こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
1年半前、「直感と機会が合致し、自分のなかで良い波がきている。」と綴っていました。
実はこの頃から、ペットシッターのお仕事とは別に、ゆるく取り組んでいることがあります。
それは、不登校の子どもたちによる、ドッグウォーカー活動です。

都心の片隅で勝手に活動しております。
これが思いのほか形になったので、直感に従って行動してみてよかったな、と思っています。
今回は、「【不登校とドッグウォーカー体験】サイドFIREした40代、好きなことは社会貢献活動としてやるのもアリ。」についてお伝えします。
子どもの生きづらさを軽減するプロジェクト

実はここ数年でひっそり、子どもの生きづらさを軽減するプロジェクトを立ち上げております。
アニマルセラピーとペットシッターの中間みたいな、いわゆる社会貢献活動です。
具体的には、学校に行けない子どもたちに、心優しいわんちゃんと散歩してもらうのです。

シンプルな仕組みなのに、今まで意外となかった。
不登校×ドッグウォーカー体験活動を始めた理由
私がこの活動を始めた理由は、自分も子ども時代に、社会に馴染めない生きづらさを抱えていたから。
私がその時に助けてもらったのが、相棒でもあった動物たちでした。
そんな私が大人になってから、たまたま都心の不登校問題の話を聞いたり、人から頼まれるご縁があったり。
そんな流れから、ボランティアとして、小さく活動を始めてみることにしたのです。
直感としてなんらかの良い作用があると思ってのことでしたが、実際にやってみてそれが確信にかわりました。
- 子どもにとって、学校でも家でもないサードプレイスになる
- 子どもにとって、苦手な人間関係が発生しない
- 子どもにとって、「今」を生きる動物たちから学びがある
これらが、彼らにとっては価値だったようです。
新しいことは小さく始めてみる

ここ数年で小学校高学年〜中学生までの何人かと接しましたが、みなさん昔の自分みたいだなあと思いました。
実際に動物と接していくうちに、彼らの顔が明らかに変わってきたんですよね。
動物と接することで表情がでてきて、感情の発露も頻繁になり、リラックスして笑い、シンプルに楽しそう。
しばらく家から出られなかった子も「犬とのお散歩は行く」となったようで、その話をされるお母さまの涙も心に残りました。
これだけでも、この活動は細く長くやる価値があるな、と思いました。
「犬と自分だけ」は、心に栄養ある時間
不登校に関する取り組みは、学校や行政で色々な取り組みがすでにあります。
そこから、一部の子たちにさらにフィットしたのは、
苦手な人間関係が発生せず、「犬と自分だけ」という時間
だったようです。
かつての私も同じだったので、彼らの気持ちをほんの少しは理解できる気がします。
まっすぐ今を楽しむ動物と接する時は、生きる力が湧くというか、この世界の善のパワーを感じられるんですよ。
前例がないので、無理せずひっそり活動しています
ただし、この活動を本格的に稼働させるとなると、全てを0から組み立てていかねばなりません。
前例がないことを教育現場に通すのは、相当ハードルが高いのでね。
行政との連携や、責任問題、法律関係など、個人活動では乗り越えるべき課題が山積みでした。
しかしながら、いろいろな負を解消するためにNPO法人にするのも、なんか違うんだよな…。

もっと自由度高く、ゆる〜くやりたいのだ。
そのため、私のペットシッター活動と同じく、自分の目が届く範囲での地域活動に落ち着きました。
今までの経験から、こういうことは先々のことを考えすぎず、自分が楽しんで細く長く続けるだけでよいのです。
好きなことは、仕事にこだわる必要ない
完全に個人でやっている活動なので、この話はブログでご紹介する予定はなかったのですが。
私がなぜ今回この話をしたかというと、読者のみなさんから
好きな仕事・ライフワークが見つからない
というお悩みをよくいただくから。
私は、たまたまペットシッターは仕事になりましたが、好きなことでお金を稼ぐことには、全くこだわっていません。
こういう社会と繋がる活動も、動物保護の活動も、シンプルに「やってみたい」と思ったことだったんですよね。
サイドFIREのいいところは、経済的な理由で二の足を踏むことなく、好きなことに挑戦できること。
その後のお金の問題は、資産形成の仕組みに任せておけばいい。
あなたが自由に世界を見渡した時、少しでもやってみたいことがあれば、私は背中を押しますよ。
好きなことで「稼ぐ」にとらわれないことが、私はライフワークに出会うコツだと思っています。
まとめ
以上、【不登校とドッグウォーカー体験】サイドFIREした40代、好きなことは社会貢献活動としてやるのもアリ。についてお伝えしました。
私の結論は、こちらでした。
- 都心の片隅で、得意を活かして社会に貢献する活動をしています。
- 好きなことを仕事にする必要はない。ボランティアもアリ。
- 経済的な問題は、インデックス長期積立投資に任せておけばいい。
ここ数年は「将来、動物の仕事がしたい」という子たちが、ペットシッターの職業見学に来るようになりました。
子どもたちにとっての私は、先生とも親とも違う存在のようでして、なにやら屈託なくいろいろ聞かれます。

彼らから見ると、好きなことではたらく不思議な大人に見えるようです。
しかし!動物業界は基本的に薄給なので、伝え方が難しい。
良い面と現実の問題、それをどうクリアしていったかまで伝えられるといいな、と思っています。
【関連】プロジェクトとして本格稼働はしない、と決めた時の話はこちら。

