こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
ここ数年で「ペットシッターになりたい」というご相談を、本当によくいただくようになりました。
TwitterのDMでもたまにいただきますが、それより多いのはリアル世界の「知り合いの知り合い」のような繋がりからのご相談です。
今回は「実現したいことがある時は、まずテイカー思考を捨てよう」という私の考えをご紹介します。
ペットシッターになるには
「ペットシッターってどうしたらなれるの?」と気になる方は、こちらに詳しくまとめています。
ペットシッターになるハードルは低い
ペットシッターになるには国家資格が必要なく、民間資格があれば問題ありません。
しかもその資格は、私の経験上、教材費を払えば誰でも受かるレベルの試験です。
車の運転免許より簡単だったよ。
というわけで、実はペットシッターになること自体は、ハードルがかなり低いんですよね。
そのため、私はペットシッターになることよりも、個人事業として継続させることのほうが難しいと思っています。
ペットシッターはたくさん稼げる?
ペットシッターになりさえすれば、好きな仕事でたくさん稼げる、と思われている方は意外と多いようです。
そのため、ペットシッターの資格を取得した方から「無償でもよいから実務経験を積ませてほしい」というご相談もけっこういただきます。
しかし、正直言ってたくさん稼げるというのは事実ではありません。
昔お世話になったペットシッター会社の社長いわく、大昔はそうだったようですが、少なくとも私が個人で始めた10年前は会社員の平均年収程度でした。(そして体力的には会社員の方がずっと楽。)
今はさらに競合が増えたので、「稼ぎたい」という人は難しいと思います。
好きなことでゆるく働きたい人には、最高の仕事
そのかわり、私のように動物がとにかく好きで、大きな収入はいらないかわりに個人事業としてゆるく働きたいと思う方には最高の仕事です。
また、私はとにかくゆるく働きたいため、大変心苦しいのですが実務経験のご依頼は全てお断りしています。
申し訳ないけど、一人で自由気ままにやりたい!
個人事業のメリットは、自分だけで自由に働けること
私の場合、30代の社畜時代に「今後の人生は、楽しいことだけをする」と決めて、副業としてペットシッターを経験し、個人開業して今に至ります。
▶︎楽しいことだけしてゆるく生きたい。と言ったら呆れられたアラサー女の話。
そしてその楽しいことの中に、人材育成は入っていません。
私が思う個人事業のメリットの一つは、個人だけで自由に働けることなのだと思っています。
質問にお答えして思うこと
現在はせめてペットシッターになりたいという相談者さんのお力になれるよう、自分にできる範囲で質問にお答えするようにしています。(このサイトではお答えしていません、すみません!)
ただその中には、悲しいことに「この方、開業は無理だろうな」という方も一定数いらっしゃいます。
成功したい人が陥る、テイカーの罠
あなたが何かを実現したいと思う場面があれば、今一度自分がテイカー思考になっていないか、振り返ってみてください。
テイカーとは、他者から奪う側の思考になる人のことです。
その反対はギバー(与える人)だよ。
よくある質問「成功するにはどうしたら?」
たとえば、私のところにくる質問で意外と多いのは、以下。
- 「資格は取りました。次は何をすればペットシッターになれますか?」
- 「ペットシッターとして稼ぐ方法を教えてください」
- 「絶対成功する顧客開拓方法を教えてください」
つまり、自分で検索すればすぐにわかる情報だったり、最初から楽をするために他人に依存する質問だったりするのです。
成功者に依存するのはやめよう
まず、自分で情報を取得することができなければ、個人開業は高い確率で不可能です。
起業ビジネス商材のカモにされるだけだよ。
また、テイカー思考ならば、周囲が助けてくれない環境を自分で作っています。
つまり、
- 自分で考えるという訓練をしてこなかった人
- 他責思考、依存気質の人
は、自分の希望を叶える確率を自分で下げているので注意ですよ!
この話については、以下にまとめています。
自分で思考し続ける人だけが、好きなことでゆるく働ける
ペットシッターに限らず、好きなことでゆるく働きたいということについても、全く同じことが言えます。
重要なのは、常に自分で考え続け、トライアンドエラーを厭わないこと。
どうすればうまくいく?は最も意味がない質問
私は「何をしたらうまくいきますか?」という質問は、多分人生で一度もしたことがないと思います。
なぜなら、預言者でもない限り、自分の未来など相手にわかるわけがないからです。
その代わり、私がよくするのは「何をしたらうまくいったのですか?」という質問。
この質問の違い、わかりますか?
前者は単に自分が成功するための答えがほしいというテイカー質問で、後者は自分で思考するため、いわば成功者の思考や行動からヒントを探る質問なのです。
実際に彼らが行動したことや大切にする思考を謙虚に聞く姿勢だと、相手にも快く答えてもらえますよ。
まとめ
以上、「実現したいことがある時は、まずテイカー思考を捨てよう」でした。
成功したい、最短ルートを行きたいという欲は、時々人をテイカーにさせてしまいます。
不思議なことに、テイカーになってしまうと、行きたい方向からどんどん遠ざかってしまうんですよ。
一方、自分で考えて行動したことは、必ずあなたの経験値になります。応援しています♪
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