こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
Twitterを眺めていると、
歯を食いしばって努力して、笑った奴らを見返してやると思いながら、どん底から事業を成功させた
みたいなエピソードが人気なんですね。
Twitter構文と言っていいほどよく流れてきますし、いいね!も毎度たくさんついている気がします。
ただ、私は「歯を食いしばって努力している」みたいな成功者って実際には少ないんじゃないかなと思っているんですよね。
今回は「努力より、無理なく稼げる仕組みをつくることの方が重要」という私の持論をご紹介します。
歯を食いしばって努力したから成功した、は都市伝説?
私のいた会社は、起業を応援する社風だったため、退職した先輩や同僚が起業するのが珍しくない環境でした。
私が起業成功者を見てきてわかったのは、「歯を食いしばって努力した」という人はほぼいないということ。
もちろん私が知らないだけで、中にはそういう方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも私の周りではいませんでした。
むしろ、がむしゃら努力型の人は起業失敗→転職パターンだったような?
では、起業に成功している人の特徴とは、一体なんでしょう?
起業に成功している人の特徴
起業に成功している人の特徴は、以下です。
- 本人が常に楽しんでいる
- 人材や協力者を集めるのが上手い
- 稼げる場所を探すのが好き
- 稼ぐ仕組みを作るのが好き
- 稼ぐまで淡々と継続する
このなかでは、私は3と4の重要性が、実はあまり知られていないのかな?と思っています。
努力は過大信仰されがち
私が人と話していて違和感を抱くのは、努力を過大に重んじる人が多いことです。
おそらく学校や家庭での教育で、そのような刷り込みがあったのでしょう。
しかし、私は努力などせずに生きていきたい、ただのダメ人間です。
そのため、私は努力を信仰しているらしき同業者の先輩のアドバイスに疑問を持ち、自分は真逆の行動をとってみました。
私が疑問を持った、同業者先輩のアドバイス
私が疑問を持ったのは、たとえばこういうアドバイスです。
- 新しい依頼は全て受ける努力をしないと、先に繋がらないよ。
- 苦手な人にも合わせる努力をしないと、うまくいかないよ。
今でもけっこうよく聞くアドバイスですし、一見正しそうに聞こえるかもしれません。
しかし、当時の私はこれを聞いて本当にそうなのかな?と疑問を持ったんですよね。
実際に自分が真逆を試してみると、これらは正しくありませんでした。
努力しないと成功しない、は嘘
私は、自分が楽しいと思う仕事量にとどめ、意に沿わない新規依頼はあっさり断りました。
苦手な人と合わせるストレスを選ぶならば、個人事業で稼ぐ仕組みを作りました。
結局この方法が10年間、自分の好きな仕事を守りきる砦となりました。
努力のみを信じていたら、失敗していた
- 新しい依頼は全て受ける努力をしないと、先に繋がらないよ。
- 苦手な人にも合わせる努力をしないと、うまくいかないよ。
このアドバイスをうのみにし、もしキャパ以上の依頼を引き受けていたら。
私はきっと、自分の仕事に誠実になりきれなかったと思います。
もし私が個人ではなく、スタッフを採用してチーム運営にしていたら。
今の自由で楽しい働き方は、失われてしまったと思います。
結果、自分が楽に楽しく継続できる仕組みをつくったおかげで、私の事業は苦労せずトントン拍子にうまくいきました。
努力だけでは越えられない壁がある
努力とは、戦略なく頑張り続けることではありません。
私の場合は、自分の市場価値を安売りしなかったことで、今では定期契約のキャンセル待ちがある状態です。
逆に、例の「努力しないと先がない」とアドバイスをくれた先輩は、5年ほどで廃業してしまいました。
どうやらキャパオーバーで致命的なトラブルを起こし、解決できずに病んでしまったようです。
このことから、私はやみくもな努力ではなく、
努力せずとも稼げる仕組みを作ること
が重要なのだと確信しました。
結論:無理のない仕組みで、淡々と続けよう
私が強く言いたいのは、成功する上で重要なのは、努力ではないということ。
- 無理なく稼げる仕組みをつくり、それを淡々と続ける。
- チャンスがくるまで、その市場に居続ける。
私の事業がうまくいった時もそうですし、私の周りの成功者を見ていても、これが最も効率的に事業を成功させる方法でした。
どんな仕事でも正しい方法で継続さえすれば、必ず信頼される瞬間がきます。
おまけ:継続できない人へ
そうは言っても続かないんだよ!継続にも努力がいるんだよ!
という方は、一度こちらを読んでみてください。
もしかしたら「その仕事(副業)が合っていないだけ」かもしれないので、自分の苦手分野や好きな気持ちを洗い出しするのもおすすめです。
いずれにせよ、「あなたが無理なく続けられる仕組み」をつくり、細く長く試行錯誤していきましょうね。
まとめ
以上、「努力より、無理なく稼げる仕組みをつくることの方が重要」という私の持論をご紹介しました。
結論は、こちらでした。
- 無理なく稼げる仕組みをつくり、それを淡々と続ける。
- チャンスがくるまで、その市場に居続ける。
それにしても、血の滲む努力が全てにおいて美しいとされる風潮が不思議です。少年漫画や、部活や受験勉強ならまだわかりますが…。
ビジネスにこの理論を持ち込むと高い確率でうまくいきませんが、意外とそれに気づいていない人も多いのではないでしょうか?
それどころか、情報商材や詐欺などのカモにされかねません。真面目な人ほど気をつけましょう!
副業でスポ根思考になりすぎていたら、要注意だよ。
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