【物価上昇問題】都心でサイドFIREしたい40代主婦、必要なのはお金と体力。

サイドFIRE

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

週末に久々に夫婦でお出かけしました。東京は少し涼しくなってほっとしますね〜。

夫はポケモンGOに命をかけている関係で、普段から東京中を歩き回っているのですが、私にはそういう謎習慣はないので久々によく歩きました。15キロくらいは歩いたと思います。

改めて思ったのは、都心に住むならお金と体力が必要だということ。

今回はこのことについて、私の感想を記しておきます。皆さんも「将来はどんな街でどんな暮らしをしたいか?」について想像してみてくださいね。

久々の渋谷に感じたこと「物価が上がっている!」

久々に渋谷に行ったのですが、再開発が一通り終わり、美しい商業施設が新たにいくつも開業していました。その中をふらりと覗いた時に、私は不思議に思いました。

どこもかしこも、「あれ?」と思うような値段設定なのです。

若者向けの施設のはずですが、数年前より確実に2〜3割くらい料金が高い。ランチタイムで賑わう飲食店での表示も、少し前まで一番安くて1280円台だったのが今は1680円台という感じ。平均的な価格は1880円といった感じです。

となると、私の体感だと飲み物も入れたら、ランチに2500円くらいといったところでしょうか。

銀座ならわかりますが、渋谷ってランチに2000円以上かかる街だったっけ?と思いました。少し前までの私の感覚なら、ちょっと贅沢ランチセットにして1800円くらいのイメージだったのです。

気のせい?いやいや確実に高くなっている!

私がリアルに感じた経済格差問題

その施設は若者がターゲットだと思うので、私は夫に「価格が高すぎるような気がする」と伝えました。夫も「給料はそれほど上がっていないのに、今の若者は大変だね」と言っていました。

いつも見ていたはずの光景だったにもかかわらず、そういった会話の後では不思議と見え方が違いました。

私は「ここで気軽に食事をしている人たちは、日本では経済的に豊かな部類に入るのでは?」と改めて思いました。

自分が20代の学生だったら

ここで私は、もし自分が「コンビニでアルバイトをする20代の学生だったら」と想像することにしました。

すると、途端になんだか悲しい気持ちになりました。文化的なターゲットには当てはまっているけれど、そのサービスが自分には気軽に享受できないのです。

コンビニのアルバイトが1057円(※東京都の2022年コンビニ平均時給)だとして、こういうお店で友人と気兼ねなくランチするためには、2.5時間ほど働かねばなりません。

もちろん友人と渋谷に遊びにいくとなると出費はこれだけではないので、なんだかいちいちお金のことを気にして楽しめなさそうです。

当たり前にある風景なのに、自分はその中に入れない疎外感

都会では、せっかくキラキラした楽しそうなものがたくさんあるのに、お金がないとこの感覚に陥る機会が多くなる気がしました。

都会では「疎外感を感じる場面」が田舎より多い

若者だけでなく、自分の経済状況でも同じことが言えると思います。

現在、私は運良く個人資産というものがあるおかげで「不必要だから買わない」「自分には身の丈に合わないから買わない」と自分にとっての価値を選ぶことができます。

しかし、もし自分の暮らしがカツカツだとしたらどうでしょう。

都会ではただ街を歩くだけで、たくさんの素晴らしいサービスを目にします。当たり前にそのサービスを利用している人も、たくさん存在します。

もし経済的な理由により自分に最初から選択肢がないならば、なんとなく自分が世界から疎外された感覚になるのではないかなと思いました。

田舎だと、こういった格差を感じる場面が都会ほどはない気がするので、やはり都会でお金がないというのは、より苦しい気持ちになりそうだなと思いました。

都会は田舎暮らしより体力が必要

もう一つ強く思ったのは、都心での移動にはとにかく体力が必要だということ。

電車に乗るまでも複雑な経路だし、階段が長い。地上だと道路は広いし、人混みに疲れます。

私が田舎から上京した時に最も驚いたことが、「東京は、とにかく歩く」ということでした。田舎から東京に遊びに来る母も、いつも同じことを言っています。

田舎と違って車社会でないということは、つまり体力が必要だということです。

もしくは、タクシーを利用する手もありますが、やはりその代替として経済力が必要になります。

結論:都会で暮らすなら経済格差を甘く見ない

私たち夫婦は、もともとふたりとも田舎出身。

都会の良さ、田舎の良さ、どちらも知っています。だからこそ、老後の暮らし方については「都会に住むか、田舎に移住するか」について、どちらも想像することができます。

その中で都会に住み続けるということを考えた時に、経済格差というものはやっぱり無視できないものではないかなと思っています。

もし老後に体力が落ち、さらに経済的に社会から取り残された気持ちになるようなことがあれば、やはり都会ではなく田舎暮らしを楽しむ方向に舵を切ろうと、今回渋谷の街を歩いてぼんやり思ったのでした。

まとめ

以上、「都心に住むならお金と体力が必要」と私が思ったお話しでした。

もちろん、どのくらいのお金と体力があれば良いかは人それぞれ。工夫しながら都会で楽しく暮らしている方もたくさんいらっしゃると思うので、これはあくまで私個人の感想です。

そうそう、そういえばお出かけした目的は、久々に私が欲しい!と思った眼鏡を試着するためでした。結果、とんでもなく気に入りました。都会暮らしは経済的には大変かもしれませんが、やはりこういった胸高鳴る一期一会があるのが魅力ですね。

少々お値段がはるので10年以上使う覚悟で、三井住友カードゴールド(NL)の100万円修行が始まったら購入しようと思います。わーい♪

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