こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
ジブリの名作映画「天空の城ラピュタ」で、ドーラが破壊されている要塞に突撃する前、
「女は度胸だ。」
と言う場面、ご存知でしょうか?
私は、ドーラのこの言葉が大好きなんですよね。
いつも自分が何かする時、私も同じことをつぶやいています。
今回は、「度胸があれば、大体うまくいく。ハッタリも可。」についてお伝えします。
「男は度胸、女は愛嬌」ということわざ
度胸に性別は全く関係ないのですが、これは実は「男は度胸、女は愛嬌」のことわざをもじっている言葉です。
冒頭のドーラは女性です。船長として、他の船員の暮らしを守りつつ働いています。
いわば経営者だよね。
つまり、女性のドーラ自身がいろいろな苦境を度胸で乗り切ってきた背景が見えるからこそ、当時子どもだった私にも説得力のある言葉として残ったのかな?なんて想像しています。
実際に私が「女は度胸!」という言葉で乗り切ってきた場面は、数知れません。
というか、度胸があるだけで好転する場面って、本当にとても多いんですよ。
そのため、私としては
度胸と愛嬌があれば、たいていのことはうまくいく
と思っています。
性別でわける必要ないよね。度胸も愛嬌も、両方使えばいいのさ。
私が度胸は必須だ、と思ったエピソード
私が度胸の重要性を感じたのは、広告ディレクターだった時代でした。
広告では、子役モデルさんを起用することがあるのですが、モデル事務所やタレントランクによって、料金体系にはけっこうな開きがあります。
私はその時々の予算によって子役選定をし現場を見てきたのですが、利用料の高い子役さんの共通点は、一貫して「度胸がある」ことでした。
たいていの子が新しい環境に萎縮したりぐずったりするなか、人気のある子役さんになるほど、肝が据わっていて、思い切りが良いのです。
- 一度も経験のない演技でも、あっけらかんとやる。
- 他の子と自分を比べず、のびのびしている。
- 指示されたことは、とりあえずやってみる。
こういう子が登場した時は、スタッフ全員がなんとなく「アタリきた!」と思っているのがわかります。(言い方が悪いですが、実際にそれで撮影難易度が全然違うので。)
経験や容姿より、度胸の有無
技術や容姿や現場経験よりも、私たちが重要視するのは、この「度胸の有無」でした。
なぜなら、度胸さえあれば、次に必要なことはどんどん吸収できるからです。
そして子役の場合、度胸があることは、天からのギフトといっても良いくらいの性質。
逆に、ある程度の度胸がないと、大勢の視線のなかで活動するタレント業は苦痛になることが多いのではないでしょうか?
度胸と体力はギフト
というわけで、ディレクターの私が次もお願いするか決める時は、有名無名に限らず、とにかくこの二つを見ました。
- 度胸があるか
- 体力があるか
ちなみに、大人に混ざってスケジュールをまっとうする体力があるというだけで、本当にすごいことなんですよ!
あたりまえですが、人気子役さんはどちらも揃っているため、ギャラは高額となります。
そういう現場を見続けていると、子役時代の芦田愛菜さんは、(私はお会いしたことなどありませんが)本当に素晴らしい人材だとわかります。
度胸・体力・愛嬌・さらに突出した演技力が揃っていた、ということですからね。
まさに、子役界の頂点!
話は逸れましたが、私は度胸のある子役さんを見続けているうちに、
度胸があれば、次に繋がる。
という真実に気づきました。
度胸は真似で復元しよう
ただ、子どもにとってギフトとも言える度胸は、大人になるとさらに身につきません。
そのため、大人の私は
○○さん(←私が度胸のあると思う人)だったら、ここは勝負するよね。
みたいな感じで、成功者を真似してみることにしました。(冒頭の、ドーラもその一人。)
自分の中で明確な成功体験になったのは、自分の事業で「英語可」を掲げた場面です。
この時はハリウッド俳優のキャメロン・ディアスさんの真似をしたのですが、まさに「女は度胸!」と思った記憶があります。
度胸は基本的にはギフトだけど、
誰かの真似でも大丈夫。ハッタリの度胸でも、なんとかなるものだ。
と発見できたことが、この時私が獲得したものだったのかな?と思いました。
まとめ
以上、「度胸があれば、大体うまくいく。ハッタリも可。」についてお伝えしました。
ちなみに、子役の将来性だけでいえば度胸がある子が有利かもしれませんが、度胸と無縁ののんびりした子達も、とても魅力的でしたよ。
どんな子にも個性があって、合う場所が必ずあるはず。
子どもも大人も、優劣ではなく自分の特性に合う場所を見つけてほしい!と思っています。
【関連】度胸と合わせて最強なのは、「直感で行動する」ことだと思います。よろしければどうぞ。