こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日こういうツイートをしました。
生活がかかっている状況で「やりたい仕事かどうか」を判断するのって難しい!
私がやって良かったのは「最低生活費は本業で稼いで、興味を副業で体験する」方法。
私の場合は、本業の週3派遣+週末だけペットシッターをしてみたよ。経済的不安がなければ、好きなことが見つかりやすい。
この投稿で、面白い返信がありました。それがこちら。
ただ、普通は本業を週3にするってことが、まず難しいですよね。正社員だと5日が妥当ですからね。
この方がわかりやすいので引用させてもらったのですが、この「普通」「妥当」という言葉は、実は多くの方が無意識のうちに思い浮かべることなのではないでしょうか?
今回は、「貯蓄も仕事も、思考ロックが何よりの罠」という私の持論についてお伝えします。
普通・妥当の思い込みは誰にでもある
誤解のないようにお伝えしておくと、私はこの返信をくださった方を批判しているわけでは決してありません。
普通や妥当という思い込みは、誰にでもあると思っています。もちろん私にも。
人間とは、主観にまみれた生きものなのだ。
ただ、こういった思い込み、いわば「思考ロック」を外せないと、うまくいかないことって実に多いんですよね。
私の場合は、会社で前例のないプロジェクトを推進したり、退職後に自力で事業を立ち上げたりする時には、この思考ロック解除をしないと全くもって前に進まなかった気がします。
では具体的に、思考ロックを解除する方法はあるのでしょうか?
思考ロックを解除する方法
私は自分が「普通は」「まあ妥当かな」と思った時に、必ず脳内で思い浮かべるワードがあります。
それは、
本当にそう?
です。これを思い浮かべるだけ。簡単ですよね。
本当にそう?は思考ロック解除への良い訓練になる
これは私の会社でブレスト(ブレインストーミング。アイデアを出し合う会)をする時に、徹底的に訓練されました。
ブレストのキモは自由にアイデアを出すことなので、どんな意見が出ても誰も否定せず、いったんざーっと出していきます。
その中でも、やはり「普通」「妥当」の概念に引っ張られるメンバーは多いものです。
思考ロックの例
「普通」「妥当」の思考ロックとは、たとえばこういう発言です。
- 普通は削減できない予算だよね。
- サービス料金は、これくらいが妥当だよね。
そこで、アイデアを検討する段階になると、ファシリテーターが「これって本当にそう?」と投げかけていくのです。
すると、驚くことに「本当は普通でも妥当でもなかった」みたいなことって、とても多いんですよ。
思考ロックを外すと、できることが見えてくる
- 普通は削減できない予算だよね。→本当にそう?→違うところで調整したら、予算圧縮できる。
- サービス料金は、これくらいが妥当だよね。→本当にそう?→相場より付加価値をつけたら、より高い値付けが可能そう。
いったん「普通」「妥当」のロックを外すと、選択肢が大きく広がります。
私はこの時の訓練が今でも染み付いているため、今では思考ロックを無意識に外すことができるんですよね。
無意識に自問自答できるようになろう
冒頭の話に戻りましょう。
普通は本業を週3にするってことが、まず難しい。正社員だと5日が妥当。
もし自分がこう思ったら、私の場合は瞬時に「本当にそう?」というワードが脳に思い浮かびます。
もうほとんど条件反射で、自問自答モードになる。
すると、意外とそうでもない!と気づくことができます。
- 普通は本業を週3にすることが難しい→本当にそう?→相談したら週5→3にできた。
- 正社員だと5日が妥当 →本当にそう?→調べると、正社員で週3勤務の求人もあった。
けっこう簡単なワードなのですが、「本当にそう?」は効果絶大。
私が「本当にそう?」で達成したこと
私は「本当にそう?」という自問自答で、以下のことを達成できましたよ。
- 投資積立12.3万円なんて絶対無理→本当にそう?→いざ挑戦してみたら意外と捻出できた。
- 楽しいことだけして生きていくなんて無理→本当にそう?→いざ挑戦してみたら意外と実現した。
先の見えないことに関しては、思考ロックがない方が高確率でうまくいきます。
あなたも新しいことを始めたいとき、何か障害があるように感じるときは、ぜひ一度脳内に「本当にそう?」と思い浮かべてみてくださいね。
まとめ
以上、「貯蓄も仕事も、思考ロックが何よりの罠」という私の持論についてお伝えしました。
なんとなくですが、楽観的な人がうまくいきやすいポイントって、無意識にこの思考ロックを外すことに長けているからなんじゃないかなーと思っています。
だから真面目さんや慎重さんこそ、この「本当にそう?」の呪文をどんどん使いましょうね♪
【関連】そのほか、私が思考ロックを外した時のエピソードはこちら。