逃していたようなのです。
数週間後に「明日か来週からスタートしたい。1日2回。明日から来れますか?」とメールをいただき、私が依頼内容を勘違いしていることに気づきました。
その後の対応
とりあえず15分ほど思考停止し、自分のミスに気づいて激しく落ち込みました。
しかし私は個人事業主のため、自分のミスの始末は自分でつけるしかありません。
自分が事前の打ち合わせで勘違いしていたことを詫び、代案をお伝えしました。
それは、
- 毎日2回は無理だけど、週3日の午後ならば受けられる。
- 今月いっぱい、ご希望通りに対応する。
- 毎日2回が絶対ならば、今月中に別のペットシッターを探してほしい。
というものでした。
思考の優先順位
こういうミスってきっと誰にでもあると思いますし、私の場合は悲しいかな、この先もあると思います。
大切なのは、ここでの思考の優先順位。
- 誠意を持って対応する
- 代案を用意する
- 自分の譲れないラインをきちんと提示する
- ミス回避ルールを見直す
私が落ち込むのは、いったん全てを対応した後です。
それぞれ見ていきましょう。
ミスした時の行動① 誠意を持って、代案を提示
起こしてしまったミスは、謝るしかありません。
そして今回は、今月いっぱいはご希望通りに対応するという代案を提示しました。
お客様には、その間に別のペットシッターを探すこともできます。
ミスした時の行動② 自分の譲れないラインをきちんとお伝えする
自分のミスで心苦しい時なので見失いがちですが、実はこれが一番重要。
二次被害を出さないために、自分の譲れない線引きをきちんとお伝えすることにしています。
今回の場合は、私でいうと毎日2回の訪問ではなく「週3回」というライン。
これはお客様にとっては自分の希望とはかけ離れた案だと思いますし、私も毎日2回が全く不可能かと言われるとそうでもありません。
一瞬、トラブルになるくらいなら受けてしまおうかな、収入も増えるわけだし…と思いそうになるんですよね。
しかし、これは絶対にしてはいけない判断です。
自分の譲れない線引きとは
私は「好きなことでゆるく働く」という働き方を、とても大切にしています。
一人でこの仕事をやっているので、365日の依頼を受けることは想定していません。
他のお客様にも定期契約の場合は、介護など目が離せないという事態を除いては、週3回がほとんどです。
そのため申し訳ないからといって、この依頼を一度受けてしまったら、自分が不幸になるだけ。
最終的にお客様に搾取されている気分になってしまったり、好きなはずの仕事が辛くなったり、体を壊してしまう可能性だってあります。
そのため、どんなに心苦しくても、ここは一線を引いてはっきりお伝えするようにしています。
ミスした時の行動③ 落ち込む前に、ミス回避ルールを見直す
お客様へのお詫び&代案提示メールを終えたら、
- 今回出たミスで何がまずかったのか?
- 今後同じミスを回避するためにはどうしたらよいか?
を見直します。
この場合のミス回避策
たとえば、私の場合は以下となります。
- 今回出たミスで何がまずかったのか?→自分の英語力→ビジネス英語(主に聞き取り)を再度勉強する
- 今後同じミスを回避するためにはどうしたらよいか?→打合せ後にメールで依頼内容を送付
1は長期目標ですが、2は明日からできるルールです。
人によると思いますが、私の場合はこれをしてから、ようやく盛大に落ち込みます。
ズーーーーーーン。
まとめ
以上、仕事でミスをしたときに私がどのように対応しているか、個人事業主のリアルをご紹介しました。
実はこれを書いている今も、お客様から次にどういう反応が返ってくるのかハラハラしています。激怒されるかもしれませんし、そうでなくとも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
個人事業主って自由なぶん全責任を負います。そして会社員のようにすぐに上司に相談できる環境でもなく、ミスもトラブルも一人で収束させなければいけないんですよね。
そのため好きなことを仕事にしたい場合は、人生の前半は会社員でキャリアをつけて(できれば営業種が便利)、事業として立ち上げるのが良い流れなんじゃないかなと思っています。
好きなことで自由に働くということには、たまにはこういうこともあることを知ってもらえたらと思います。それでは!
【追記】以下、後日談です。