こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日、同業者で既婚者の友人と話していて、彼女から素敵なひと言を聞きました。
夫にはいつも、仕事なんていつでも辞めていいよ!って伝えているよ。
ですって。かっこいいですね。
今回は、「仕事なんていつでも辞めようぜ!と一番身近な人が言うべき。」という私の持論についてお伝えします。
夫の仕事が大変そう
なぜこんな話になったかというと、私の夫が仕事で疲労困憊の日々だから。
何やら新しい領域の仕事をすることになったらしいのですが、経験が浅いので何をするにも壁にぶち当たっているそうです。
お互い仕事の話をあまりしないから、妻もよくわかっていないけども。
私たちは生活時間帯がけっこうバラバラで、平日は一人暮らし×2みたいな暮らしをしています。
そのため、お互いの状況を面と向かって話すのは、週末の食事くらい。
ただ、それでも最近冷蔵庫にあるアルコールの減りが早いので、妻としては「あ、彼はけっこうストレスフルなんだな」と気づく感じです。
人が病む瞬間は、周りは気付きにくい
同業者の友人と話したところ、
特に男性はなかなか人に話すことができないので、追い込まれやすい
と聞きました。
夫は多分ストレス耐性も高いのですが、何よりすばらしいのはプライドがないことでした。
夫の強みはプライドがないこと
夫は長らく大学院にいたので、なんと30代で初就職でした。
職歴がないためアルバイト入社となり、年下の上司のもと、過酷に働いていました。
今思えば、いじめみたいなこともあったそうです。
しかし、彼は誰と比べることなく自分のスキルを磨いていった結果、契約社員、正社員、管理職とどんどんステップアップしました。
いつのまにか会社が上場するタイミングに居合わせ、持ち株もとんでもないことになっています。
私が思うに、この成功は彼がプライドを捨てられたからこそ、獲得できた結果なのかなと思います。
なりふり構わず喰らいついていた姿、かっこよかったよ。
プライドがないと、最悪な状況は回避しやすい
夫は、普段から「辛いよう。会社行きたくないよう。」と言える人なので、妻としては助かります。
逆に私はというと、本当に辛い時は、言葉が何も出てこなくなります。
私は会社員時代に、自分が過労で鬱っぽくなった時がありました。
その時に、当時主夫だった夫に最高のサポートをしてもらえて、最悪な状況を回避できたんですよね。
主婦・主夫のありがたみ
具体的には、家事を全てやってくれたこと。
料理、お風呂、洗濯、犬の世話、荷物の引き取り、役所での手続きなどなど…。
サザエさんのおフネさんが家にいるのか?というくらい、全てが整っていて、自宅が清潔で安全な城になったのです。
これって物理的にもありがたいことなのですが、その彼の思いやり自体が、疲れ切った私の心を和らげてくれたんですよね。
頑丈な城から、まいにち戦場に赴く人の気分。
家事が苦手すぎる妻が、今すべきこととは?
私も今同じことをお返しできたらと思うのですが…、なんせ私は家事が苦手です。
もちろんできる限りのことはしますが、夫が主夫だった時代のレベルには到底敵いません。
なんせ飯マズ嫁だからね…。夫、ごめん。
こういうときに、どういうサポートをするのが最適解か?
そういう話になり、冒頭の友人から最良の回答が聞けました。
仕事なんていつでも辞めていいよ!と普段から伝える。
もう、これですね。
仕事はいつでも辞めていい、と伝えよう
子どもの不登校も同じですが「嫌なことはいつでも辞めていい」という言葉は、最も身近な人がかけるべきです。
健康な時に聞くとたいしたことのない言葉なのですが、極限状態にあるとこれが救いになるんですよね。
私も自分が過労で思考停止している時は、「会社を辞める」という選択肢が、なぜか脳内から消滅していました。
だからこそ、夫にはこの言葉を普段から伝えておこうと思います。
そして、自信を持ってそう伝えるためには、私に「稼ぐ力」もしくは「資産の力」が必要ですね!
サポートする側は稼ぐ力か、資産の力を持とう
最悪、稼ぐことについては都心にいる限り問題ないのですが(前職に復帰すればいいだけ)、私はできれば今以上は働きたくないので、個人資産でなんとかしのげないかなーと思っています。
ところで、夫に「いつでも辞めていいからね」って言える資産っていくらなのでしょう?
そこらへんはわかりませんが、少なくとも夫には健康に生きていてほしいので、
何かあったら、いつでも辞めていいよ。私が全力で頑張るから!
とは伝えておこうと思います。
まとめ
以上、「仕事なんていつでも辞めようぜ!と一番身近な人が言うべき。」という私の持論についてお伝えしました。
あなたは、自分の配偶者にこの言葉を伝えていますか?
いやいや、実際辞められたら経済的に困るよ!と思うかもしれませんが、命の方が大事ですからね。
断言しますが、体を壊してまで、やるべき仕事、行くべき学校など、この世にはありません。
大変そうな時は、家族全員に「嫌なら辞めていいよ。」と伝えてあげてほしいなと思います。
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