「贈り物=施し」と受け取る先輩の話。絶対的価値観で幸せになろう。

ミニマルライフ

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

なんと早いもので、今日はクリスマスイブですね。

ペットシッターとして訪問するお宅は欧米の方が多いので、インテリアが見事にクリスマス仕様になります。

また、この時期は毎年お客さまからシュトーレンやクッキーなどのいただきものも多く、こういった温かいお心遣いにほっこりしています。

お客さまからいただいたクリスマスカード&クッキー(と、もふもふさん)

封筒の中にはギフトカードやお札などを入れてくださっていて、チップ文化のない私は毎度恐縮しています(けど、嬉しい)。

日本人のお客さまだと、お年玉が多いよ(これまた嬉しい)

私はそのギフトの大きさというよりも、その心遣いに毎年感謝しています。

しかし、同業者の先輩はこれらのギフトを、なんと「金持ちからの施し」と言っていたことがあったんですよね。これには驚きました。

今回は、「人は相対的価値観では幸せになれない」ということについて、綴ってみたいと思います。

プレゼント=金持ちからの施し

お客さまからのギフトを「施し」として受け取っていたのは、当時パートタイムでペットシッター会社に属している年上の女性でした。

私はお客さまからのギフトを単純に「温かい心遣い」と喜んでいたので、その方の発言に心から驚きました。

いろんな見方があるんだな。

そして、どうしてそう思うのかを聞いてみることにしました。彼女の意見はこうです。

「私たちがお金持ちの下であくせく働いている間、彼らはその浮いた時間で優雅にクッキーやケーキを焼いている。お金持ちはそれを私たちにプレゼントして、サンタ気分を味わっているだけ。」

私はこの話を聞いて、この方は根本的にペットシッターという仕事には向いていないと思いました。

なぜなら、彼女の言動の根底には、相対的価値観と、周囲への嫉妬があったから。

相対的価値観とは

相対的価値観とは、自分と誰かを比較して判断する価値観です。

この価値観が強い人は、自分は周囲に比べて持っているものが少ない、と劣等感や嫉妬心を抱くことが多いように思います。

そんな方が一番向いていないのが、このペットシッターの仕事なのです。

周囲を羨む人に向いていない仕事

ペットシッターは、主にお客さまの留守中に動物のお世話をする仕事のため、誰も見ていない場所で、一人きりで働きます。

そのため、人によっては手を抜いたり、最悪の場合は窃盗犯罪を行うことだってありえます。

私は、だからこそ相対的価値観しか持てない人は、この仕事は最もやってはいけない職種だと思うんですよね。

冒頭の女性は、まさにこの相対的価値観しか持っていないタイプだな、と話していて感じました。

周囲を羨む性質の人

彼女から出た施しというワードは、「自分は庶民なのに、あっちだけお金を持っていてずるい」という感覚から来ています。

この、常に「持っている人を羨ましく思う」感覚がある人は、不公平感被害者意識を持ちやすいので、とても危険です。

逆に、絶対的価値観を持っている人は、こういった、一人で行う仕事に向いています。

ペットシッターならば、最もわかりやすいのは「動物が好き」という本質がブレない人。

お客さまにも動物にも信頼されるペットシッターの先輩は、やはりこの点が強固な方ばかりでした。

自分が好きと思える仕事なら、社会の負とはほぼ無縁になる。

前にもこのことをしみじみ感じ、記事にまとめたことがあります。

幸せは、絶対的価値観から生まれる

これは、仕事だけでなく、人の生き方全てに言えることだと思います。

もしあなたが他人を見てモヤモヤすることがあれば、こちらを思い出してください。

  • 他人を羨ましく思うなら、自分の内側を磨いて理想に近づこう。
  • 他人と比べる相対的価値観を捨てて、自分が幸せだと思う絶対的価値観を持とう。

お客さまからのプレゼントを「温かい心遣い」ととるか「お金持ちからの施し」ととるか。

全てはその人の受け取り方次第ですが、どちらが幸せになる考え方か、これを読んだあなたにはもうわかりますよね。

私は常に前者でいたいです。

そして、自分だけの幸せの尺度である絶対的価値観を大切にしたいと思います。

まとめ

以上、「人は相対的価値観では幸せになれない」という話でした。

実は私は、今までの人生で嫉妬ということを経験したことがありません。

他人を羨ましいと思うことがあれば、深く考えずにその人を真似しはじめます。

たとえば、私がサイドFIREを目指しているのも、経済的自立をした方のブログを読んで「この暮らし、羨ましい!」となったから。

そして、ミニマルな暮らし方やポイ活をそのまま真似しました。

単純だけど、効果は絶大。

断言しますが、こういった欲望は、嫉妬の方向ではなく自分の行動に結びつけると、人生は好転します。

もし他人に対し羨ましいとモヤモヤする場面があれば、とりあえずその人をどんどん真似してみましょう。

そうすれば、きっと自分の内側に積み上がっていくものがありますよ。応援しています。

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