こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
突然父が東京にやってきたので、そのへんの居酒屋さんに集合となりました。
今回は、「株で爆損中のもふ父、あいかわらず自由で楽しそうだった。」についてお伝えします。
いつも突然現れる父
父は77歳、いまだ現役の船乗りです。
遠洋船なので、普段は鹿児島だかフィリピンだかの海の上で暮らしています。
現在は、1-2ヶ月働いたら家に帰るみたいな暮らしをしていますが、帰宅の際は乗り継ぎ便の都合で、東京に1泊せねばなりません。
そのため、いつも羽田空港から、突然電話がかかってくるのです。
「おう、オラ今羽田さ着いた!暇なら刺身食うべ。」
どうやらこの日は、お刺身が気分だったようです。唐突だな…。
私はもう夜ご飯をいただいてしまったのですが、仕方ないのでお酒だけ付き合いました。
あいかわらず、日本株で爆損中のようです
以前ご紹介しましたが、父はほしいものがある時だけ船に乗ります。
もう歳も歳なので、いつ引退してもいいのですが、今回は「株がほしい」とのことで海に出ているそうな。
というのも、今年はとある新興株を全力買いし、結果300万円ほど負けているのだそうで…。
そもそも父は、母や兄と違っていつも負けている。
株とパチンコが生きがいの父
それでも健康が売りの父は、あっけらかんとしていて、
もっと株を買いたいから、もっと働くだ。オラの生きがいは、海と株とパチンコだべ。
と日本酒をグビグビ飲みながら、楽しそうに「今ほしい株」「今ハマっている台」について語っていました。
どうやら父にとっては、趣味といえば株取引をするか、パチンコに行くか、海の仕事をするか、の違いでしかないようです。
なんか、こういう生き方って、単純でいいなと思いました。
おまけ:なぜか手渡される、もみじ饅頭
なにかと行動がトリッキーな父なのですが、東京を訪れる際、私がいまだに謎なことが1つあります。
毎度「おう、これ食え。」とニコニコ手渡されるのが、なぜか広島名物・もみじ饅頭なのです。
広島から来たわけでもないのですが、どうやら個人的においしいと思うお菓子らしく、わざわざ羽田空港のどこかで購入するようです。
突然襲来する父から、毎度縁もゆかりもないもみじ饅頭2箱を渡される謎…。
おいしいけども。
その後は「もふ夫とウマイもんでも食え。」とお小遣いもくれて(こちらは普通に嬉しい)、満足そうに長年定宿としている格安カプセルホテルに帰って行きました。
というわけで、今回も娘は父の背中を見送りながら、
あいかわらず楽しそうで、自由な人だなあ
と、思った夜なのでした。
まとめ
以上、「株で爆損中のもふ父、あいかわらず自由で楽しそうだった。」についてお伝えしました。
小難しいことを考えない人が家族にいるって、私はけっこう価値だと思っています。
長年海の上で暮らしていた父には、基本的に陸での常識が通じません。
そのため、彼のシンプルな生きる姿勢に、時々ハッとするような学びがあるんですよね。
繊細さとは最も縁遠い父のように、自分もシンプルに人生を楽しみたいなと思います。
【関連】よろしければこちらもどうぞ。