【幸せな働き方は自分でつくる】フリーで働くためのキャパ管理方法。

ペットシッター

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

全国旅行支援が始まりましたね。

それと同時にペットシッターの新規依頼を大量にいただいております。

とてもありがたいことなのですが、このブログでもお伝えしている通り、私は好きなことでゆるく働く日々なので、ご新規様はほぼ全てお断りしております。

みんな、ごめんね・・・。

既存のお客様からの依頼も多いので、私にはこれで精一杯。やっぱりキャパオーバーになるとミスも出るし、何より自分が楽しく働けなくなるんですよね。

今回は、私のキャパ管理方法をご紹介します。今後フリーで働きたい方、副業をしたい方がいたら、絶対に必要なスキルになると思いますよ。

好きなことでゆるく働くということ

私はペットシッター業で独立し、現在10年近く活動しています。

30代前半まではとにかく忙しく働く会社員、いわば社畜でした。会社を辞めた理由はこちらです。

このブログでしつこくお伝えしている通り、私は過去に馬車馬のように働いた反動から「もう人生楽しいことしかしたくない」と思い立ち、現在はその通りの生活をしています。

せっかくのご依頼を断るのは、あたりまえですが胸が痛みます。

しかし、私はひとつの確固たる軸をもって、依頼をお断りしています。

その軸とは「自分を幸せにする働き方は、自分にしかできない」ということです。

自分を幸せにするのは自分

私は会社員時代、今自分を不幸せにしているのは自分なのだと理解したことがあります。

会社員時代の私は、営業を数年経験したのちに、ディレクターという職種になりました。

営業とディレクション、両方を経験している人間は当時珍しかったため、どちらの畑でも話が通じる私は、現場からとても重宝されました。

ただし、その仕事自体は私にとって特に楽しいものではありませんでした。

さらに、会社から使い勝手が良いと判断された私の仕事量は、常に自分のキャパシティの限界を超えている状態。

そのため、ある時ふと「この仕事を続けるということは、自分を不幸せにしているということなんだな」と気づきました。

たとえその仕事が向いていたとしても、自分が楽しくないなら手放すべきだと悟った感覚でした。

キャパオーバーへの感度

それからいろいろな転機を通じ今の仕事にたどり着いたわけですが、前職で身につけたスキルはそのまま私の経験値となっています。

その中でも一番大きなものは、自分自身へのキャパオーバーへの感度だと思います。

前職は本当に時間に追われる日々だったので、小さなミスが命取りとなりました。そのため、自分の案件数とミス率についてデータで検証したりもし、オートマチックにミスを防ぐ仕組みを作りました。

気の緩みはどんなときに起こりやすいか?自分の抱える案件ボリュームの適正は?

現在のペットシッターの仕事でも同じように、自分でキャパシティ管理をしています。

自分のキャパシティを知ることが重要

もしあなたが組織で働く会社員であれば、ぜひ自分自身のキャパシティを測りましょう。

なぜ会社員のうちかというと、フリーになるとキャパを超えても誰にも助けてもらえないからです。

特に、会社員として忙しい時は絶好のチャンス。自分の状態を観察し、ミスが出やすいラインを見極めてみてください。

  • どのくらい時間に追われると、感情が乱れるのか
  • どのくらいの案件数を抱えると、ミスが出やすくなるか
  • ミスをした時の外的要因に傾向はあるか

私のミスが出やすいライン

例えば、私のペットシッターの仕事でいくと、これらが自分のキャパを超えた時の目安となります。

  • 睡眠時間が6時間以下(下回ると注意力が低下する)
  • 大きな案件が終わって3日以内(気の緩みでミスが出やすい)
  • 1日に安全にこなせる最大件数は5件(上回ると集中力が切れる)

そのため、通常時は5件以上入らないよう調整し、睡眠時間も6時間は確保するようにしています。

これは本当に人それぞれなので、ミスをしても許される会社員でいられるうちに自分のキャパを観察することが重要です。

キャパを超えるのはどんなとき?明文化しようね。

キャパを超えた時の対策も立てよう

また、キャパオーバー時の対策もルール化しましょう。

例えば私の場合、睡眠時間が6時間を切ったり、繁忙期などで1日5件を超えた時は、必ずチェックリストを使うルールとしています。

チェックリストはスマホに入っていて、項目は「動物が誤飲しそうなものは落ちていないか?」など、基本かつ優先度の高いこと。

とても原始的なのですが、それに沿って指差し確認をしながら仕事をするのです。

こうすることで、どんなに疲労困憊の時でも「お客様宅の鍵をかけ忘れた」なんて重大ミスはありえません。

忙しい時こそ、当たり前のことをルール化して確認!

ここまでする必要ある?と思われる方もいるかもしれませんが、私が10年近くひとりで事業継続できているのは、やはりこういう日々の積み重ねだと思うんですよね。

誰に褒められなくても、今後も自分に誇りを持ち続けるためのマイルールです。

まとめ

以上、私のキャパ管理方法をご紹介しました。

何度も言いますが、独立したり起業したりすると、キャパオーバーになっても誰も助けてくれません。

会社員だと許されることが、フリーになると致命傷となります。今のうちに自分を知って対策を立てておきましょう。

今回はペットシッターとしてのキャパ管理についてご紹介しましたが、前職で身につけた管理方法なので、きっとどんな職業にも使える考え方だと思います。

自分のキャパ管理は危機管理能力の一つ。ぜひやってみてくださいね。それでは♪

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