ゆるく働くって後悔しない?経験者がメリデメ語ります。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

私はもともと猛烈に働いていた社畜でした。

が、ある時突然「もうギリギリ生きていけるだけお金があればいいから、ゆるく働きたい」と思うようになりました。連日の業務トラブルで睡眠が取れない日々だったと記憶しています。

さて、今回は「ゆるく働くって、あとあと後悔しない?」というみなさんの疑問について、私の経験談を語ります。

もしあなたが現在忙しい暮らしをしていて、

  • 仕事のペースをゆるめたい
  • とにかく今がキツい
  • 他の選択肢はないの?

と思っていたら、何かのヒントがあるかもしれません。

私がゆるく働くことにした経緯

私は10年近く、新卒で入社した有名大手企業の総合職として働いていました。

給与は会社員の平均年収の倍以上。

そのぶん責任は重くのしかかり、ブラックな働き方でも文句を言える雰囲気ではありませんでした。

そんな時にいろいろな思考とストレス、そして転機が結びついて、ある日突然「あ、もう辞めよう」と思いました。

当時の経緯はこちらにまとめています。

「ゆるく働く」ことに後悔したことは?

結論から言うと、ゆるく働くことに後悔したことは一度もありません

私は大きく稼いで散財する日々よりも、小さく稼いで小さく暮らす方が自分に合っていたのだと思います。

毎日が本当に楽しくて、この暮らしが一生続けばいいなと思っています。

私が「ゆるく働く」ことについて言えるメリットを紹介します。

ゆるく働くメリット

メリット① 朝起きて「今日は何しよう」と思える

もと社畜の私は、この「今日は何しよう」という感覚が1年のうち5日くらいしかありませんでした。

それが、まず週3日の派遣社員になった時に、週4日がそんな自由な朝を迎えられるのです。

実際には、私は好きなことを事業にしたいと思い、副業として修行することを土日にあてていたので、平日の週2日が「今日は何しよう」という日になりました。

平日にお休みが2日あるというのは、思ったより天国でした。平日だと、美容室も図書館も買い物も、いつも空いています。

今は好きなこと(ペットシッターという職業です)でさらにゆるく働いているので、ほぼ毎朝「今日は何しようかな」とわくわくしながら起きています。

メリット② 趣味や愛犬と過ごす時間が増える

私が会社を辞めた理由のひとつは、実は愛犬と過ごす時間がもっと欲しかったからです。

当時は資格勉強中の夫が家にいたので、愛犬のお留守番の時間は短めでした。

ただし、犬の時間は人間の5倍の速さと言われています。

年老いていく愛犬を自分で看取りたいと思い、私は仕事を辞めました。

愛犬は数年後に亡くなりましたが、最後までずっと一緒に過ごし、責任を持って看取ることができました。

愛犬を気持ちよく送り出せたので、その後も後悔のない日々を過ごすことができました。

メリット③ 人間関係のストレスが激減する

ゆるく働くということで意外だったのは、人間関係のストレスがほぼなくなったこと。

週3日の派遣社員だった時は、正社員さんの指示による事務作業がほとんどでした。

社内での調整役になる必要もないですし、誰かの教育やマネジメントをする必要もありません。

人間関係での利害がほぼないポジションとなるため、派閥や社内政治とは無縁でした。

また、長時間労働をする会社特有のべったりした付き合いがなくなったことで、かなり楽になりました。

さらに、自分が個人事業主になった時は、合わないお客さまは断れば良いだけなので、より心が身軽になりました。

メリット④ 身の回りのことを全部自分でできる

時間にゆとりが生まれて、当たり前の日常を当たり前に過ごせるようになりました。

たとえば、朝に植木に水をあげたり、お風呂掃除をしたり、自炊をしたり、そういった身の周りのことを自分で整える習慣ができました。

やってみてわかったのは、自分で身の回りを整える日々が、幸福度を上げてくれるということ。

自分を大切にしている精神状態から、体調もよくなった気がします。

メリット⑤ 好きなことに集中できる

そして、私が最もメリットだと思っているのがこちら。

ゆるく働き、時間と脳に空き容量ができたことで、好きなことにひた走ることができます。

私の場合は、ペットシッターという、自分の好きな動物関係の事業で独立しました。

収入は会社員時代の1/3以下になりましたが、暮らしをミニマルにすると余裕をもって暮らせます。

高収入でいることよりも、好きなことでゆるく働けることの方が私には幸せな毎日でした。

ゆるく働くデメリット

ゆるく働く=収入が下がる

この図式はきっと正しいです。(かなりの専門スキルかつ希少分野であれば話は別ですが。)

とはいえ、それでも私にとってはデメリットと呼べるものが一切なかったので、強いて言うなら、ということで下記にデメリットを挙げました。

デメリット① 生活費が下がる

当然ですが、ゆるく働くとなると収入は下がります。

そのため、生活コストも工夫しなければなりません。

ここらへんの工夫を一切したくないという方には、やはりゆるい働き方は難しいかなと思います。

私は大企業正社員→週3日の派遣社員になったタイミングで、自分の生活コストを見直して無駄を全て省きました。

私の場合は大きなお金があっても散財していただけだったので、こうすることによってむしろお金は貯まりました。

つらい節約をしたわけではなく、自分にとって無駄だと思うことを省いただけなので、お金が貯まっていったことには自分でも本当にびっくりしました。

詳細はこちらにまとめています。

デメリット② 他人と比較する人は向いていない

なんとなく周囲を見ていて思ったのですが、思考が相対評価軸の人には「ゆるく働く」というのは向いていない気がします。

なぜならデメリット①でも挙げたように、ゆるく働くためには自分の暮らしに必要のないものを省いていく作業が必要だからです。

他者の視線を気にして「あれもこれもほしい」という人は、やっぱり暮らしをミニマルにすることは難しいかもしれません。

親の期待より、自分の軸を優先

また、意外に友人たちの悩みで多かったのが、親の期待という呪い。

冷たいことを言うようですが、親は自分の人生に責任をとってくれません。

私も大企業を退職する時は両親に「なんてもったいない!」と絶句されましたが、やはり自分の人生は自分のものですからね。

必要なのは自分軸

私は、大きく稼ぐことを捨て、小さく稼いで小さく暮らすことを選択しました。

これは誰とも比べることのない、自分だけの絶対的な価値観です。

そしてそれさえわかれば、暮らしのサイズを小さくすることは容易ですし、不要な人間関係もあっさり手放すことができます。

何より、自分の人生を自分でコントロールしているという感覚が、何にも変え難い幸福感に繋がります。

まとめ

以上、ゆるく働くことについて、私の思うメリット|デメリットでした。

もし「ゆるく働きたいけど、後悔するのが怖いから踏み出せない」という方がいたら、一度

  • 手放して大丈夫なもの
  • どうしても手放したくないもの

を書き出してみてください。また、同時に

  • 生活コストの無駄

も洗い出してみるとよいと思います。

ゆるく働くならば、生活コストをミニマル化するのが精神衛生上の絶対条件だと思います。暮らしがミニマルになったら心からすっきりしますよ!

私は好きなことでゆるく働くことを全力で推しています。

もし今の人生に不満や不安がある方は、「どうせ無理」と思考停止せず、あらゆる選択肢を考えてみましょう。応援しています。

自分を幸せにするのは自分だよ。

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