こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
🐻❄️はがはが言いながら朝起こしにくる犬。
— もふもふ@好きなことでゆるく働く主婦犬|サイドFIRE (@mof_yuru) August 21, 2022
彼女はもと凶暴保護犬。私が里親になる覚悟ができたのは、信頼できるドッグトレーナー&出張トリマーさんのおかげ。彼女を一生幸せにしたいから、ひとりで抱えこまずプロの手を借りると決めたよ。私にとってお金は、動物と幸せに暮らすためのツールです☺️ pic.twitter.com/mWuhpw2hRd
はがはが言いながら朝起こしにくる犬。 彼女はもと凶暴保護犬。私が里親になる覚悟ができたのは、信頼できるドッグトレーナー&出張トリマーさんのおかげ。彼女を一生幸せにしたいから、ひとりで抱えこまずプロの手を借りると決めたよ。私にとってお金は、動物と幸せに暮らすためのツールです
もふもふ@Twitter
先日このようなツイートをしたんですが、この関連で私がよく周囲に質問されることがあります。
それは、「そこまで好きなことをどうやって見つけたの?」ということ。私が動物が好きで、そのために資金を投入したり事業を始めたりするのをみて「どうしてそこまで好きなの?」と不思議に思うらしいです。
今回はこの話をしたいと思います。「特に趣味もなく毎日つまらない」「自分の好きなことがわからない」「価値観がブレブレで他人を羨んでしまう」みたいな方に読んでいただければと思います。
ストレスなく暮らすだけでいい
まず、私が大前提としてお伝えしたいのは、人生において「好きなことを仕事にする」必要は必ずしもないということです。
私は「稼ぐ・好き・得意」なことの中で、「好きなこと」という項目に惹かれたので今(ペットシッター事業を立ち上げて10年近くになります)がありますが、それはあくまで私の場合です。
なので、価値観がブレていたって良いですし、何やら軸のある(ように見える)人を羨んだりする必要もありません。
「好きなこと」至上主義の時代に違和感
今から20年ほど前、私が学生の頃は「好きなことで働く」という価値観がかっこいい!みたいな風潮がありました。
友人は「下北沢でカフェを経営するのが夢」と言っていましたし、「クラブDJとして食べていく」と語っていた子もいました。
当時の彼(今の夫)は、そんな中でお堅い資格試験の勉強に明け暮れていたのですが、はっきりいってその姿勢は「人生守りに入るなよ!好きなことで生きようぜ!」みたいに、世間からは軽んじられる価値観だった気がします。
ただ、私としてはそういう「好きなことで生きる人がかっこいい」という価値観しかなかった雰囲気にも、なんだか違和感があったんですよね。
自分の心地よい価値観を大切にしよう
なぜなら、好きなことを仕事にしなくたって、日々楽しくストレスなく暮らせるという人もいるからです。
私が何を言いたいかというと「好きなこと」や「人生の軸」みたいなものがなくたって、人生は楽しく生きられるということなのです。
なので、私がこのブログで「みんなー!好きなことを仕事にすることが人生の正解だよー!」と言っているわけではないということを誤解しないでくださいね。
心地よい価値観は人それぞれ♪
好きなことを見つける方法3つ
「好きなこと」は必ずしも万人に必要なわけではない、という前提ですが、それでも「好きなことってどうやって見つけられるの?」という質問をされたら、私の回答は、以下3つです。
- 目の前の小さな幸福を大切にする
- 有意義さは求めない
- 手を抜かず継続する
それぞれ見ていきましょう。
方法① 目の前の小さな幸福を大切にする
私に「好きなことがなかなか見つからない」と相談くださる方々は、何か人生の大きな軸を見つけようと必死で、目の前の小さな幸福感に気づいていないのではないかと思うことがあります。
つまり「好きなこと=人生を変えるような大きな転機」のようなイメージなのではないでしょうか。
私が好きなことを見つけたエピソードもたまたまそんな感じでしたが、そこに視点を集中させて探そうとすると、見つかる難易度はぐっとあがります。
目の前の幸福を楽しむ父
先日、実家の父の姿を眺めていたときのこと。
ああ、「好きなこと」とはこれでいいんだ、とふと腑に落ちました。
私の父は、日本酒を飲みながら相撲番組を観る時間が至福のようです。テレビの前で日本酒をグイグイやりながら「はっけよい、のこった」の行司の声と共に、好きな力士を全力で応援するのです。
父は、一日の終わりにそんな時間があれば、それだけで幸せだと言っていました。
自分の目の前にあるエンタメを心から楽しむ。好きなことを見つける方法としては、これ以上に簡単なものはありませんよね。
今は娯楽が豊富にある恵まれた時代。私もNetflixで「今日何観よう」と思うワクワク感が、日常を幸せなものにする一つです。
方法② 有意義さは求めない
人が「好きなことを見つけたい」と言う時は、なんとなく「自分が好きで役に立つこと・人に言っても恥ずかしくないこと」という意味で使っている場面が多い気がします。少なくとも、かつての私はそうでした。
そんなイメージが変わったのは、レコード収集に熱中する夫を見たとき。
私からすると何の役にも立たなそうな黒い円盤を、彼は渋谷のレコードショップまで足を運び、ニコニコしながら抱えて帰ってきます。
私はその光景を見て「好きなことって、別に有意義なことじゃなくてもいいんだ」とふと思いました。そしてそう思ってから、自分の好きなことも一気に増えました。
たとえば、私にとっての好きなこととは、もふもふ犬とお昼寝することだったり、毎日ゲームすることだったり、推しを応援することだったりします。
夫はレコード収集に加え、現在はポケモンGOにも熱中していますが、なにやら毎日純粋に楽しそうです。
方法③ 手を抜かず継続する
そして、「好きなことを見つける」ために私が最も重要だと思ったことは「どんな仕事にも手を抜かず継続する」ということです。
まだ何がしたいかわからないけど、ゆくゆくは好きなことで働きたいと思っている方には、ここが分かれ道となると思います。
私は運良く自分が大好きな動物の仕事に出会い、現在はその事業で収入を得ています。今思うと、こうなるためには、前職で手を抜かなかったからこそ手に入ったスキルが必要不可欠でした。
たとえば、自分には日々辛く感じていた営業職。
あの頃に手を抜かず、泥臭く積み上げた経験がなければ、開業10年近くとなる現在までひとりで事業を継続させることは不可能だったと思います。
今でも、対人折衝のバランス感覚だったり、リスク管理だったり、事業を行う上での基礎体力のようなものが、自分の体に備わっている感覚があります。
目の前の仕事を誠実にやり続けると、必ず何かに繋がるんですよね。
抽象的な話で申し訳ないのですが、私がいつも思うことなので記しておきました。
まとめ
以上、「好きなことや、自分が大切にしたいことってどうやって見つけたの?」に対し、私の答えは以下3つでした。
- 目の前の小さな幸福を大切にする
- 有意義さは求めない
- 手を抜かず継続する
皆さんには、日常の中で「この時間が幸せ」のような好きなことはありますか?もし思い当たることがなければ、日常で探してみてくださいね。幸福を感じる力も、楽しい人生を送るコツです。それでは!
お風呂上がりのアイスも至福の時間♪