こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
私は夫の両親のことが大好きです。
ふたりともにぎやかで、健康で、善良で、心優しい人たちなので、たまに会うとこちらまで温かい気持ちになります。
先日、突然お義母さんから連絡がきて「おとうさんがもふちゃんにテレビを買ってあげたいと毎日言っているのよ!」と言われました。
今回はお義父さんにテレビをプレゼントしてもらう話をご紹介します。
ミニマリストの私がどう受け止めているか、あなたも自分の場合と仮定して見てみてくださいね。
私はテレビ大好き人間
もしあなたが「テレビをあげる」と言われたら、嬉しいですか?それとも困りますか?
私の周りでは、テレビを手放す人がここ数年で本当に多くなりました。
私は今まで、仕事で200軒のお宅を訪問してきたのですが、ここ5年くらいでテレビが室内から消える現象が激増しているのです。
富裕層ほどテレビを手放す、というのはけっこう本当です。
ちなみに海外の方だと、もともとテレビではなく巨大なプロジェクターがあります。
スピーカーにもこだわって、映画館みたいにしている方が多い!
そんな中、庶民の私はテレビ大好き人間です。
気がつくとテレビのリモコンと共に1日中動かない暮らしになってしまいそうなので、日中はテレビ断ちをしているほどです。
ミニマリストはテレビを処分?
ミニマリストの方の動画やブログで、「テレビを手放したら時間が有効活用できます!」みたいな情報もよく目にするのですが、私にはピンと来ていません。
多分これは私が好きなことでゆるく働くといった、時間に追われない暮らしをしているからだと思います。
ただ、テレビは家具の中でも大きいものなので、まあまあミニマリストである私も、もし今のテレビが壊れたら一度ないまま暮らしてみようとは思っていました。
そんな時に、お義父さんが「テレビを買ってあげたい」と。
…ふぁ?!
お義父さんの想い
お義父さんは、音響エンジニアのような仕事をしていた関係で、元々家電にも詳しい方です。
最近自宅のテレビを買い替えたそうなのですが、自動で全番組が録画されたり、直接NetflixやYouTubeを観ることができたり、たくさんの便利機能に感動したようです。
4Kの画質も申し分ないらしい。
驚いたのは、お義父さんもお義母さんも、熱烈にテレビを楽しんでいるということでした。
若者が観そうなドラマを毎週夫婦で観て、そこに出ている俳優さんたちのことも熱心に調べたとのことで、私より詳しかったです。
私も偶然同じドラマを観ていたので、先日食事をした時にこの話で盛り上がったんですよね。(夫は蚊帳の外。)
その時にお義父さんは、私にももっと高性能なテレビを買ってあげたいと思ったのだそうです。
温かい家族が増えたことが幸せ
私が結婚してよかったなと思ったのは、この温かい人たちとも家族になれたことです。
距離がすごく近いわけではないのですが(だからこそ良い距離感なのかも?)、本当によくしてくれます。
たとえば、野菜を送ってくれたり、私がコーヒーが好きだと聞いてわざわざ百貨店で美味しいコーヒー豆を買ってきてくれたり、私の大切な存在の愛犬のために、オーガニックの冷凍ささみも送ってくれます。
私のことを心配してくれて、「何かあればいつでも帰ってきてね。私たちの娘なんだから」と会うたびに声をかけてくれます。
さらに、善良な彼らは私たちに子どもがいないことに、親として大きな責任を感じているようです。
私が苦労していると思っているらしい義両親
夫いわく、彼らは私が苦労していると思っているため、できる限りのことをしてあげたいと思っているようでした。
私たちが結婚した時は、夫が無職でした。
そしてのちに彼が不妊ということがわかり、子どもはいません。
私としては、私からプロポーズしたわけだし、子どもも望んでいなかった(望んでいたとしても、誰のせいでもないこと。)ので問題なかったのですが、お義父さんお義母さんは、とにかく「もふちゃんに苦労させて申し訳ない」という思いがあるようです。
特に苦労していないけど、気持ちは嬉しいな。
そのため、今回のテレビも話もお義父さんの「何かしてあげたい」という気持ちからなんだろうな、とありがたく受け止めています。
テレビに求める機能
さて、今使っているテレビはもう15年前に購入したものなのですが、正直いうと個人的にはこれで必要十分です。
そのため、新たに買っていただくとなると、自分の希望がわからない…。
今のところ以下かな。
- スマートテレビ(Netflixなどの動画コンテンツを、専用デバイスを使わずにそのまま視聴できる)
- 今より少しだけ大きめ
お義父さんは、好きな番組を後から視聴できる機能を激推ししていたので、多分この機能もつくでしょう。
それにしても、ミニマルな暮らしの我が家に、予期せぬ大きな家電がやってきます。
自分では絶対に購入しないであろう贅沢品なので、今からちょっとドキドキしています。またご報告しますね。
まとめ
以上、お義父さんにテレビをプレゼントしてもらうことになった話でした。
この話を書いていて、「自分は厳格なミニマリストじゃなくてよかったな」とちょっと思いました。
モノをいただく時に、ものすごい拒否反応を起こすミニマリストさんもいらっしゃるかもしれませんが、私はそれまたモノに囚われているような気がするんですよね。
温かい人たちの温かい気持ちもありがたくいただいて、毎日幸せに暮らしたいなと思います。
お義父さんと電気屋さんに出かけるイベントが楽しみ♪
【追記】テレビ、買いに行きましたよ。