パニック障害40代女性、徒歩圏暮らしで幸せになった話。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日、父が東京にやって来たので、横浜中華街で家族で食事をすることになりました。

その時に満員電車に乗ったのですが、やっぱり突然気持ち悪くなってしまい、自分はまだパニック障害持ちなんだなあと実感しました。

こういう閉鎖的環境がとにかく辛い!

今回は私たち夫婦が、高い家賃を払い続けている理由をご紹介します。

暮らしのどこに価値を置くか、どこにお金をかけるか。

これは本当に人それぞれだと思うので、自分にとっての価値はどこ?という視点で読んでみてくださいね。

パニック障害で満員電車に乗れない私

上記の記事にもまとめていますが、私はパニック障害という言葉を知るずっと前から「満員電車で気持ち悪くなってしまう」という症状がありました。

この症状は、就職活動で地方から東京に出てきた20代前半からです。

満員電車でも席に座れたら大丈夫なのですが、ぎゅうぎゅうの中に巻き込まれると突然吐きそうになります。

1駅は絶対に降りられない、というのも恐怖。

最初はそんな自分の状況がうまく飲み込めず、そのうち慣れるだろうと思っていたら症状は悪化する一方でした。

解決策は、タクシー通勤と引越し

どうしても時間通りに職場に辿り着けない私が取った苦肉の策は、朝は会社までタクシー通勤というもの。

とても快適でしたが、当然ながら支出がかさみます。

それならば、と思い切って会社近くに引越したことで、暮らしは一気に心地よいものになりました。

タクシー代を考えると、職住近接が正解だった!

現在はすべてが徒歩圏の暮らし

この経験から、私は現在もすべてが徒歩圏で揃う暮らしが最重要となっています。

超都心に住んでいるので家賃はかなり高いのですが、そのかわり電車に乗る暮らしとは無縁になりました。

毎日電車に乗る時に混んでいたらどうしようとハラハラしていた暮らしは、自分で思っていたよりストレスだったようです。

仕事も、買い物も、美容室も、飲み屋さんも、ほぼすべてが徒歩圏内。

友達と食事に行く時もだいたい都心なので、徒歩もしくはタクシーですぐです。

あえて超都心に住む理由

あえて都心在住にしたのは、私が個人で立ち上げたペットシッター事業で、都心在住者がメインターゲットだったから。

ペットシッターは主に朝晩の仕事になるので、電車を使うとなると思い切り通勤ラッシュにぶつかります。

ならば都心のど真ん中に住んで、徒歩圏で仕事をしようと思ったのです。

そのため、サービスエリアも徒歩圏で行ける、ごく狭いエリアに限定しました。

これは事業規模を自分で狭めるようなものなのでリスクは高いのですが、実際にやってみると地域密着型ならではのご縁が多くあり、素敵なお客様に恵まれました。

結論:暮らしから負を取り除いて良かった

ミニマリストや投資関連の方のお話で必ず出る話題に、

固定費を下げよう。特に高額家賃は無駄。

というものがあります。

もちろん無駄な固定費を下げることは正しいのですが、この私の家賃エピソードのように、一般論が自分にすべて当てはまるとは限りません。

私はこの住まいおかげで、自分の人生から生きづらさを綺麗さっぱり取り除くことができました。

そこを無視して蓄財しようとしていたら、多分事業もうまくいかなかったし、何より心身ともに健康が害されていたと思います。

暮らしのどこに価値を置くか、どこにお金をかけるか。

大切なのは、自分にとっての価値を明確にすることだと思います。

まとめ

以上、今回は私たち夫婦が、高い家賃を払い続けている理由をご紹介しました。

先日久々に満員電車に乗って自分がパニック障害であることを改めて実感し、私にはこの家賃は生きる上での必要経費なのだとつくづく思いました。

通勤含めた外的要因に縛られない暮らしって本当に身軽で良いものなので、このために働こうと思えます。

あなたの暮らしで、お金をかけるべき点は何かありますか?蓄財しつつ、日々の幸せも大切にして暮らしましょう。

【関連】家賃を含めた毎月の家計簿はこちらに公開しています。

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