こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
数年前からたびたび話題になっていた第3号被保険者制度の廃止案ですが、本格的に動き出したようです。
【関連】同友会、主婦年金の段階的廃止を 保険料負担、公平な制度に(Yahoo!ニュース|2024年12月3日)
ついに、この流れがやってきたか…。
今までに感謝しつつ、これに変わる次の一手を考えておかねばですね。
今回は、「第3号被保険者制度の廃止案キタ。自分の手持ちのカードで、次に使える制度は何か?」についてお伝えします。
第3号被保険者制度の廃止案
私が第3号被保険者になって10年、この制度の恩恵ははかりしれません。
このおかげで、会社員なら支払っていたであろう2-3割程度の税負担が、10年間0円でした。
この節税方法に気づいた時は、うまい話すぎて何度も疑った。
私が10年で2400万円の個人資産ができたのは、事業で稼ぎまくったわけではなく、
夫の扶養内(第3号被保険者)×自営業という働き方
のおかげなんですね。
そのため、このブログでも、第3号被保険者制度だけでなく、
- 自分の手持ちのカードを見渡して、使える制度は全て使い倒そう
- 自分の手持ちのカードを最大限使って、最もお得な波に乗り換えていこう
とお伝えしていたかと思います。
自分の手持ちのカードで、次に使える制度は何か?
さて、近い将来になくなるであろう制度を、憂いている場合ではありません。
日本政府よ、むしろ今までありがとう!
常に、次に自分の手持ちのカードを見渡した時に、使える制度は何か?の視点が大切。
私の場合、一番手にくるのはやっぱり、iDeCo満額(月額68000円)ですかね。
画像出典:iDeCoの掛金上限はいくら?毎月の拠出額を決めるポイントも解説(SMBC日興証券サイトより)
今後は年収200万円くらいにして、あとはiDeCo満額にしておけばいいかなと思っています。
この戦略については、ちーさんのYouTube解説が最もわかりやすかったので、気になる方はどうぞ。
会社員公務員は、iDeCoの掛金上限に改正あり
さらに、会社員や公務員ならiDeCoでも改正があり、掛け金の上限が少し引き上がりました。
厳密には、第2号被保険者(会社員や公務員)としてiDeCoに加入している方が対象です。
具体的には、確定給付企業年金をはじめとする他制度に加入している場合、2025年1月より掛金の上限額が月額1万2000円から2万円へと引上げられます。
楽天証券より▶︎【2024年12月制度改正】iDeCoの掛金拠出限度額が変更に
夫の場合も、月額1万2000円→2万円となったので、とりあえずそこを増額しておこう。
現在会社員の方、自分はiDeCoをやったほうがいいか?増額したほうがいいか?一度検討してみる価値はあると思いますよ。
資産形成での優先順位は、iDeCo活用
iDeCoは60歳まで引き出せないのが最大のデメリットなので、NISA利用のみという方も多いかもしれません。
その点、すでに40代の我々なら、あと20年もないので、もはやNISAと同じ感覚なんですよね。
ならば控除が使えるiDeCoを優先だ!
さらに、夫も私も退職金がないので、出口での課税で大幅に損をするという可能性も低い。
ということは、この先退職所得控除が改悪されることになっても、そこまで心配する必要はないかなと思っています。
結論:使えるカードを使っていきます
このように、私個人としても、我が家としても、時代に変化にあわせて使えるカードをどんどん使っていきます。
これは節税だけではなくて、私の場合はたとえばポイ活もその延長だったし、事業運営も同じ感覚でした。
今気になっているのは、PayPay銀行の「預金革命」。普通預金で金利2%(!)とは、検討する価値ありますね。
この「使えるものは全て使う」というバランス感覚と、そのための情報収集力こそが、資産形成には必要なんじゃないかな?と思っています。
私は情報収集がそれほど得意ではないので、いつも詳しく教えてくださるブロガーさんやYouTuberさんに感謝!
まとめ
以上、「第3号被保険者制度の廃止案キタ。自分の手持ちのカードで、次に使える制度は何か?」についてお伝えしました。
あくまで私の場合ですが、結論はこちらでした。
第一号被保険者(自営業者)として、iDeCo満額(月額68000円)にする。
第3号被保険者制度については、私のように制度を有効利用していた自営業者が排除されるのは、まあ仕方ないと思うのですが。
でも、実際にこれがないと生活が立ちいかない(子育て中の方や、介護されている方など)という方もいらっしゃると思うんですよね。
そういう方々への救済制度はないのかな?自分がその立場なら、なんだか国に見捨てられた気分になりそう…。
少なくとも自分は、いつ何があっても生きていけるよう、多少の資産形成で自衛しておきたいと思います。
具体策として、NISAを満額まで埋めます。
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