こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
いやあ、Netflixを契約して数週間。
控えめに言って、最高です。
こんなに手軽に毎日を楽しめて良いのでしょうか?
私は田舎で娯楽の少ない環境で育ったので、このような現代の便利娯楽ツールには心から感謝しています。
今回は、私が心から好きな映画について、「好きなことに夢中になった経験は、幸せへの燃料になる」という私の持論をご紹介します。
娯楽の少ない環境で育った私
私は電車も走っていないような田舎で育ったため、娯楽が少ない環境でした。
ふだんの私の遊び相手は、近所の自然と、相棒のゴールデンレトリバーや猫たち。
たまに図書館に行ったり、人間の友達と遊んだりもしましたが、車がないとどこにも行けない田舎のため、動物たちと気ままに近所の林を探検したりするほうが好きだったんですよね。
ただ、遠洋船に乗る父が帰ってきた時だけは違いました。
年に1、2度しか陸に戻らない父は、私にとって大量の娯楽を持ち帰る、いわば伝道師的存在だったのです。
私にとって貴重な娯楽とは
幼少期の私の最大にして最高の娯楽は、洋画でした。
遠洋漁業の大型船は海の上に数ヶ月滞在するため、閉鎖的空間で楽しめる娯楽が必要です。
そのため、船にはたくさんのVHSビデオテープが会社から支給されていました。
今はもう売ってない代物だね。
そこで払い下げになったものや、個人で購入したものを、年に1度、父が大量に持ち帰ってきてくれたのです。
それが、私たち兄妹にとっては宝の山でした。
父が持ち帰った洋画テープの一例
その時のラインナップは、たとえばこういう感じ。
- グーニーズ
- グレムリン
- バック・トゥザ・フューチャー
- インディジョーンズ
- 幽幻道士(キョンシー)
- E.T
- ネバーエンディングストーリー
- ラビリンス
わかる方いますかね?
もちろん他にもたくさんありますが、私の幼少期はこれらをはじめとする洋画の世界に夢中でした。
今観ても楽しい!
当時のハリウッド映画は、子どもにとって黄金期
当時のハリウッド映画は、子ども用娯楽作品の黄金期。
自分と同じような年齢の子どもたちが、ファンタジーの世界で冒険するといった内容が非常に多かったのです。(今ではハリーポッターがその最高峰ですね。)
もちろんドラえもんなどの日本アニメ映画も好きでしたが、私が夢中になったのはなぜか海外のファンタジー映画でした。
私は彼らの友達になり、一緒に旅をする感覚で、毎日飽きずに夢中で観ました。
どれくらい夢中だったかというと、中学1年生の時に私の憧れのスター・マイケル・J・フォックスに会いたいと親に懇願し、なんと一人でハリウッドにまで行ってしまったくらいです。
現実は観光地の手形と写真を撮っただけ。それでも夢の中にいるみたいだった!
バックパックで一人旅をするように
それからというもの、私は、
- 彼らのような冒険がしたい
- 新しい世界を見てみたい
- いろんな文化を知りたい
と思うようになり、高校卒業後にバックパッカーとして一人旅に出るようになりました。
子どもの頃から夢中だった冒険を、大人になってから自ら経験することのワクワクといったらありません。
そこで多くの価値観に触れることにより、以下のような、自分の人生の転機になることも沢山ありました。
幼少期に夢中になったものは財産
今振り返ると、娯楽は私の一部どころか、人生の半分を構成しています。
幼少期特有のワクワク感、憧憬、冒険心、挑戦心、勇気、仲間、全てがあの時期に詰まっていたんですよね。
さらに、登場人物は私のなかで生きているといっても過言ではないので、人生の岐路では「彼らならどうする?」と、心の指針になったりもしています。
私があなたに強く言いたいことは、
好きなことに夢中になる経験はとても貴重で、素晴らしいこと
だということです。
あなたのお子さんが何かに夢中になっている時は、「そんなことより勉強しなさい」と言いたくなるのをぐっと堪えて、そっと見守ってあげてほしいなと思います。
そして、あなた自身に「好きなこと」が見つかったら、なんとか仕事や家事育児と折り合いをつけて、誰の目を気にすることなく盛大に突き進んでほしいなと思います。
好きなことに夢中になった経験自体が、きっと幸せな人生への燃料となりますよ。
まとめ
以上、「好きなことに夢中になった経験は、幸せへの燃料になる」という私の持論をご紹介しました。
そういえば、幼少期に映画「バックトゥザ・フューチャー」を観て、
科学者ドクといつも一緒にいた、白いもふもふの犬
に強く憧れていたのですが、今足元を見ると同じような犬が寝ていて、あの頃の夢が叶ったんだなあと、また一つ幸せな気持ちになりました。
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