こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
今年も半年が終わりましたね。
上半期の売り上げをざっと眺めてみると、なんということでしょう…。
このままでは、扶養から外れてしまうじゃないか!
これはまずい。非常にまずいです。
扶養内と聞くと、みなさん「106万円/130万円」みたいな額を想像されると思うのですが、私の場合は事情が異なります。
というのも、夫の会社に属する扶養内の条件は、所得のみだから。
つまり、私の場合は
収入が1000万円あろうと所得さえ抑えれば、夫の扶養内に留まれる
のです。
まじで税制度の抜け道!!
たいていは「収入○円以下」や「売り上げ○円以下」が条件になると聞くので、これもいつ改正されてしまうかわかりませんね。
ただし、この税制ルールがある以上、私が扶養から抜けると支払うべき税金が重くのしかかかってくることは回避できません。
ではどうするのが正解なのでしょう?
今回は「ゆるく働きたい40代個人事業主の節税対策」についてお伝えします。
扶養内、を軽くみてはいけない
扶養内個人事業主というと、「扶養を抜けられるくらい、収入を得られるよう頑張る」といった目標の方が多い気がします。
ただし、私の場合の「扶養内」は、ガチガチの節税対策なんですよね…。
現在の詳細の収入は控えますが、昨年は一般的な会社員と同等くらいの収入でした。
会社員ならば、収入から20〜30%近くの税金を払いますが、自営業者の私は税金0円で10年ほど事業を継続しています。
これって、すごいことではないですか?
私が月に12.3万円の投資積立ができているのは、こういうカラクリがあるからなんですね。
個人事業主ならば、収益以上に節税がだいじ。
さらに第3号被保険者は、税金0円なのに福利厚生も充実していて、さらに夫側にも優遇があるので、まじでお得すぎる制度です。
調べて行動した人だけが獲得できるのが、節税
これをずるいと思いましたか?もしそう思うとしたら、あなたが損しますよ!
なぜなら、これは正当な節税方法だから。
私も当時はこんな節税方法があるなんて、全く知りませんでした。
しかし、どうしても「好きなことでゆるく働きたい」と思い、そのためならなんでもしようと決めて、10年前に生活をミニマルにしたり、節税方法を調べまくったりしました。
この扶養の条件を知った時は半信半疑でしたが、「とりあえず一度やってみよう」というところから始めました。
最悪、自分が間違っていたら追納すればいい!
ビジネス全般に言えることですが、自分に最適な方法は自分で見つけるしかありません。
自分で汗をかいて探し回って、まわりで誰もやっていなくても、失敗しても、とにかく挑戦してみる。
私は自分が行動して獲得した正しい節税方法なので、できればこの方法をこの先も維持したいなと思っています。(夫が同じ会社にいる限り!)
具体的な節税対策|選択肢
と、偉そうなことを書き連ねてみましたが、今後の節税対策については、まだまだ迷っています。
今のところある選択肢はこんな感じ。
- 扶養を出て普通に納税する
- マイクロ法人化
- 今の家を完全事務所化して全額経費にする
- 小規模企業共済
詳細の条件は、たしか所得38万円以下だか48万円以下だかなのですが(記憶が薄れてきた)、私は念のため「所得30万円以下」に抑えています。
それでは、どの方法が今の自分の最適解なのでしょうか?
所得を抑える方法① 扶養を出て普通に納税する
「普通に納税」は、所得を抑える方法ですらない選択肢ですね。
納税することになれば、感覚的に今の収入の2〜3割減にはなるだろうな、と思います。
ということで、これはナシナシ!
所得を抑える方法② マイクロ法人化
これは説明がややこしいので、気になる方はググってみてください。
結論から言うと、私の場合は現実的ではないと思っています。
税理士の友人からは、
マイクロ法人は今なら合理的だけど、この先ずっと同じように働くかによるのでは?
ということでした。
つまり、先が不安定な私には今のところ必要ないかなぁという感じ。
一度マイクロ法人化してしまうと、サイドFIRE後に「仕事量をさらに半分にし、売り上げも半減」の選択をすると損するだけので…。
今はお得だとしても、法人化しない方が気が楽。
所得を抑える方法③ 今の家を完全事務所化する
うちは都心のため、家賃を家事按分するだけでも所得控除的にインパクトあるのですが、家事按分ならばせいぜい家賃の30〜40%程度。
それをまず完全事務所化の契約変更をし(幸いにも事務所契約できる賃貸物件なのです)、100%にすると年間250万円の控除ができます。
ただし、私の事業は「ペット」と入るため、オーナーさんの心証はよくないと思われます。
ペット、という言葉だけで不動産業者には敬遠される。
あとは安定会社員の夫だから契約できた賃貸なので、個人事業主の私では審査が通らないかもですね。
でも、これは一度検討してみる価値ありです。
所得を抑える方法④ 小規模企業共済
一番可能性が高いのはこちら。
というか、個人事業主がある一定の収入を超えたら、まず一番手にくる選択肢です。
簡単に言うと、個人事業主の退職金積立みたいなイメージで、積み立てた分は全額控除となります。
iDeCoが生まれる前からある制度ですね。
こちらも詳細な説明が難しいので、気になる方は調べてみてください。
小規模企業共済、私にとってのデメリット
小規模企業共済は有望ではあるのですが、私の中では大きなデメリットもあります。
- 資金ロックされる(廃業しないと引き出せない)
- iDeCoのように積極的な運用はできない
- もし退職控除制度が改悪されたら、出口で大きめの税金がかかりそう
ここまもう少し調べないとわかりませんが、仕組みがiDeCoとかぶる部分が大きいので、受け取る時の税金の計算が複雑になりそう…。
さらには、私は今後退職控除制度が改悪される気がしているので、そのリスクもあります。
とはいえ、もしこれしか方法がないということなら、まあ仕方ないです。
結論:節税は柔軟に。とにかく調べまくろう!
私もまだまだわかっていないことが多いのですが、この下半期で色々調べて最適解を導き出したいと思います。
個人事業主として働くということは、こういうことも全てひとりで判断していかなければいけないということですもんね。
税金に関しては苦手すぎるけど、がんばるよ。
まとめ
以上、「ゆるく働きたい40代個人事業主の節税対策」についてお伝えしました。
今のところ、有望な節税対策は以下。
- 小規模企業共済に加入
- 事務所化にして全額経費に
そういえば、なぜ今年は過去最高収益になりそうなのかというと、年初に料金の値上げをしたことや、お心付け(いわばチップ)が大きいです。
▶️【料金値上げ、その後】仕事に誇りを持ち、好きなことでゆるく働きたい。
そのため、私の働く量は去年とほぼ変わっていません。
繁忙期以外、週3日以上働く気はないよ。
私は仕事量を増やしてでも稼ぎたいわけではないので、今後も同じペースで働きたいと思います♪
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