【家賃値上げキタ!】都心40代夫婦が行った、家賃交渉のリアル手順。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

ついに、きました。

賃貸マンションの次回更新で、我が家にも家賃1万円UPの提示がありました。

都心でよく見る5万円UPとかじゃなくて、ひとまずほっとした。

結論から言うと、値上げ合意はしません。

今回は、「家賃値上げキタ!都心40代夫婦が行った、家賃交渉のリアル手順。」についてお伝えします。

都心は、家賃相場爆上げの波がきている

48㎡の賃貸マンションに住んでいます。

都心の賃料UPの波はすさまじく、「更新時賃料5万円増」などもよく聞く話になってきました。

実際に、うちのマンションで空いた部屋の新賃料をみると、数万円UPされていましたからね…。

というわけで「1万円UP」の提示は、都心の全体相場からいうと良心的かもしれません。

注)身バレ防止のため我が家の詳細家賃は控えますが、夫の会社からの手当や更新料など諸々換算すると、月18万円になります。イメージ22→23万円の提示があった、と捉えていただければ。

しかし、我々は合意はしませんでした。

家賃値上げ、合意はしない

私たちが家賃値上げに合意しない理由は実は色々ありまして、今回は明確な交渉材料もありました。

しかし、みなさんへの再現性がない事情なので、ここでの記載は控えますね。

ただそれ以外にも、たとえばこういうことも交渉材料になるようです。

  • 賃料UPの根拠提示をしていただく
  • 室内や設備の経年劣化を考慮いただく
  • 法定更新の選択肢

個人的にここで最も勉強になったのは、法定更新の知識でした。

最も味方になる「法定更新」とは

賃借人にとって最大の味方となるのは、法定更新というワードかもしれません。

法定更新とは、賃貸借契約の契約期間が満了しても、契約当事者が更新手続きを行わなかった場合に、自動的に契約が更新されることです。借地借家法に基づく規定で、借主を保護するための救済措置として定められています。

要は、更新日までに双方合意しなければ、オーナーが最も恐れる、

永久に値上げできず、更新料も取れなくなる最悪の事態

となる可能性があるということ。

そのため、賃借人にこの知識があるかどうかは、家賃交渉での分岐点になるかと思います。

こちらはオーナー向け動画なのですが、わかりやすかった!

家賃交渉をされる方は、事前に見ておくことを強くおすすめします。

個人的には、交渉時にこのワードをチラつかせるなんて品のないことはまずしないけど(建設的な話し合いを放棄し、脅すみたいになってしまうので)、知識として知っておいて損はないと思いました。

さて、完璧な知識武装をしたとて、そもそも交渉事ってダルいですよね…。

文言はChatGPTでつくりました

そこで素晴らしいのは、やはりChatGPTですよ!みなさん、使っていますか?

私は自分の事業でもビジネス仕様の文章を作成する時に、いつも頼っています。便利すぎ。

今回もざっと文章を作ってもらいました。必要な方はコピペして使ってください。

件名:家賃改定のご提案に対する回答

〇〇様(または〇〇不動産ご担当者様)

いつもお世話になっております。〇〇(物件の住所・部屋番号)の〇〇です。

先日ご連絡いただきました家賃改定について、検討結果をお伝えいたします。

結論から申し上げますと、今回のご提案には同意しかねます。その理由として、以下の点をご考慮いただきたく存じます。

私どもはこれまでの◯年間、

  • (不利益事情・考慮すべき事情等を列記する)
  • (不利益事情・考慮すべき事情等を列記する)

などの環境下で生活してまいりました。この状況は日常生活に少なからぬ影響を及ぼすものでしたが、貴物件への愛着から継続して居住してまいりました。

このような状況を踏まえると、現時点での家賃値上げは合理的とは考えられません。物価上昇などの事情は理解できますが、私が経験してきた居住環境の不利益と併せて考慮すれば、現行家賃の維持が妥当であると考えます。

この住まいでの生活を今後も続けたいと考えておりますので、ぜひ現行家賃での契約継続についてご検討いただけますようお願いいたします。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答をお待ちしております。

敬具

署名

氏名

連絡先(メールアドレス/電話番号)

私が実際にやったことといえば、家賃値上げの通知がきた際に、こちらをメールで送るだけでした。

我が家の個別事情も、ChatGPTちゃんがいい感じに記載してくれていた。

電話をする必要もないし、こちら側に精神的負荷はほぼありません。

交渉事は、できれば男性の方がいいかも

ここで個人的に、1点だけ工夫した点がありました。

それは、署名や電話番号を、夫のものにしておくこと。

というのも、おそらくこの後にあちらから電話がかかってきて、こちらの温度感をはかられるから。

経験則として悲しいかな、交渉事は女性だとなめられることがあります。

そのため、私はこういう場面では、夫の名前や電話番号を使っています。

社会的ジェンダーの話は置いておいて、使える手段は使っておこう。

もちろん夫にも全て共有し、電話がきたら対応するように伝えました。

女性が対応するなら、テキストに残すのが吉

ちなみに、女性の一人暮らしだったり、男性が対人折衝を苦手とする場合もありますよね。

その場合は、

交渉内容はできるかぎり文面で残しましょう。

交渉事で最も徒労を感じる場面は、やはり「言った言わない」ですからね。

さて、この結果はどうなるでしょうか?またお知らせしますね。

まとめ

以上、「家賃値上げキタ!都心40代夫婦が行った、家賃交渉のリアル手順。」についてお伝えしました。

私の結論は、こちらでした。

  1. 家賃交渉では、法定更新の知識を持っておこう
  2. 面倒な文章作成には、ChatGPTを使おう
  3. 交渉電話は、得意な人(できれば男性)が対応しよう

もちろん貸主さんの主張にこちらが納得すれば、多少の家賃値上げもいたしかたないと思っています。

法律に詳しい夫くんによると、「99%こちらが通るよ。」と自信満々でしたが。

こういう場面では決してクレーマーにならず、ゴリ押しもせず、建設的な話し合いをしたい。

どうなるにせよ、お互いに納得し、気持ちよく合意となることが目標です。

【追記】お返事いただき、現状維持となりました。やったーー!

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