こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
あなたは、素敵だなと思った人に対し、そのことを相手に伝えていますか?
私は、
相手の魅力的に思った部分を言語化し、本人に直接伝える
ということを信条としています。
今回は、「その瞬間に素敵だなと感じたことは、相手に伝達するべき」という私の持論についてお伝えします。
とにかく記憶力のない私
そもそもなのですが、私は友人に
「また適当なこと言ってる(笑)」
「全然覚えてないじゃん!(怒)」
とよく言われるくらい、いろんなことを忘れてしまう人間です。
なぜかはわかりませんが、きっと記憶を司る脳のなかに、なにか欠陥があるんでしょう。
そのため、せめて初めて会った人に対しては、私が個人的に魅力的だなと思った点を言語化して、直接相手にお伝えしようと思っています。
といいつつ、時間が経つとやっぱり忘れちゃうけども。
ジョハリの窓
ジョハリの窓をご存知でしょうか?
自己理解を深めるツールとして、グループワークでよく利用されている考え方です。
詳しく知りたい方はこちらに詳細が記載されていましたので、どうぞ。
▶️ジョハリの窓とは? 【わかりやすく解説】具体例、ワーク、4つの窓
私の特技といっていいのかわかりませんが、いつも他人に対して、この右上の「盲点の窓」が比較的よく見えるんですよね。
つまり、その人自身は気づいていないけど、私にはその人の美点が見えやすい。
本人にわざわざ美点を伝える機会って少ない
私は、会社でチームメンバーと接していたときも、いま新しく知り合った人と話していても、
自分では気づいていないだろうけど、素晴らしい美点だな
と感じることが多くあります。
そして、仕事で人をマネジメントする上では、他人の美点を言語化できることは自分の武器なんだな、と認識しました。
なぜなら、多くの人には「相手が自覚していない美点」などは見えないし、見えてもわざわざ本人に言語化して伝えるという人は少ないからです。
あなたのここが素晴らしい!って伝えるの、なんだかこっぱずかしいもんね。
ただ、私はあえて「相手の美点を、相手に直接伝える」をするようにしています。
会社員時代はそれでメンバーが成長するのを目の当たりにしましたし、そもそも人生って一期一会なのです。
他人はわかっている|自分はわかっていない部分とは?
「他人である私には見える美点だけど、その人は気づいていない」が具体的にどういうことか、少々わかりにくいので例を出します。
たとえば、ペットシッターとして事業を始め、集客ができないと悩む20代女子がいました。
彼女から直接相談されたことで、私は彼女の素晴らしい美点に気づきました。
彼女には、相手の話を最後まできちんと聞いてから、
「それはこういうことですか?」と、わかりやすい一言で要約し確認する
という技術があったのです。
自分では気づかない武器って意外と多い
実は、
- 相手の話を最後まできちんと聞く
- わかりやすく要約し確認する
という技術を自然と身につけている人は、意外と少ない!(私も苦手です。)
途中で話を遮る人、理解できないまま流す人は多い。
彼女の場合は、訓練的に身につけたというより、とても自然な流れでそれをするので、相手も「反復されている」ことに気づきにくく、会話自体に一切嫌味がなかったんですよね。
一方、ペットシッターという職業は、実は事前打ち合わせがお客様と会うほぼ最初で最後の機会となります。
そのたった一度の事前打ち合わせで信頼を獲得できなければ、この事業は長く続けられません。
つまり、この希少スキルは、事業をする上で彼女だけの大きな武器だったのです。
本人が気づいていない美点を伝えた結果
私は彼女にそのことを伝えましたが、彼女にとってはそれは美点というより、むしろ「一度で理解できておらず申し訳ない」と自分に自信なく感じる部分だったそうです。
その後、「事前打合わせ無料キャンペーン」という戦略をとることで、彼女はすぐに人気シッターになりました。
一度会ったら信頼できるとわかるから、当然の結果だね。
このように自分では気づかない美点って多々あるので、特に自己肯定感のない方は、あえて友人や先輩後輩に
自分のいいところがあったら、その場で教えてね
と伝えておくといいかもしれません。
結論:他人の美点はどんどん言語化して伝えよう
私は今までの人生に、こう伝えてくれる大人がたくさんいました。
「あなたが自分では気づいていないかもしれないけれど、私から見てあなたの美点は○○だよ。」
今思うとそれはものすごいパワーになっていたし、だからこそ自己肯定感が育ったんですよね。(今では若干育ちすぎていますが…。)
なにより、人生はいつ終わるかわからないのです。
私は記憶力が常人の1/4以下ということを自覚しているので、長い付き合いになっても多くのことを忘れてしまいます。
だからこそ、こう思っています。
その瞬間に素敵だなと感じたことは、相手に伝達するべき。
それが私には、一期一会ということなのだと思います。
まとめ
以上、「その瞬間に素敵だなと感じたことは、相手に伝達するべき。」についてお伝えしました。
人との出会いで関係性が長く続くどうかは、実は私には重要ではありません。
なぜなら、今では接点がなくなっていても、私の心の引き出しにたくさんの人たちの温かい記憶があるから。
普段は忘れていますが、ふとしたときに「あの人が私の美点をこれだと言ってくれていたな」と温かい自信が蘇ります。
私は、人生が交差した瞬間に、相手が振り返った時に力になるような言葉を少しでも伝えておきたいです。
相手の魅力的に思った部分を言語化し、本人に直接伝える。
あなたは、相手の美点を直接言葉にして伝えていますか?
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