こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日、無職彼氏との結婚について綴りました。
結局この後、彼はアルバイトとして、小さなIT企業で働くことになりました。
当時の我々からすると、想像もしていなかったのが、十数年後の現在。
30代職歴ナシ氷河期世代だった彼の個人資産は、現在まさかの額にまで膨らんでいます。(夫のものなので、具体的な額は控えます。)

一体何が起こったんだ?と思った。
幸運も大きいですが、一番の理由は、彼が市場に居続ける胆力があったから。
今回は、「個人資産が数十倍になった夫。人生がうまくいかない時こそ、ブレない芯をもつ人でいよう。」についてお伝えします。
奨学金は800万円、人生詰みが秒読み

就職できなかった氷河期世代の一発逆転方法は、手に職、もしくは稼げる資格かと思います。
夫くんは後者を狙っていたようですが、最後のチャンスだった試験に不合格となり、大失敗。
すでに奨学金は800万円を借りており、マジで人生詰みの一歩手前でした。
しかし、氷河期世代の唯一の武器は、しぶとさです。
まず、彼が私の扶養に入ることで節税し、その間に就職活動をすることに。
が、当然ながら全滅。

これが、社畜妻と専業主夫時代です。
30代でアルバイト入社した夫くん
そこで周りに「仕事ない?」と聞きまくっていたら、ちょうど私の心優しい友人が
知り合いのスタートアップ企業で人探しているみたいだよ。アルバイトだけど、どう?
と声をかけてくれました。神…!!!
時給1000円だろうが、仕事があるだけありがたい!ということで、即潜り込みました。
先行きを考えず、目の前の仕事をがんばる日々
もしここで彼が、
アルバイトではなく、せめて契約社員がいい。
などと抜かしていたら、我々に今の暮らしはなかったことでしょう。
私も私で、先行きを考える脳スイッチをオフにしました。
夫がアルバイトということは、私が社畜を卒業する未来もないということなのでね…。
それが功を奏したというか、我々にとっては精神的安定につながった日々でした。

就職先を紹介してくれた友人には、感謝してもしきれない。
ちなみに、職歴ナシ30代男性アルバイトは、最初はシンプルに職場でお荷物でした。
どうやら、上司から理不尽にキツく当たられた日々もあったようです。
しかし、他に選択肢もなかったので、「アルバイト時代は、なりふりかまわず喰らいつく日々だった」とのこと。
スタートアップ企業、まさかの上場
あるとき、そのスタートアップ企業が市場で大当たりしたようです。
企業規模は、年々わかりやすく大きくなっていきました。
それに伴い、彼もアルバイト→契約社員→正社員→管理職と、とんでもないスピードで昇進しました。
給与もどんどん上がり、40歳を過ぎる頃には800万円あった奨学金をようやく完済。
さらに、上場を果たしたことで、彼が保有していた自社株も数十倍に。
先行きが見えない時こそ、芯を強く持っていたい
なんだか都会の夢物語みたいで、幸運としか言えません。
ただ、その幸運をつかんだのは、彼が市場にいつづけたからなんですね。
実際に先が見えずに転職した人が多くいたおかげで、彼が玉突きで昇進したわけなので。
それもこれも、やはり彼のこのブレない姿勢が根底にあったから。
先行きが見えないなかでも、目の前のことをなりふり構わず取り組む。
この「先行きが見えないなかでも」というのが肝です。
先行きが見えないなかでも、目の前だけを見て取り組める人って、この世にどれだけいるのでしょうか?
自分の未来にくさらず、限界を決めず、息切れせず、目の前のことを淡々と真摯に取り組む。
そして、それを続ける。
彼の幸運な結果ではなく、私は彼のその生き方が本質的でかっこいいと思いました。
人生がうまくいかない時こそ、自分もブレない芯をもつ人ありたいな。
あなたも何もかもうまくいかないときは、未来を考えるスイッチをオフにして、ひたすら目の前のことに真摯に取り組みましょうね。
その経験自体が、あなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
まとめ
以上、「個人資産が数十倍になった夫。人生がうまくいかない時こそ、ブレない芯をもつ人でいよう。」についてお伝えしました。
私の結論は、こちらでした。
- 夫が幸運をつかんだのは、市場にいつづけたから。
- 先行きが見えないなかでも、目の前のことに真摯に取り組もう。
- 人生がうまくいかない時こそ、自分の芯を強くするチャンス。
もちろん体や心を壊してまでやるべき仕事など、この世にはひとつもありません。
一方で、人生には踏んばらないと何も得られないという場面も、確実にあります。
彼だけでなく、私が素敵だと思う友人も全員、このような確固たる軸を持っています。
自分のお手本になる人、あなたのまわりにはいませんか?
もしいなくても、安心してください。
私が出会った魅力的な人たちを、このブログで紹介していきますね。
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