【副業月収を公開】好きなことでゆるく働く、40代自営業の10年推移。

ペットシッター

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日こんなツイートをしました。

【副業月収推移】
1年目|3万円(本業20万円)
2年目|8万円(本業15万円)
3年目|12万円(副業→独立)
4年目|15-30万円

10年目|20-70万円

好きなことをただ誠実に続けたら、いつのまにか軌道に乗った。他人との比較なんて必要ない。手を抜かず、焦らず、楽しみながら長く続けよう。

今回は、「10年目自営業、副業月収推移の紹介」をしたいと思います。

副業をスタートしたのは30代前半

私は現在ペットシッターとして個人開業し、副業時代もあわせると10年以上になります。

なぜペットシッターという副業を始めたのか、という経緯はこちらにまとめています。

この記事にも書いてあるのですが、実は私の場合は生活費は本業でまかなえていたので、「副業での月収」については意識したことがなかったんですよね。

特にいくら稼ぎたいという目標もなかった。

ただ、みなさんの興味は「どれくらいの時期でどれくらいの収入があったの?」ということかと思いますので、一度まとめてみようと思います。

あくまで私の場合ですが、副業での月収推移をご紹介します。

1年目|3万円(本業20万円)

ペットシッター会社でアルバイト+週5の派遣(本業)

前職の上司が長年ペットシッターを依頼している、と聞いたので、その元上司に頼み込んでその会社の社長を紹介してもらいました。

実際にお会いし話を聞いたところ、やはり自分もやってみたいと思い、土日アルバイトでお手伝いさせてほしい旨、ご相談しました。

たぶん社交辞令で「じゃあ今度…」と言われたので、「今度の土日ですね!」と勝手に解釈し、翌週から事務所に押しかけました。

ここで攻めなかったら、もうチャンスはこないと判断した。

その流れで月に何回か週末に手伝わせてもらうこととなり、そのアルバイト料が月3万円程度だったかと記憶しています。

報酬自体はたいしたことありませんが、動物業界未経験の私は心優しい社長から、数多くのノウハウを学ぶことができました。

2年目|8万円(本業15万円)

ペットシッター会社でアルバイト+週3の派遣(本業)

1年目を終えて、改めてペットシッター事業をしたいと強く思った私は、たしか半年ほどで、本業である派遣業を週5→週3に減らしてもらいました。

大事なのは、この時までに使える人材と職場で思ってもらうこと。

私は前職で派遣社員さんの受け入れ判断をする役割だったので、時給以上の働きをすれば必ずこの要望は通ると思ったんですよね。

使える人材ならば、週3にすると人件費も抑えられますし、予算管理をする側にもおいしい話です。

というわけで、副業で土日ほぼ全てを使えるようになりました。

同時に自分のペットシッター事業を立ち上げた

同時に、自分のペットシッター事業で開業もしました。

この時点では、開業届を出して事業サイトを作っただけ、みたいな感じでした。

3年目|12万円(副業→独立)

  • ペットシッター会社でアルバイト+自分のペットシッター事業
  • 週3の派遣(本業)→終了

個人的な感覚でいくと、週3派遣の職場も楽しかったし、全責任を負わなくていいアルバイトも気楽だったので、「このまま独立しなくてもいいかも?」と思い始めていました。

しかし、私が予想したサービスエリアが運良く当たったようで、事業サイトからの依頼やご紹介でのお客様もじわじわ増えてきました。

この時代が一番働いていかも。早朝副業→本業→深夜副業だった。

2足のわらじの限界がきて、後ろ髪をひかれながら週3派遣を退職することとしました。

ここでのコツは、2つあります。

コツ① 副業をやりやすい環境にいること

まずひとつめのコツは、副業をやりやすい環境にいることです。

派遣の職場の皆は私の副業を常に応援してくれて、独立のために契約満了となった際は、何度か送別会も開いてくださいました。

何から何まで恵まれていた副業時代には、今でも感謝しています。

なぜそんな恵まれた環境を獲得できたのか?については、こちらにまとめていますので興味ある方はどうぞ。

【関連】私がゆるく働くために、幸運を引き寄せた方法4選

コツ② 仕事を詰め込まないこと

さらに重要なのは、焦って仕事を詰め込みすぎないということ。

私は、キャパ的には6割くらいで留めました。

ここでフル稼働すると、依頼量が3倍になる繁忙期が乗り切れないし、そもそも長時間労働が嫌で前職を辞めたのに、忙しく働くなんて本末転倒ですよね。

何より自分の自由時間がなくなると、私が最も大切にする「好き・楽しい」の気持ちが消えてしまうと思いました。

「不安だから、いただいた依頼は全て受ける」とした同業者は、残念ながら途中でパンクして廃業していたので、やはりこの判断は正しかったと思います。

4年目|15-30万円

  • ペットシッター事業で独立
  • ペットシッター会社でアルバイト→終了

しばらく繁忙期のペットシッター会社もお手伝いしていたのですが、自分の事業で埋まってしまったので、そちらのアルバイトも終了することになりました。

とはいえ、忙しい時の社長からのヘルプ依頼は、最大限お受けしましたよ。

ご恩はできるかぎり返したい!

この時点で、生活費12万円は担保できたので「一生この暮らしをしたい」と思いました。

10年目(現在)|20-70万円

現在、やっていることは変わらないのですが、報酬が上がっています。要因は以下。

  1. 実績あるペットシッターが少ないので信頼される
  2. 希少スキル(守秘義務・英語等)がハマった
  3. サービス料の値上げをした
  4. 市場に変化があり、チップ額が上昇した

チップ額の上昇が大きい

私のお客さまは、会社を経営されている方や芸能のお仕事をされている方がメイン層でしたが、ここ2、3年くらいで異なる層が一気に増えました。

最近は、なんといってもFIRE済米国人の東京都心移住者がメイン顧客です。

▶︎【都心富裕層エリアの変化】米国からの移住FIRE民が増えたよ。

都心の富裕層エリアでは、この2、3年の大きな流れだよ。

そんな時にたまたま実績のある、英語OKのペットシッターが、彼らのニーズに合致したようです。

彼らは自分たちが信頼できる業者を確保するため、こちらが驚くような額のチップを上乗せしてくださいます。

よって、私の報酬も基本給の倍くらいになっています。

報酬の大きさより自分軸がだいじ

この景気の良い波がいつまで続くかわかりませんが、私が大事なのは実は報酬の大きさではありません。

  • お客様・動物・自分が気持ちよく働ける相互関係が成立していること
  • ゆるく働くこと
  • 生活支出12万円を得られること

副業というと収入に目が行きがちですが、私は「楽しく、ゆるく働く」の方が、断然大事なのです。

結論:好きなことでゆるく働くことは、月収以上に価値がある

ここ10年のあいだに競合もたくさん生まれましたが、個人的には競うという感覚は一切ありませんでした。

それよりも、とにかく目の前のお客様と動物たち、そして自分に恥ずかしくない仕事をすることに注力してきた記憶があります。

自分の仕事に誠実であり続けることは、プロフェッショナルであること。

私はただ単に、ペットシッターのプロという自分のなかにある理想を追いかけていたようです。

好きなことを仕事にすると、ただ毎日が楽しくて、あっという間にすぎていきました。

そして夢中になっているうちに、ふと気がついて周囲を見渡してみると、競合はほとんどいなくなっていました。

いまだ5年以内に廃業する個人事業主はとても多い。

この月収推移を紹介したのは、あなたに希望を持ってもらいたいのと同時に、

誰とも比べ、目先の収入を追いかけなかったからこそうまくいった

ということを知ってもらいたいからです。

何度でも言いますが、好きなことをライフワークにするために重要なのは、

好きなことを見つけたら、手を抜かずにやり続けること

ですよ。

まとめ

以上、「10年目自営業、副業月収推移の紹介」でした。

月収はたまたま景気がよいだけなので、今後はどうなるかわかりません。

そして、しつこいようですが私は月12万円あれば十分なので、収益増はそこまで重要じゃないんですよね。

どちらかというと、

この暮らしを一生続けられるか?そのためにはどんな仕組みが必要か?

が、ここ数年の私のテーマです。

その答えの一つが、サイドFIREだよ。

副業やスモールビジネス、もし何か始めてみたいと思っている方がいたら、私も嬉しいです♪

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