こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
あなたは自分の貯蓄額や資産の有無を、親に教えていますか?
今回は、私が「無用の依存心が生まれるくらいなら、資産額は親子であっても知らない方がいいな」と思った話をお伝えします。
皆さんも自分の場合はどうしたら良いのか、考えるきっかけにしてくださいね。
母からの質問
先日、母から今資産はいくらあるの?と聞かれました。
ちょうど東京に遊びにきた母とテレビを観ていて、円安のニュースが流れている頃でした。
私たち一家は、誰に教えられたわけでもないのに家族全員がそれぞれ投資をしています。
シニアの両親が投資とは、珍しいのかも?
特に母は長年FXをやっているので、この相場では大幅な利益が出ているようでした。
私が米国株インデックス投資信託を中心に購入している話は、母も知っています。
その流れで円安や米国株の話題になり、ふと「今どのくらい増えているの?」と聞いてきたわけです。
私の回答
私の総資産は現在1400万円前後です。
しかし、それを母に聞かれたとき、なんとなく「内緒♪」と答えました。
逆に、母にもこの相場のドル円でいくらの利益がでたのか聞いたところ、母も「内緒」と笑っていました。
ふたりとも、何か明確な考えがあって話さなかったわけではありませんでした。
ただ、私はなんとなく家族間でここまでの話はしないほうが、良好な関係でいられるんじゃないかなと思ったんですよね。
親子でも関係性は変化する
私がそう思ったのは、自立心の強い私たち親子でも、今後どこかで依存関係になる可能性がないとは言い切れないから。
さらに、今は親子の関係性は良好ですが、それが今後も続くとは限りません。
こう書くと、かなりドライに聞こえるけどね。
家族間で揉めるケースは意外に多い
というのも、祖母の遺産の記事をまとめた際に調べたところ、数百万円のお金で家族と揉めることってけっこうあるみたいなんですよね。
2016年の統計によると、家庭裁判所にもちこまれた遺産分割に関する案件(つまり揉め事)では、ほぼ相続税がかからない5000万円以下が3/4、さらに全体の3割が1000万円以下なのです。
家族であっても課題は分離する
私は家族であっても、お互いの課題は分離すべきと思っています。
もしかすると、親が大きな詐欺に巻き込まれたり、宗教にはまったりして、老後資金をまるっと失うことが、この先あるかもしれません。その逆で、私が被害に遭うこともあるかもしれません。
そのときに「生活に困っているのでお金を貸してほしい」と言われたら、あなたならどうしますか?
私はもし実際にそういう場面があったら、簡単に判断できることではないと思います。
ですが、無用な依存心を排除することは普段からできますよね。
私は、親には変な依存心はもたれたくありませんし、自分も親に持ちたくありません。
基本的には、親子であっても、お金の課題は分離するべきだと思っています。
まとめ
以上、私が「無用の依存心が生まれるくらいなら、資産額は親子であっても知らない方がいいな」と思った話でした。
たとえ親子であっても、お金に関しては自立していた方が良い関係となりそう、という私の感想でした。
それにしても、このドル円相場で母はいったいどのくらい利益を出しているのでしょうか。
私だったらデイトレードで何がなんでも相場に張り付いてしまうところですが(そして負ける)、母はその間も旅行したりしているので、あいかわらず相場とは良い距離感でトレードしているんだなと思いました。
親子であっても真似できないことはあるし、そういう意味ではお互い自立心を持って良い関係性を築きたいなと思います。
【関連】親子について良い関係性「課題の分離」という話。