こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
目を覆いたくなるような、ガザ関連のニュースが連日報道されています。
投資の世界に片足を突っ込んでいると、
有事の時に、投資の世界でどう思考するか?
は、避けて通れない問題だと思います。
今回は、「有事には脳を切り替える必要がある」について、私の考えをお伝えします。
戦争・災害と投資の関係は避けて通れない
戦争の辛いニュースに気持ちがひっぱられるので、私は最近テレビをつけていません。
こういう時は「世界を知るべき」と無理をせず、自分のメンタルを第一に考えたいと思っています。
そして、投資の側面からは、また別の脳の使い方をします。
有事の際に、投資の話は不謹慎?
むかし戦争や災害が起きた時に、SNSで投資の話をする人が、
「こんなに悲惨な人がいる時に、あなたは金を増やすことばかり考えているのか?」
と批判される場面をよく目撃しました。
投資以外にも、いわば不謹慎狩りが多かった。
批判する方々の気持ちも、よく理解できます。
実際に今こうしている間にも、きっと小さな子どもが想像を絶するほどつらい状況にいますしね。
ただ、それでも私は
この資本主義社会で生きる以上、そこは課題の分離をしなければいけない
と思っています。
有事の際は、課題の分離をしよう
たとえば、東日本大震災があった時、為替は一時1ドル76円まで円高となりました。
このときにFXで勝負をかけて、大きな利益を勝ちとった人もいました。
ただ、多くの人は「日本が大変な時に、儲ける気になんてならない」というマインドになっていた気がします。
FXトレーダーの母も、PCの電源を落としていたような?
実際にそういった「有事の際にお金を稼いだ人」が、猛烈に批判される風潮もありましたよ。
ただ、どんな感情をもったとしても、結果的に利益を増やした人が勝ちというのが、株や為替の世界です。
相場を降りなかった人だけが利益を獲得できる
会社員時代、私もこのような不謹慎狩りの風潮をもろに受けたことがあります。
私のいた広告の業界では、震災後に「こんな時に広告をうつなんて、金の亡者か!」という批判がかなり来たんですよね。
全体的にピリピリした世界で、多くの人がこんな時に金儲けは不謹慎と思うんだな、と身に染みて感じました。
自分が被災者だったら?被災地出身だったら?と色々考えた。
リーマンショックや東日本大震災のことは忘れないようにしたいのですが、あれから10年以上経っているのは事実。
そして実際に振り返ると、あの時に相場を降りなかった人が、大きくお金を増やしています。
さらに言えば、当時買いむかう勝負に出た人は、ものすごい富を手にしたはず。
世界から利益をもらうのは、倫理から外れることじゃない
感情論に流されて勘違いしやすいのですが、私が個人的に思うのは、
世界の株式市場から利益をとるのは、いつだって倫理から外れることではない。
ということです。
私はお金の稼ぎ方より、その使い方を大切にしたいと思っています。
お金は、お金稼ぎが得意な人が代表して、豊かな世界からもぎとってくればいいのです。
その上で、「そこで得た利益を災害復興の寄付に使う」という選択肢だってありますよね?
お金を得る方法が不謹慎かどうかに目が行きがちですが、私はそのお金をどう役立てるかを考えることのほうが有意義なんじゃないかな?と思っています。
株式市場では、有事には脳を切り替える必要がある
そして、一度株式の世界に足を踏み入れたからには、ここの「不謹慎」というマインドロックを外さないといけません。
有事の際に株式相場から離脱するということは、ただ取るべきチャンスを逃すどころか、大損を被る可能性もありますしね。
そのため、私の考えとしては、感情と切り離すことが大事。
つまり、
株式市場に身を置く以上、有事には脳を切り替える必要がある
と思っています。
積立設定はやはり神システム
ただし、有事の際に買い向かう難易度は、とても高い!
私も2022年のロシアウクライナ戦争の時に余剰資金を投入しましたが、多少なりとも恐怖心という感情に抗う必要があったので、攻めた判断だったなと今振り返っても思います。
結果的に増えたけど、当時はどうなるかわからなかったしね。
そんな時、やっぱりインデックス積立設定をしたまま放置ができる今のシステムは、本当に素晴らしい。
ドルコスト平均法の強みは、こうした有事の際に最も力を発揮するのかもしれませんね。
あなたは有事の際、株式市場とどのようにつきあいますか?
まとめ
以上、「有事には脳を切り替える必要がある」についてお伝えしました。
結論としては、これらでした。
- 世界株式市場から利益を得るのは、どんな時でも倫理から外れることではない
- 株式市場に身を置く決断をした以上、有事には脳を切り替える必要がある
- 有事の際は、「インデックス積立を設定したまま放置」が一番楽
そういえば、まさに東日本大震災が起こった時、為替世界が生々しく描かれている小説があります。
FXトレーダーだったSarah(サラ)さんの小説(私小説?)は面白くて、私もいまだに読み返しますよ。
当時の為替の世界に若き女性トレーダーがどう立ち向かったのか、興味ある方は読んでみてください♪
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