こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私の母は、FXトレーダー歴15年。
75歳の今もなおモニター2台を監視して、何やら楽しそうにトレードしています。
今日はそんな母を見て「人生を楽しむのに年齢って関係ないんだな」と思ったお話を紹介します。
私も40代ですが、同じ年代の方々にも何をするにも遅いということはない!ということを知っていただきたいです。
母はFXトレーダー
大人になるまで知りませんでしたが、母は少し変わった人です。
私は大学進学により18歳で家を出ているため、しばらくそのことに気づきませんでした。
ですが、最近昔の母の年齢と今の自分が重なり、「あれ?なんかあの人変わってるな」とじわじわ気づくようになりました。
私の中でその思いが決定的になったのは、いつのまにか母がFXトレーダーになっていたことでした。
ハワイ旅行の際に、日本人のお金持ちっぽい方から「FXで財を成した」みたいな話を聞いたのだそうです。
60歳近くのおばさんがこれを聞いて、普通なら怪しいなどの感想で終わると思うのですが、母は違いました。
帰国後に独学でFXの勉強を始めたのです。
母の性格
思えば、私が小さな頃から母は少し変わっていました。
我が家は、電車もないような田舎町にありました。父は遠洋漁業の漁師のため、会えるのは年に1、2回程度。
母は今でいうワンオペという暮らしをしていたはずなのに、地域ぐるみの人付き合いはそこまで多くありませんでした。
学校の授業参観も最低限しか来なかったし、特に教育熱心でもなかったです。
専業主婦でママ友が皆無なのは、当時の田舎ではかなり珍しいことだったと思います。
母はママ友を嫌っていたというわけではなく、単純に彼らに興味がなかっただけのようでした。
行動力が尋常じゃない母
ママ友との付き合いがなかったかわりに、母は自分の興味のあることにはどんどん行動する人でした。
友人と事務所を借りて事務仕事をしてみたり、外国人留学生を迎え入れるホストファミリーをやってみたり、自分が楽しそうと思ったものにはすぐに手を上げて行動していたように思います。
好奇心旺盛で楽観的
それを象徴するエピソードがあります。
私が学校から帰ると、家にお坊さんやヒッチハイカーの若者がいることがよくありました。
母が車を運転していたら、道で旅をする僧侶や若者を見つけたので連れてきたというのです。
大人になってからこの話をすると皆驚くのですが、私にとってはこれは日常の一部でした。
食後やお風呂上がりに、彼らから旅の話を聞くのは楽しかったです。
今思うと、母子しかいない家に見知らぬ人を泊めるのはけっこう危険だと思うのですが、母は楽観的で好奇心旺盛でした。
シニアの投資セオリーは無視
そんな母なので、70歳をすぎても新しいことにどんどん挑戦しています。
実家は田舎なので周囲に投資話ができる人は皆無のようですが、ネットの世界にはFXについて情報交換する仲間がたくさんいるようです。
最近は、YouTubeでも勉強しているとのことでした。
私もここ数年で投資を始めて知ったのですが、
シニア世代は投資NG。リスクを減らすため現金で資産を持とう。
というのがセオリーのようですね。
ですが母はそんなものはガン無視、若者と同じようにリスクをとってトレードをしています。
それで大きく損をすることもあるかもしれませんが、そもそもその種銭は母が作り出したものです。
たとえ全て失ったとしても、誰かが何かをいう権利はありません。
追証だけには注意してほしいけどね。
75歳のおばあさんが複数のモニターと睨めっこしている光景を見ると、
何事も遅いということはないのだな
としみじみ感じます。
まとめ
以上、私が母から学んだことでした。
何よりすごいのは、母が難易度が高いと言われるFX投資で15年間退場していないということ。
こればかりは、努力とセンスと運もあるのかも。
私が投資で母から学んだコツなどは一切ないのですが(むしろ私は向いていないからやめた方がいいと言われた)、そういった母の背中を見てきたことで、新しいことを始めることには躊躇しなくなりました。
今も40歳をすぎてブログを始めていますしね。
もしあなたが年齢で躊躇していることがあれば、一緒に行動してみませんか?
母のように、何事も遅いということは、決してないと思いますよ。
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