【Netflix|LIGHT HOUSE感想】40代、違う場所に行っていい!

好きなことでゆるく働く

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

Netflixで、久々に心震えるコンテンツを観ましたよ。

画像は公式からお借りしました。

星野源さんとオードリー若林正恭さんが、「悩み」をテーマに、お互いの悩みや日常の出来事を赤裸々に打ち明けていくトークバラエティ「LIGHTHOUSE」です。Netflixでのみ観られます。

今回は、「何歳になっても、飽きたら自由に違う場所に行っていい。」についてお伝えします。

ネタバレがありますので、前情報なくこの番組を観たい方は飛ばしてください。

トーク番組が好きな40代なら、観たほうがいい

そもそもなのですが、私は人が価値観を語る番組が好きです。

少し前ですが、個人的ヒットだったのがYouTubeで流れていたこのコンテンツ。

テレビでも芸能人が語るトーク番組が好きですが、テレビはあまり攻めた内容は放送されません。

大型スポンサーの存在が見え隠れするから、ポジティブ寄りな話が多いよね。

なので、正直言ってテレビ以外で配信されているものの方が、断然おもしろい。

なかでも、冒頭で触れたLIGHT HOUSEは、40代ならぶっささりまくりの内容でした。(私は星野源さん・若林正恭さんとは、たしか完全同世代です。)

同世代ということがどこまで影響しているのかはわかりませんが、個人的には社会への違和感や悩みも大いに共感することがあり、まるで自分の話を聞いているようでした。

まず、ネガティブワードが出まくり。

おふたりの素や心の声が本音すぎて、「そうそう、こういう本質的なトーク番組が観たかったんだよ!」と、ビールを飲みながらひとりで呟いていました。

ここからちょっとネタバレありますので、ご注意ください。

私が最もささった話「飽きた」

私が最も胸にきた話は、途中からこの番組の核となった若林さんの悩みです。

それは、わかりやすくまとめると、

恵まれているのはわかっているし、責任も背負っているけれど、自分を取り巻く仕事に飽きた。

ということ。

自分が仕事で飽きた時期を思い出した

これは私も会社員時代に、まさに窒息寸前レベルで息苦しく感じたことと同じだったので、胸がぎゅっとなりました。

40代前半って、経験も実績も積み上がって、中堅以上の存在ということが多いと思います。

私の会社員時代は、成長速度を強く求められた環境だったので、たまたま30代前半でこの感覚がありました。

中堅以上になるとどうなるかというと、仕事が楽にまわるようになり、収入もあり、人の育成をし、未知の領域がだんだん少なくなってくるんですね。

若林さんと少し似ている感覚かもしれませんが、正直なところ、私は

周りからみたら相当恵まれている状況だし、信頼もされているし、支えてもらっているのに、不幸だなんて言えない。

と思っていました。

【関連】自分は不幸なのだと気づいた瞬間の話は、こちらに綴っています。

仲間への責任を背負う苦しさ

トップクリエイターのおふたりとは全然レベルが違いますが、私の場合もディレクターとしてプロジェクトを推進する役割でした。

制作チームを構成するとなると、フリーで活動するデザイナーさんやライターさん、カメラマンさんなど、たくさんの関係者の収入にも密接に関わってきます。

そして、そのサイクルが出来上がると、勝手に彼らの生活を背負っている感覚になっていきます。

責任が生まれるし、信頼関係もでき、全力で支えてもらっている。

そして、今の自分の価値は、その入り組んだ関係性によって成立している、と感じていました。

星野さんは「手放せない人たち」と表現していたよ。

それは私にとってとてもありがたいことでしたが、同時に、とても苦しいことでした。

そんな中で、なんとなくその環境に「飽きた」と思うこと自体が罪だと、無意識に思い込んでいたんですよね。

どこにも行けないという苦しさは、私の場合はキャリアを積むにつれ、体への不調に変わりました。

自由に違う場所に行っていい

その後、LIGHT HOUSEでのおふたりの会話がどこに進むのかは、実際に観ていただいたほうが良いと思います。

ただ、私も自分を振り返って、完全に同じ流れだったため、ひとつだけ断言できることがあります。

それは、

何歳になっても、自由に違う場所に行っていい

ということ。

どんなに恵まれている環境であっても、家族がいても、色々なしがらみがあっても、ただ「飽きた」というだけで、自由に違う場所に行っても良いのです。

私も周囲から見ると「なぜ?!」と思われたと思いますが、恵まれていたキラキラ会社員の環境を手放して、ペットシッターというガテン系低収入職業につきました。

この時の自分の行動を後悔したことは、この10年間で一度もありません。

まとめ

以上、「何歳になっても、飽きたら自由に違う場所に行っていい。」についてお伝えしました。

心の不調をないものとして扱うと、体の不調として現れます。

もしあなたが今の暮らしに違和感があったり、苦しいと感じているならば、

歴史や仲間や経済力、全てを手放して違う場所にいってもいいんだよ。

とお伝えしたいです。

その後の経済力に不安がある方には、このブログではミニマルに暮らす方法や資産形成について発信しているので、少しでも参考になれば嬉しいです。

それにしても、プロデューサー・演出家である佐久間さんの番組はどれも面白いなぁ。

ものづくりに対する矜持を感じます。LIGHT HOUSE、ぜひ観てみてください♪

【予告動画はこちら】Netflix|LIGHT HOUSE

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