こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
能登の地震で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、羽田事故で亡くなられた海保隊員の方々のご冥福をお祈りいたします。
年末年始の繁忙期、終わりました。
2024年の幕開けはイレギュラー続きで、ペットシッターである私は、実は超集中モードでした。
今回は、「個人事業主にとって、実績とは小さな積み重ねだと思った話」についてお伝えします。
2024年になったら、イレギュラー勃発
ペットシッターとして最大の繁忙期である、年末年始。
地震が起きた時、私は都心のタワーマンションの高層階で仕事中(猫さんたちのお世話中)でした。
免震構造の高層階だと、揺れ方は船の中にいるようになります。
東日本大震災の時は、隣のビルとぶつかるかと思ったくらい建物がしなりましたが、今回の都心は小物が倒れる程度でした。
ペットシッターとして、あらゆる事態を想定していく
猫さんたちに声をかけつつ、倒れた小物を戻したりしながら、私の脳はペットシッターとしてあらゆる想定を始めます。
- お客様への状況報告(動物の様子、室内の異変共有)
- 翌日からの移動ルート想定(余震により電車が止まる事態を想定)
- お客様の帰便スケジュール調整(新幹線・航空などの欠航はあるか)
この事業をはじめて10年ともなると、非常時の動き方も慣れているので、自分のとるべき行動を冷静に丁寧に組み立ていきます。
イレギュラー収束時の自分の心を観察し、実績とはこういうことを言うのだな、と実感しました。
幸いなことに、東京では停電もなかったので、その日は動物たちの様子を見ながら淡々と仕事をするのみでした。
と思ったら、影響範囲が拡大
ただ、その途中で、羽田のJAL航空機が炎上しているというニュースが入りました。
となると、私の業務への影響範囲が一瞬で拡大します。
緊張度がぐっと引き上げられた瞬間。
お客様の帰便に欠航があり得る場合(実際立て続けに起こった)、ペットシッターとしてのスケジュールも一気に調整がかかるんですね。
繁忙期のスケジュール調整は、難易度高し
繁忙期のスケジュールはパズルのように組み立てているので、お客様とやりとりしながら移動ルートや訪問時間などの再調整に入ります。
単なるスケジュール調整と言われればそれまでですが、これが繁忙期だと鍵の返却なども重なり、緊張度が増します。
間違ってもやってはいけないのが、スケジュールの手違いで動物たちが数日置き去りにされること。
水やごはん、室温調節不可能の状態となると、特にシニア動物ならば、生命の危機にかかわりますからね。
こういう時こそ、深呼吸だいじ
こういった調整に脳をフル回転させている時も、実務は続きます。
その際、私はお客様宅前に到着したら、
一度深呼吸をしてから、入室するルール
としています。
というのも、焦った気持ちを室内に持ち込むと、なぜか動物たちにも伝染してしまうんですよね。
そして、自分自身もどこかで変なミスをしそうになります。(猫さんが悪戯したら危ない棚を、開けっぱなしにしそうになったりとか。)
それが、深呼吸を挟むことで、スッと脳が切り替わるんですよ。
これ、ほんと効果あるよ!ぜひやってみてね。
この深呼吸は、忙しい時こそ絶対にミスをしてはいけないという、前職のディレクター時代に叩き込まれた教えです。
今回もこれをはじめとする様々な独自ルールによって、最後までトラブルなく、お客様にも動物さんにも安心いただくことができました。
イレギュラーの多かった年末年始、心からほっとしたよ。
実績とは、小さな積み重ね
このように、私が今でも致命的なミスやトラブルなく事業を継続できているのは、
小さいけれど有効だと思う対策
をしつこく続けてきたからだと思っています。
一つ一つは些細な工夫なのですが、どれもこれも軽く見ていたら、いつか致命的なミスを引き起こしていたと思うんですよね。
特に非常時は、気持ちがイレギュラーな事態に引っ張られて、いつもはしないミスをしてしまうものです。
会社員ならばそれでも周りにフォローしてもらえますが、個人業にはそれがありません。
結局、実績とは小さな積み重ねなんだなと、イレギュラー続きの年末年始にしみじみ感じたのでした。
まとめ
以上、「個人事業主にとって、実績とは小さな積み重ねだと思った話」についてお伝えしました。
そういえば、繁忙期は私のSNSもブログで予約設定のみの運営だったため、災害翌日に「投資結果報告〜♪」みたいな投稿していて、やべーやつだなと自分でちょっと思いました。
どなたかが不快な思いをされぬよう、今後は予約投稿も気をつけよう…。
現実世界では自分のできること(対どうぶつ)に奔走していたということで、お許しください。
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