コンプレックス課金の罠。お金をかけるべき時の判断軸は?

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

今朝、夫がテレビCMをみて「俺もハゲそうになったらこの増毛剤頼もうかな」とつぶやいていました。

彼はお父さんが若くしてツルツルだったため、いつ自分もハゲるかビクビクしているのだそうです。今のところフサフサでその気配は一切ないのですが、そんな彼でも気にしているのだなあと思いました。

今回はコンプレックスビジネスとの私の心の付き合い方をお伝えします。コンプレックスを隠すためについお金を使ってしまう、という経験がある方はぜひ読んでみてください。

この世はコンプレックスビジネスで溢れている

痩身、薄毛、整形、自己啓発、アンチエイジング…。この世は本当にたくさんのコンプレックスビジネスがあります。

なぜこの分野でこれほど経済がまわっているかというと、人間からコンプレックスが消えない限り、永遠に売れる商品だからです。

しかも現代は、圧倒的な相対文化

SNSなどで容姿などを相対的に評価されやすい時代なので、コンプレックスが生まれやすい。このことは以下の記事でまとめています。

つまり、現代とコンプレックスビジネスって相性がいいのです。

私が何気なく手に取る商品にも、様々な思惑があるかもしれません。まずはこういった時代背景を理解して、周囲の価値観に踊らされていないか?を自問自答してみることにしています。

自分にとってコンプレックス課金とは

私自身は超絶自分大好き人間なので、深刻なコンプレックスはないです。強いていうなら、気を抜くとすぐ太ることかな・・。今年はリゾート地に遊びにいきたいので水着を着るのが怖い!

ただ、何か早急に解消すべき「負」がないので、コンプレックスを解消するための資金投入はかなり少ない方だと思います。

そういえばコンプレックスの話の延長で、夫と整形の話になったのですが、私が「自分の顔が気に入ってるから、石原さとみになれるとしても整形はしないかなー」とつぶやいて、「お、おう・・」と夫に絶句されました。別にいいじゃないかー!ぷんぷん!!

美人じゃなくても、長年連れ添った自分の顔が愛しいと思うんだよー!

ただ、私も去年10万円強でマウスピース型の歯科矯正をしたので、これは「コンプレックス解消」のための課金になるんじゃないかな?と思いました。

負が解消されるなら良い課金

私がコンプレックスを解消するための資金を投入する際に、判断軸はひとつだけ。

それは、負が一発解消されるかどうか。

整形も歯科矯正も、自分の中にある負が解消するならば、私はどんなに高くてもあっさり課金します

お金で解決できることならば、全てそうします。なぜならお金は自分の人生を幸福にするためのツールだからです。

歯科矯正も私にとってはその一つでした。

私の場合は下の前歯に微妙にねじれた部分があり、歯磨きしにくいという「負」があったので治しました。結果、歯磨きしやすくなり着色汚れがつきにくくなったので、大満足です。

ただ、このように明確に解決に繋がるものって、コンプレックスビジネスでは意外と少ないんですよね。

負が解消されない課金とは

たとえば、自己啓発セミナー、アンチエイジング系化粧品、占い、新興宗教・・・。

これが全てそうとは言いませんが、根本を解決させるためのものではなく、不安自体に課金させるタイプの商品は本当に多い!

占いに通う友人の話

私の友人は、ある時「彼が浮気しているかも」みたいな恋愛事に悩んで、毎日占いに行っていました。カウンセリング感覚というわけでもなく、回答がほしくて藁をもすがる感じでした。

彼女は、自分にとって都合の良い回答がほしいがために、毎日違う占い師のもとへ行き、当然ながら毎回違うことを言われて落ち込んでいました。

つまり、不安が増殖するといった負のループに課金していたのです。(結局、その後彼と直接話し合いをして別れたそうです。)

このエピソードでお伝えしたいことは、幸福なお金の使い方かどうか、見極めるのは自分しかいない、ということです。

みなさんも、もし自分のコンプレックスにお金を使う時があったら、それが負を解消するための課金か、不安になってお金を溶かしているだけなのか、自分の心に問いかけましょう。

これが私の思う、コンプレックスビジネスに搾取されない唯一の方法です。

まとめ

私が強く言いたいのは、自分で得たお金は、自分がハッピーになることに使おう!ということ。

そのため、コンプレックスに課金する場合は「それで負が解消されるか」が判断軸になります。

みなさんも、自分のコンプレックスと向き合うときの判断軸を考えてみてくださいね。

お金で解決できないことは、その根本と向き合おう。

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