こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
ミニマルライフと謳っていますが、我が家は積極的に物を減らそうとはしていません。SNSでお見かけするミニマリストの方のお宅に比べると、レコードや本含めモノが多い方じゃないでしょうか。
でも私たちはお互い自分らしく、快適に暮らしています。
今回はミニマリストの私と、物多め夫がお互いを不満に思わない理由について綴ってみます。もし「家族間の志向が違うことでぶつかってしまう」という方がいらっしゃったら、何かの参考になるかもしれません。
ミニマリスト妻と物多め夫がケンカしない理由
夫はマキシマリストというわけでもなく、多少のレコードや本のコレクションを除けば、いたって平均的な物の量かと思います。ですが、我が家はコンパクトマンション。どちらも平均な物量だとかなり狭く感じることでしょう。
インテリアの9割は夫のもの
我が家にある物は90%以上が夫のものです。
夫はレコード収集、読書が好きなので、巨大なターンテーブルやレコード棚、本棚なども我が家のインテリアの一部になっています。一方、私のものと言えるのは、4着の服、MacBook、PS4、植木くらいでした。
考えてみれば、夫婦ですごい差だね。なぜケンカしないんだろう?
小さな住まいでも収納には困らない
現在私たちは48平米の小さな賃貸マンションで暮らしています。
夫婦ふたり+1匹にしてはコンパクトな暮らしかと思いますが、お互い「収納が少ない、狭い」などの不満は特にありません。地下に1.5畳ほどのトランクルームもあるので、むしろ収納は余っています。
夫はファッションが好きなので、クローゼットはほぼ彼のものです。ただ、夫の場合は気に入ったものを長く使うタイプなので、15年前に買った服などもお手入れをしてずっと着ています。
もし彼が「バンバン新しい服を買っては捨てる」みたいな人だったら、私も若干モヤモヤして見ていたかもしれません。
そして、もし私が彼と同じくらいの量の物を持っていたら、やはり今の家では不満かなと思います。やはりこのくらいのコンパクトな住まいだと、どちらかがミニマリストでないと厳しいと思います。
妻がインテリアにこだわりがない
私たちが共同生活で特にぶつかることがないのは、私がインテリアにそこまで興味がないからかもしれません。というのも、私にとっては動物と暮らすことができればそれで満足だからです。
動物と暮らす方ならわかるかもしれませんが、猫だとソファやベッドは爪とぎになるし、犬だと椅子の足は噛むおもちゃになります。なので、私個人としてはハナからハイブランドの家具は必要としていないですし、部屋には「掃除がしやすい」以外のことは求めていません。
彼は私よりセンスが良いので、時間をかけて室内をシンプルに美しく整えてくれました。
インテリアはできればどちらかセンスの良い方にまるっと任せた方が、統一感が出てすっきりするのかなと思っています。
ミニマリスト妻が強要しない
これは私が周囲を見ていて陥りがちなことだと思ったのですが、私は夫に「これ捨てて」と強要することはありません。そのかわり、彼がその気になった時は、代理でブックオフの買い取り手配をしたり、地下にあるトランクルームにしまったりと積極的に動くようにしています。
私自身はミニマリストですが、室内の物が多いこと自体がストレスになるわけではありません。それによってパーソナルスペースが圧迫されたり、物が無駄になっていると感じることがストレスなのだと思います。
そして、一番ストレスなのはお互いが不満を抱えること。そのため、ミニマルライフ自体を追求しすぎず、お互いが絶対に不要と言えるものだけを処分するようにしています。
お互いの整えたい場所を尊重する
掃除に関しては、夫婦で気になる場所が全く違います。なので我が家の場合は、自分が気になるところは自分で掃除する完全分業制にしています。
例えば、私は水回りが気になります。お風呂や洗面室、トイレが汚れているのが嫌です。
夫は、シンクに置かれたままの食器と、床の埃が我慢ならないようです。
これらは最初は「そのくらいやろうよ」とお互いに不満に思っていたのですが、「どうやらそれぞれの気になる箇所が違うようだぞ」と気付いてからは、自然と自分が気になったら掃除するようになりました。掃除をすると気持ち的にもすっきりするので、気になるならば自分でやったほうがいいですね。
ちなみに今は夫が会社員で私が主婦ですが、昔は私が外で働き彼が主夫をしていました。なので、現在はお互いがどちらの役割も理解できます。きっとそれらの経験も、お互いを尊重することにつながっているのだと思います。
まとめ
以上、ミニマリスト妻と物多め夫がケンカしない理由でした。
何事もそうですが、あまりキチキチ考えすぎず、ゆるくお互いを尊重することが共同生活がうまくいくコツなのかなと思っています。
家族を尊重することが、ミニマルライフへの第一歩なのかもしれないね。ゆるく楽しもう。