【毎月赤字、どうする?】元小金持ちさん、自分軸で取捨選択するしかない。

資産形成

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

家計が毎月赤字。不安でたまらないんだけど、どうしたらいい?

という相談を、友人から受けました。

家計管理において一番のネックは、自分の優先順位がわからないことなのだなと思ったので、今回はその話をします。

今回は、【毎月赤字、どうする?】元小金持ちさん、自分軸で取捨選択するしかない。についてお伝えします。

毎月赤字に困っている、専業主婦の友人

友人は、高収入共働き夫婦(いわゆるDINKS)から、子育てに専念したくて専業主婦になった子です。

しかし、本人は気づいていませんが、どうやら金銭感覚は共働き時代のままのようでした。

特別使っていないのに、毎月家計が赤字なので将来が不安!とのこと。

金銭感覚が昔のままなら赤字になって当然だろ!と思われそうですね。

しかし、私もお恥ずかしながら昔は同じような認知の歪みがありまして、今の友人を笑ったりできません。

元小金持ちによくある、認知の歪み

今の暮らしの状況をよく聞くと、元小金持ちによくある、これらの認知の歪みが原因でした。

  • 身の丈に合わない暮らしをしている
  • お金を使う優先順位がわからない
  • 「普通は」「みんなは」思考から抜け出せない
  • 将来いくら必要かわからず、闇雲な不安が続く

つまり、自分が思う「一般的なレベルの暮らし」をしていたら、DINKSでなくなった瞬間にお金が足りなくなった!という話でした。

友人の具体例を、一つ挙げますね。

ローンが家計の50%は、恐怖しかないぞ

たとえば、友人は先日、自分たちの家計のなかでローンが50%を占める中古マンションを購入したそうです。

まず、毎月赤字が不安なのに、おそらく多くの方はその購入はしないですよね。

しかし、この疑問を投げかけると、「でも相場では、普通の価格なんだよ。」と返ってきます。

わかりますかね?元小金持ちの認知の歪みが…。

一度上げた生活レベルはいつのまにか標準に変化するので、友人自身は、本気でそのマンションが身の丈に合っていると思っているのです。

でも、実際に家計は赤字なので、本人はアレ?と思ったまま、闇雲な不安だけが積もっている、という流れでした。

ほんと無茶苦茶な思考なんだけど、自分も昔こうだったから想像できる。

優先順位をつけられない

ここで、私が改めて闇が深いなと思ったのは、こちら。

暮らしの優先順位がつけられない

友人にとって住まいは譲れないというので(もう買っちゃったし)、「なるほど、じゃあほかを削らないとね。たとえば服は?外食は?」と聞いてみました。

すると、「でも、服や飲み代を削ると、人生の楽しみがなくなっちゃうよ!」とのこと。

結局、何も手放したくない。今まで通りでいたい。という話でした。

こうなると、シンプルに赤字脱却は難しいだろうなあ。

結論:自分軸で取捨選択をするしかない

自分も彼女と同じような時期がありましたが、その後、自分軸の人生に舵をきって本当によかったなと思います。

自分を振り返るかぎり、こういう認知の歪みって、行き着くところまで行かないと気づけないものなのかも?

私の場合は、貯蓄0になって、初めて気づきました。

そのため、友人も今は静観する時期なんじゃないかな、と他人事ながら思いました。

お金に関しては、今ある貯蓄が尽きたら、認知の歪みから解放され、身の丈レベルを再構築するはず。

それに友人の場合は、今は専業主婦ですが、元は共働き。

最悪の場合は、また働けばいい!

本人は働きたくないと言っていたけど、何も捨てたくないなら自分も働くしかありませんね。

結局のところ、何を手放すか、手放さないなら何で補填するか。

自分軸で取捨選択することが、豊かな暮らしと大切なお金を守る方法なのだと思います。

まとめ

以上、「【毎月赤字、どうする?】元小金持ちさん、自分軸で取捨選択するしかない。」についてお伝えしました。

私の結論は、こちらでした。

  • 暮らしの優先順位がつけられないと、お金は溶けていく。
  • 全て手放したくないなら、稼ぐしかない。

家計の改善って、本当に自分で気づいて行動するまでは、誰になんと言われても響かないものです。

そういう時、私はアドバイスを控え、「まあ、しばらく様子見でいいんじゃない?むにゃむにゃ。」などと、当たり障りのないことを言って終わらせます。

また数年後に困っていたら、改めて話を聞こう。

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