こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
自分の生涯に、いくら必要なのか?
これは、この不安定な現代において、永遠のテーマかもしれませんね。
私としては、自分たち夫婦なら一人2000万円あれば、まあ問題ないだろうと思っているのですが、これには一つ条件があります。
それはズバリ、親の老後にお金がかからないこと!
今回は、「親の老後資金によって、子どもが用意すべき資産は変わる?」についてお伝えします。
将来、親の老後にお金はかかるのか?
先日、お義母さんから食事に誘われたのですが、いつものごとく支払いはお義母さんでした。感謝。
「夫(お義父さん)からも、もふちゃんに美味しいものを食べさせてあげて!」と、昨日からずっと言われているのよ〜、と笑っていました。
なんて温かい人たちなんだ!
やはりその背景には、おふたりに経済的余裕があるというのも、大きいと思っています。
70代で働ける人たちは、やっぱりお強い
お義母さんは、公務員を立派に勤め上げ、数年前に大きな退職金がありました。
さらに、定年後も延長して働いていたため、完全引退するまで給与収入もありました。
私の父も、義父も、70代になってもなんだかんだ、まだ働いています。
基本的に、働くのが好きな人たち。
私の母は専業主婦ですが、FXや投資での個人資産があります。
つまり、我々夫婦の父母は全員、経済的自立達成組なんですよね。
お金持ちというわけでもないですが(全員中流家庭です)、
老後に突入する時点で、親が経済的自立をしていること
は、子どもの我々には、何より大きい価値かもしれません。
親の面倒を見るための資金を、考えたことがなかった
我々夫婦の場合、子どもの教育費もなければ、親の介護費も見積もっていません。
私が低予算サイドFIREなどと言っていられるのも、考えてみれば自分のことだけ考えていれば良かったからなんですよね。
そのため、家族を養ったり、親御さんを介護したりされている方々には、本当に頭が下がります。
私はゆるい生き方をしている人間ですが、自分の生き方が最高!と言っているわけではありません。
家族のためにと働く友人たちの生き方も豊かだと思うし、心から尊敬しています。
その前提でお話ししますが、私が介護費を見積もっていないのには、2つの理由があります。
親の介護費を見積らない理由① 全員が健康
もはや怖いくらいなのですが、我々の両親4人は、健康すぎるくらい健康です。
私の母だけは一度大病をしたのですが、ここ20年は風邪一つ引かなくなりました。
庭の畑を耕したり、自宅での食事会をしたりと、パワーがみなぎっている。
夫のお母さんも、こちらがびっくりするほどよく食べ、いつも背筋がシャッキリしてスマートです。
このままいくと、全員200歳まで生きるんじゃなかろうか?と思うくらいです。
ただ、これだけだと「蓋をあけたら介護・老後費用がなかった!」なんて話もありそうですよね。
親の介護費を見積らない理由② 全員が介護経験者
私が親の介護費を用意しなくていいと思う最も大きな理由は、本人たちにそう言われているからです。
というのも、お互いの両親が全員、介護経験者なんですよね。
数年前にわたしたちの祖父母を、それぞれが介護し、立派に看取りました。
全員が施設に入ったのちの大往生(!)だったので、介護が大変だったというわけでもなかったようです。
そのかわり、施設費用やリアルな介護費用については、本人たちが一番よく理解しているはず。
だからこそ、皆介護費についてはけっこうシビアに考えており、そこに「なんとかなるさ」のお気楽さはありません。
自分のことは自分で準備する両親
そのため、私は義母・実母ともに「自分のことは自分たちで用意しているから。」と、言われています。
すでに介護費用をつくり終え、老後の段取り(施設の候補とか)もゆるやかに決めているようでした。
さらに、ふたりとも「体が動くうちに」と、今から生前整理を始めているんですね。
なんか、もう、自分のお気楽さが恥ずかしいくらい、決めるべきところは外さない人たちです。
自分の親の介護費、どう考える?
以上のことから、私の場合は親の介護費が必要ないという結論になりました。
私は本当に運良く、その話をあちらからしてくれる環境でしたが、こういうのは早めに聞いておくにこしたことはありません。
あなたは親御さんと老後費用の話、していますか?
私が介護費用より重要だと思うのは、実は負債の有無です。
機会があればきょうだいとも相談したりして、年末帰省などで家のお金のことは整理しておきましょうね。
おまけ:何より怖いのは、老後の詐欺
そして、これだけはお伝えしておきたい!!!
最も怖いのは、彼らが用意した老後資金が、詐欺によって持ち去られることです。
いくらシミュレーションしたところで、これがあると一発で予定崩壊しますからね。
だからといって、これを見越して子どもが多めに資産形成しておく、というのもナンセンス。
そのへんは、普段からの親子コミュニケーションで、カバーしましょう!
まとめ
以上、「親の老後資金によって、子どもが用意すべき資産は変わる。」についてお伝えしました。
結論は、こちらでした。
- 私が低資産サイドFIREできたのは、親が経済的自立し、健康であるおかげ
- 早めに親と老後・介護費用の話をしておこう
- 普段からの親子コミュニケーションで、老後詐欺を防ごう
あと、もし毒親さんだったら、法の力を借りて縁を切るのもアリですよ。(※法的に親子関係を解消することはできませんが、戸籍の分籍、相続放棄、住民票の閲覧制限等いくつか有効な手段がありますので、調べてみてください。)
共依存関係含め、難しいという気持ちは重々承知の上で、それでも私は背中を押します。
私の友人も何人か、これで経済的不安から脱却し、自分の人生を生きる道に繋がったので。
人生の手持ちのカードは変えられないけど、工夫することはできます。
私も、たとえばもし親に一切の介護資金がなかったら、それなりに工夫して(国のあらゆる制度を調べたり)、なんとかなるようにするんじゃないかな?
人生は自分のもの。最大限、自分が幸せになれる道を選んでいきましょうね♪
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