こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日、こんな投稿をしました。
やりたい仕事があったけど、年収1000万円を手放すのは惜しい。32歳、ずーっと決断できなかった。
— もふもふ@好きなことでゆるく働く犬|1800万円サイドFIRE (@mof_yuru) August 14, 2025
でもある時ふと理解し、あっさり退職しちゃった。
1、健康でいられる残り時間
2、やりたいことへの熱量
お金より、これらが尽きる方が断然速い。特に2は、尽きる前に動かないと一生後悔すると思った。
やりたい仕事があったけど、年収1000万円を手放すのは惜しい。32歳、ずーっと決断できなかった。
でもある時ふと理解し、あっさり退職しちゃった。
1、健康でいられる残り時間
2、やりたいことへの熱量
お金より、これらが尽きる方が断然速い。特に2は、尽きる前に動かないと一生後悔すると思った。
今回は、「30代社畜が、年収1000万円を捨てた理由。」についてお伝えします。
年収1000万円の実態は、ブラック社畜

年収1000万円というと自慢と思われるかもしれませんが、実態はただただ哀れな社畜です。
ホワイトな働き方でこの年収だったなら喜ばしいのですが、私の場合は
命を削って働いて、たった1000万円とは、安すぎない?
と思っていました。(というか、今でも思う。)
労働時間から換算すると、アルバイト時給以下だった月もありました。
さらに半期年俸制のため、目標を達成できなかった翌半年は、容赦なく給与グレードが下がります…。
そのため、同僚たちは年収が高めだったとしても、「いつどうなるかわからん」ということで、同期でルームシェアをしたりしていましたよ。

それが、都心に住む社畜の実態でございます。
それでも年収1000万円は手放せなかった
では、まともな働き方のできる会社に転職すればよいのでは?と、今なら思うのですが。
当時の自分には、この年収を手放すなんて不可能だと思っていました。
というのも、私は就職氷河期世代かつ、ストレス散財期まっただなかだったから。
当時の市場だと、転職をしても年収ダウンは確実だったので、シンプルに生活できなくなると思ったんですね。(支出を下げるという選択肢は、全く思い浮かばなかった。)
え、もしかして、一生この働き方をし続けなければならないの?
過労でもうろうとしながらあっという間に30代に突入し、自分の未来にゾッとしたのを覚えています。

当時の彼(今の夫)は無職のため、結婚での逃げ道もナシ。詰んだ。
ペットシッターという職業を知ったことが転機
そんな私の人生最大の幸運は、この2つでした。
- ペットシッターという職業を知ったこと
- いま、自分は不幸なのだと認識したこと
それまであった、心のもやもやのカケラが、すーっと1本の道になった感覚でした。
やりたいことへの熱量は、いつ尽きるかわからない
私が気づいた真理は、お金よりこれらが尽きる方が断然速いということでした。
- 健康でいられる残り時間
- やりたいことへの熱量
当時の私と同じように、この価値の大きさに気づいていない方も多いのではないでしょうか?
しかし実際に、私は年齢と経験を重ねるごとに、やりたいことへの熱量がどんどん減っています。
そう考えると、熱量の高い時に会社を退職し、ペットシッター事業を始め、楽しくて仕方がないという10年を過ごして、本当によかったなと思います。
もし、今の私が事業を始めようとしたら、熱意が足りず、運も味方せず、何より当時の市場にあったチャンスの波を全て逃していたことでしょう。
お金を貯めつつ、やりたいことをやろうね
サイドFIREというと、資産形成をしてからやりたいことをするという方も多いかと思います。
ただ、私が40代になってからよく見る光景では、
いざサイドFIREしても、「お金はあるけど、やりたいことが何もない」という状態。
という人も、けっこう多いんですよね。
そのため、もしあなたが今少しでもやりたいことがあるなら、「お金が貯まってから」などと思わず、小さくやってみてほしいなと思います。

旅行やグルメは特に!体力・胃袋問題があるので早めに楽しもう。
お金はいつからでも貯められますが、やりたい気持ちは過ぎ去っていくものです。
あなたの熱のカケラは、その瞬間にキャッチしていきましょうね。
まとめ
以上、「30代社畜が、年収1000万円を捨てた理由。」についてお伝えしました。
私が年収1000万円を捨てた理由は、これらの価値に気づいたからでした。
- 健康でいられる残り時間
- やりたいことへの熱量
ちなみに、私は散財バカだったので貯蓄0で起業してしまいましたが、みなさんにはおすすめしません。
ある程度の資産があれば選択肢も増えるので、引き続きコツコツ投資もしていきましょうね。
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