こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日、同じく個人事業主で働く同業者から「税理士さんにまるっとお願いしていて、いくら払っているかもわからない」と聞いて驚きました。
詳しく聞くとどうやら、税理士さんへは毎年数十万円(相場よりだいぶ高額)を支払っており、さらに全く節税対策がとられていなかったようでした。
こういう話を聞くと、節税知識って本当に大切だなと思います。そして、知識の前に必要なのは、きっと思考停止しない力。
今回は、私が最も必要だと思う教養について綴ります。
現代において最も必要な教養とは
現代において私が最も必要だと思う力が、2つあります。
- 自分で思考し決断できる力
- 思考を言語化できる力
現代で必要な教育① 自分で思考し決断する能力
私は自分の人生を切り拓くためには、自分で思考し決断する力が最も必要だと思っています。
なぜなら、相対的な価値観や自己肯定感の低さと合わさると、人は簡単に他人の思考に惑わされてしまうからです。
私にもしこの力がなければ、右に倣えの教育に飲み込まれ、自分が何を望んでいるのかわからないまま他人の価値観で生きることになっていたことでしょう。
学歴教育だけでは大成しない現代
たとえば、多くの場合は学歴教育が重視されるので、何も考えずその波に乗るとします。
しかし、自分の意志なくその波に乗ったところで、現在は私たちの親世代が想像していたような収入は得られませんよね。日本でそこそこ優良企業に就職したところで、物価上昇とのバランスが悪すぎます。
私の周りで多くの収入を手にしている人たちは、やはり自分でキャリアアップの挑戦をし、外資系企業や海外で働いたり、副業を始めたり、自ら思考し決断しています。
自分で思考する力=お金を守る力
資産形成においても、自分で思考する力はお金を守る力に直結します。
たとえば、私は資金力のない個人事業主なので、税理士さんに頼らず、節税方法は自分で一から調べています。自分に似た個別ケースをネットで調べ、自分に当てはめて確認していくのです。
そうすることで、グレーゾーンの精度を高められますし、危ない橋は渡らずに王道の節税方法だけを実行することができるんですよね。
しかし冒頭で話したように、周囲の同業者仲間には、これをやらずして税理士さんに大金を払っている方が本当に多い!皆が口を揃えて「わからないからプロに丸投げしている」と言っていました。
プロに丸投げが最も危険
何度も言いますが、王道の節税方法のレベルならば自分で調べられることです。ここで思考停止することで、せっかくの利益が毎年何十万円も飛んでいっているのです。
これは投資に関しても同じですよね。ネット証券口座ではなく、銀行窓口で高額の投資信託を購入している方々も「わからないからプロに丸投げしている」という状況に近いと思います。
もちろん本当に自力では難しいことならば、プロを頼るべきだと思います。ただ、運営方針を決めるのはいつだって責任者である自分です。
大切なのはそこを考え見極める力。
私は自分で思考し問題解決する力は、自分のお金を守るために最も必要な力だと思っています。
現代で必要な教育② 思考を言語化する能力
私が思う現代に必要な能力2つめは、自分の思考や感情を言語化する能力。
これは、昔、吉原の遊女を題材にした漫画を読んでいて、しみじみ思ったことでした。
昔の女性は読み書きを教わらなかったために、自分の感情や思考をうまく伝えられない場面が多くありました。
これって実は健やかに生きる上で非常に重要なスキルなんですよね。
私も、普段は直感だけで生きている人間なので、ふと負の感情になった瞬間に「それはなぜ?」と自分の中に深く入る作業をしています。
言語化することで、「ああ、これは自分に原因がある」と気づくことができ、負を取り除くことに繋がるのです。このことについては、こちらの記事にもまとめています。
つまり、この言語化する力があることで、自分を苦しめている原因がどこにあるかがわかり、解決する方法も見つかるのです。
では、それらの力はどうやったら身につくのでしょう?
2つの力を身につける方法
2つの能力を身につける方法は以下です。
- 自分で思考し決断できる力 →自分に問う、自分で調べる
- 思考を言語化できる力 →手紙、日記、ブログを書く
私はなんとなく自分の感覚に違和感を持つ際は「本当はどうしたい?」と問いかけることにしています。
私の場合は、自分に問いかけた時はすでに他人の価値観で物事を考えてしまっている時なので、自分の本当の願望に向き合い、軌道修正します。
そして、友人に手紙を書いたり、このブログを書くことで「ああ、自分はこう考えていたんだ」と自分の思考を認識することができます。
私がこのブログを完全な商業的な場にしないのは、自分に深く潜るための場としても重要な役割を持っているから。
思考を言語化することで、自分がどういうことに喜びを感じるのか、どんなことが許容できないのかがわかるので楽しいですよ。
まとめ
以上、私が最も必要だと思う教養は、自分で思考し決断できる力・思考を言語化できる力でした。
私は家庭環境が少し変わっていて、ありがたいことに小さな頃から当たり前のようにこれらの力を身につけることができました。
しかし、教育は親から子に与えるものだけでなく、自分から自分に与えることができるもの。
皆さんももし必要だなと思ったら、自分に問いかけたり文章にしたりして、自分の価値観や思考と向き合ってみてくださいね。それでは♪
【関連】私の親の放任な教育方法はこちら。