【好きなことでゆるく働く】セコムが来て不審者になった話。

ペットシッター

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日、お客様宅でセコムが来るという事件がありました。

不審者は、私です。

結論としては、しかるべき対応をとったので問題ありませんでした。

しかしひとつでも間違った行動をしていたら危なかったな、と思ったので、シッターの正しい対応を書き残しておきます。

すみません、今回はニッチな話題だと思うので、興味のない方は飛ばしてください。

今回は、「セコムが来て不審者になりかけた話」をまとめます。

セコム、発動

セコムといえば、日本でも最も有名なホームセキュリティ会社ですね。

私のお客様は富裕層が多いこともあり、戸建の場合はほぼ100%セキュリティ会社が入っています。

セコムがきた要因

  1. お客様が私が戻ることを忘れて、セコムをセット
  2. 警報解除用キーが不良品だった

ペットシッター(私)の対応

  1. セコムからの電話をとる(要・友人登録|暗証番号)
  2. 到着したセコムに事情説明(要・身分証)
  3. お客様に共有

新たに発生した、困ったこと

  1. 犬が動くとまたセコム発動してしまう
  2. 飼い主さんは英語オンリー
  3. 飼い主さんのセコム登録電話番号が変わっていた

上記をざっと振り返ります。

要因① お客様が私が戻ることを忘れて、セコムをセット

セコムが発動したのは、お客さま(その家のご主人)が、私がわんちゃんの散歩から戻ることをすっかり忘れて、セコムをセットして外出したことが原因です。

そもそも犬がいると動体検知で警報作動してしまうため、普段セコムはかけていないのですが、そのこと自体ををすっかり忘れていたのでしょう。

ちょうど奥様がご旅行中だったので、いつもはしないセキュリティをかけてしまったようです。

自分も、うっかりやりそうなミスだと思った。

お散歩を終えて、私がわんちゃんと一緒に合鍵で入室すると、警報音が鳴りました。

要因② 警報解除用キーが不良品だった

そこで制限時間以内に警報器に専用キーを挿せば通報にはならないのですが(ありかは教えてもらっている)、そのキーが不良品でした。

あ、詰んだなと思った。

警報音がおどろおどろしいものに変わり、そのお宅に電話がかかってきました。

勝手に出てみると、案の定セコム。

警報音が大きすぎて、電話の音が聞こえず苦労した。

以降が、私の具体的な行動です。

対応① 暗証番号を電話口に伝える

幸運だったのは、私が専属シッターであったこと。

私はもう数年その家に出入りしている専属ドッグシッターなので、その家では万が一のときのために、セコムに私を「友人登録」していました。

その場合、はるか昔に聞いていた専用暗証番号を電話口で伝えれば、身分は証明されます。

大事なのは、ここで私の口から暗証番号がすぐに出てきたこと!自分、ナイス!

というのも、たまーーーーーーに、こういうことがあったときのシミュレーションを普段からしていたからなんですね。

いやあ、こういうときは普段の備えが本当に大事ですね。

対応② 身分証提示

とはいえ、セコムが来ないと警報自体は解除できません。

5分後にセコムのお兄さんが颯爽と現れました。

やっぱり早い!すごいなあ。

ここで、いつもの散歩用バッグにシッターの身分証を入れておいたのが、さらに功を奏しました。

ここ7、8年くらい身分を聞かれることなんてなかったため、身分証の存在などすっかり忘れていましたが、やはり職業柄持ち歩くべきですね。

昔の私は身分証すら持ち歩かなかったので…。▶️40代ミニマリストのミニ財布、究極形態は無印良品の99円だった。

警報は解除されたのですが、ここでいくつか困ったことがありました。あたりまえですが、解決せねば私は帰宅できません。

すでに20分経過。帰りたいよう。

困ったこと① 犬が動くとまたセコム発動してしまう

お客様は、セコムのすばらしいセキュリティである、動体検知の存在をすっかり忘れていたようです。

警報を解除したところで、わんちゃんが動くとまた同じことが起こるんですよね。

そのため、私から飼い主さんに「警報解除していい?」と聞かねばなりません。

が、ここで新たな問題が!

困ったこと② 飼い主さんは英語オンリー

飼い主さんは、英語圏の方。日本語が全く使えないのでした。

私が英語で一連の流れや、セコムの動体検知の仕組みを説明するのかあ。ちゃんと伝わるかなあ。

と少々困っていたら、セコム本部から飼い主さんに英語で事情を説明してくれるというではありませんか。

さすがセコム!すごー!と感動していたら、新たな問題が。

困ったこと③ 飼い主さんのセコム登録電話番号が変わってた

セコム本部から飼い主さんに電話をしたところ、番号が変わっていたらしく、違う人が出たらしい。

感動したのも束の間、しょんぼり。

結局私が電話したら、お客様(英語オンリーのご主人)が出て、意外と話はすんなり通じました。

ここでセコムの方が報告書作成、私がご主人とご旅行中の奥様両名にLINEで報告し、ようやく解決しました。

結論:心の余裕って大事

時間にして40分程度の拘束でしたが、シッターとしての対応としては上出来だったので満足です。

振り返って、私がよかったなと思うことは以下でした。

  • スケジュールに余裕があると、心の余裕につながる
  • 普段からの備えやシミュレーションが大事

やっぱり、もしギリギリのスケジュールで動くようなことがあれば、焦る気持ちから二次被害を生んでいたと思うんですよね。

暗証番号がスッと出てきたのも、心に余裕があったから。

そういう意味で、やっぱりゆるく働くこと自体がリスク回避になるんだなと改めて思いました。

また、普段から「こういうことがあったらどうするかな?」とシミュレーションを軽くでもしておいたり、必要なもの(身分証とかね。)を備えたりすることが、運命を分けたなと思いました。

これでまた経験値がUPしたと思うので、今後同じことがあればさらにスムーズに対応できそうです。

まとめ

以上、「セコムが来て不審者になりかけた話」についてお伝えしました。

ニッチすぎて皆さんのお役に立つ記事ではないのですが、私の備忘録のためにまとめておきました。

私は、こういう不測の事態でこそ、プロとしての対応力が発揮されると思っています。

何かあっても平常心で最良の行動を選ぶのが、プロフェッショナル。

普段からぬるい仕事をしないという信念を持つことは、やはり自分の誇りにつながることだとしみじみ思った話でした。

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