こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
我が家のもふもふ犬が、突然お散歩に行けなくなりました。
犬が一生散歩にいけないとなると、なんとなく良くないことのようにも思えますが、私は、
彼女にとってそれが快適なら、まあそれでいいか。
と思っています。
今回は、「壁を感じた時は、できないと困ることって具体的に何?課題を分解しよう。」についてお伝えします。
もふもふさんは、超怖がりな元保護犬

我が家のもふもふ犬は、元々どうにもこうにも手のつけられない凶暴保護犬でした。
あらゆることを怖がって攻撃的になるため、多頭飼育崩壊の現場では、最後までレスキューできない一頭だったようです。
そのため、一時預かり犬としてうちにきて、初めて外に出られるまでには、4ヶ月かかりました。

最初は、アスファルトの感触も怖かったみたい。
お散歩大好き犬に変化
その後、長い時間をかけて、もふもふさんは運良くお散歩大好き犬になりました。
といっても、お散歩に行けるのは、私たち夫婦がふたりいる時のみ、1日1回5分程度、という条件つきです。
彼女はテリトリー外だと震えて動けなくなるのですが、我々と家のまわりを一周するだけならとても幸せそうです。
1日のなかで、もふもふさんにこういう楽しみが増えたこと自体が、私には嬉しいことだったんですよね。

ちなみに保護犬さんには、お散歩の楽しさを知らずに生涯を終える子もいます。
ただ、それがいろいろな要素(音・匂い・視界)が結びついて「やっぱり散歩こわい!」となる瞬間があり、今はまさにそういう状態が2週間ほど続いています。
準備したから、「嫌なことはしない」でいい
これが一過性のものなのか、もうずっと外には出られないのか、正直毎回わかりません。
ただ、私が決めているのは、もふもふさんにとって怖いことは、させないということ。
彼女はもうシニア犬なので、気難しさも、身体的にできないことも、どんどん増えていくことでしょう。
そうなった時のために、長い時間をかけて、最低限の日常生活ができるよう準備してきました。

たとえばトイレは室内で問題なくできる、何かあれば自らケージに入る、とか。
そのため、今は私の願いはただ一つです。
嫌なこと・怖いことは、もうしなくていい。ただただ、幸せに暮らしてほしい。
今は「お散歩いく?」と聞いて、嬉しそうなら挑戦してみる。
戻りたい!となった時点ですぐ引き返す、という日々です。
動物も人間も一緒だよね
この感覚ってもしかすると、不登校の子を持つ親の気持ちと似ているかもしれません。

人間の子どもには先々の学業もあるから、全然一緒にはできないけど。
夫は、ほかの犬があたりまえにできることが、この子にはできないということに、しばらく焦っていたようです。
しかし、できないと困ることって具体的に何?と課題を分解していけば、実は何も問題ない場合も多いんですよね。
どうしたら幸せになれる?
たとえばもふもふさんの場合は、この2つさえクリアしたら、ほかに何もできなくても問題ありません。
- 人に危害をくわえないこと
- ごはんと排泄が問題なくできること
たかが犬の話と思うなかれ!これは、人生のあらゆる場面で好転する視点ですよ。
まわりと違うこと・あたりまえができないこと、に気をとられてはいけません。
自分はどうしたら心地よくなるのか?自分はどうしたら幸せになれるのか?
考えるのは、この1点のみでよいと思いますよ♪
まとめ
以上、「壁を感じた時は、できないと困ることって具体的に何?課題を分解しよう。」についてお伝えしました。
私の結論は、こちらです。
- 壁を感じた時は、できないと困ることって具体的に何?と課題を分解しよう
- まわりと比べず、自分はどうしたら幸せになれるのか?だけを考えよう
お散歩できなくなったもふもふ犬は、そのかわり(?)窓から外を眺めては楽しそうです。

彼女にとっての穏やかで幸せな時間が、このままずっと続きますように。
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