もと散財社畜女が6年で1000万円貯めた方法。

資産形成

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

私は高学歴でもなければ努力もあまりしたくない、いわゆるぐうたら人間です。あまりにぐうたらだったので、30代半ばまで貯蓄0でした。

しかし、そこから少し暮らし方を変えたら、6年で1000万円貯まりました。

こんなぐうたら人間でも貯められたんだから、行動すれば本当に誰でもできるよ。

これから貯蓄を目指す方のために、その経緯を振り返ることにしました。

ストレスで散財していた会社員時代

20代〜30代前半にかけての私は、まあまあの高収入にもかかわらず、月末には預金口座の残高が数百円という生活をしていました。

さらに会社を辞めてからは、失業手当を受け取りながらも1年ほどフラフラしており、気づいたら定期預金含め、貯蓄は完全に底をついていました。

当時は感覚が麻痺していたので「お金は無くなったら入ってくる」と思っていました。

当然ながら働かないと入ってこないので、会社を辞めた翌年の高額な住民税の支払いには本当に苦労しました。

その後は運良く好きな仕事でのんびり働けるようになりましたが、30代半ばでようやく、自分に資産と呼べるものがないことに気づきました。

仕事のストレスがなくなり、時間にもゆとりができたことで脳に空き容量が増えたのだと思います。

崖っぷちの預金通帳を見て、正直震え上がったよね。

ここから貯蓄にむけて行動を開始しました。やったことは2点です。

  1. 生活コストの見直し
  2. インデックス長期投資

行動したこと① 生活コストの見直し

最初に行ったことは、自分の生活コストを見直すことでした。

ステップ① 月間の生活コストを知る

まず、自分が月にどのくらいの収入で生きていけるのか、ざっくり計算してみました。

もし当時の私と同じく毎月の支出を把握していない方は、マネーフォワードMEをはじめとする家計管理アプリで、今すぐ1ヶ月家計簿をつけてみることがおすすめです。

最初にクレジットカードや口座情報と連携させるのが面倒ですが、一度連携させると自動でずっと記載されるのでとても楽ちんですよ。

ここでようやく、散財していた過去の自分を呪ったよ!

ステップ② 無駄なものを削っていく

自分が何にどれだけ使っているのかがわかったら、次に無駄に買っていた物や、もっと安く利用できる会社などを見直して、できるだけ生活コストをミニマルにしました。

ここで大事なのは、周囲と比べてではなく「自分が満足できる暮らし」を軸に削っていくこと。

たとえば私の場合は、大量にあった服を減らしていき、現在4着のオーバーオールで暮らしています。

見直し例① 衝撃だったWi-Fi事件

固定費を見直すなかで、最も衝撃だったのは、Wi-Fi。

今まで15万円も無駄に払っていたことが判明し、震えました。

 ▶︎恐怖の損失15万円!あなたは大丈夫?固定費の落とし穴。

見直し例② 現代のポイ活はマスト

意外と侮れない!と思ったのは、ポイ活。

昔と違って、今は普通に生活しているだけで、毎月1万円以上のポイントが貯まります。

先人たちのブログで見た「ポイントがびっくりするほど貯まる」というのは本当でした。どうしてもっと早く始めなかったんだろう・・(泣)

私の場合は、なんと1年で1ヶ月の生活費分が貯まりましたよ。

見直し例③ 格安SIM、サブスク、ふるさと納税、生命保険等

その他にもたくさんの見直しをしました。

  • スマホは大手キャリア→格安SIMへ(auをやめてmineoに。月額1600円ほど)
  • 不要なサブスク解約(NetflixをやめてAmazonプライム・ビデオのみに)
  • 楽天経済圏・SBI経済圏に移行(月1万円分のポイントゲット)
  • ポイ活(美容室やコンビニスイーツは楽天ポイントで支払う)
  • ふるさと納税(年間のビール数万円分が浮いた)
  • 貯蓄型生命保険解約(戻ってきた返戻金で奨学金完済)
  • 電気、ガス会社変更(月額1500円安くなった)
  • Wi-Fiを解約(月額4000円浮いた)

家計見直しのおかげで余裕が生まれて、ようやく貯蓄可能になったんだね。

これらのことを手あたり次第行った結果、私の場合は

自分は月12万円あったらそこそこ幸福に暮らせる

ということがわかったんですよね。

自分がたとえ離婚して独身になったとしても、月に12万円あれば生きていけると理解しました。

▶︎【月12万円の暮らし】私がサイドFIRE目標を1800万円にした理由。

これはその先の自分の人生の舵とりをする上で、非常に大きな発見でした。

行動したこと② 投資

並行して、投資に挑戦してみました。

昔は郵便貯金(ゆうちょ)の定期に預けているだけで年利6%の時代があったそうですが、残念ながら今は労働、資産運用の2つしかお金を増やす方法がありません。

FXを試してみたものの、失敗

実は、私の母親はFXトレーダーです。

▶︎人生謳歌に年齢は関係ない。70歳でFXトレーダーの母の話。

FXといえば「怪しい」「全財産失う」と怖いイメージがありましたが、彼女の場合はデイトレードではなく、スイングという中長期で保有し比較的小さく勝つ手法のようでした。

そこで私も真似して少しだけ手を出してみたものの、値動きが激しい通貨や、逆に全く動かずヤキモキする通貨があり、日々の値動きが気になってしまう私の性分には合わないことがわかりました。(同じ理由で仮想通貨には手を出していません。)

ここで良かった点は、あくまで千円、二千円単位の少額トレードでやってみたことでした。

勉強代だと思える金額だったので、特に落ち込むこともなく、すぐに次の行動に移れました。

投資方法は自分に合うものを見つけよう

ちなみに後になって、母からは「あなたのように算数ができないおバカは、FXには向いていない」と一蹴されました。

家族でもこうなのだから、投資手法の合う合わないは人それぞれなのだと痛感しました。

とにかく自分で小さく試してみるしかありません。

NISAを少額から始めてみた

次に「NISA」というものを耳にし、図書館で「資産形成」コーナーにあった本をちらっと見て投資信託を始めてみることにしました。

きちんと勉強したわけではなく、どの本にも「NISAで投資信託が良い」と書いてあったため今の時代の勝率の良い手法なのだなと思ったのです。

証券会社を開設

さっそく証券会社を開設し、図書館の本からメモした「お勧めの投資信託」を、よくわからないまま毎月1万円を積立設定してみました。

その頃はまだ「つみたてNISA」が存在していなかったので、通常NISAの「年間120万円非課税」の枠に年間8万円しか積み立てていませんでした。

あまり記憶にないのですが、とにかく試しに小さくやってみたのだと思います。

一見意味がないようにに思えるこの少額積立でしたが、今の自分からすると、よくやった!と当時の自分を褒めてあげたいです。

1年後

というのも、少額ゆえに値動きが気にならず、1年ほど経ってふと口座をのぞいてみると思ったより増えていたからです。

今でこそ「つみたてNISAは長期投資。特に最初の5年はマイナスになる可能性大」という情報が簡単に手に入るので慌てなくてすみます。

でも、当時は情報がそれほど豊富ではなかったので、この経験がなければ継続して投資しようという気にはならなかったと思います。

私にとっては、何もわからないままでも、とにかく小さく始めてみたことが運良く転機となりました。

知識が追いついていなくても、とにかく一歩行動しよう!

つみたてNISA月額3.3万円運用

私がNISAを始めて3年ほど経った頃、「つみたてNISA」という新制度が出てきたので現在はそちらに切り替えて年間40万円を積立継続しています。

2024年には、生涯非課税となる新NISAが始まりました。

このように、時代によってどんどん新しい優遇制度が出てくるので、思い切ってその波に乗りましょう。

資金比率は「現金4:投資6」

そこから、自分が半年程度生活できるお金だけ残して、それ以外のお金は全て証券会社に移し、特定口座でも運用するようにしました。

資金比率は、現金4:投資6としました。

これはあくまで私の場合ですが、投資資金が半分になるような暴落があっても平常心を保てる割合でした。

追記:2022年の弱気相場の自分を観察し、精神的に大丈夫だとわかったので、現在は7:3(具体的にはキャッシュ300万円を普通預金にキープするという方法)に変更しています。

大切なのは焦らず欲をかかず「自分が心地よい割合」を厳守することだと思います。

このような長期インデックス投資を8年続けた結果、運用額1000万円に到達しました。

余力資金はどうやって生まれた?

運用1000万円の投資できるほどの余力資金が生まれたのは、これらの要因が大きかったです。

  • 生活コストの見直しで、お金を使わない暮らしが定着していたこと
  • 結婚式、出産、マイホーム、車などの人生イベントがなかったこと
  • 週末副業を開始していたこと
  • 今までさんざん無駄遣いをしたため、物欲がなくなったこと

私の場合は厳しい節約をしたわけではなく、本当にほしいもの(時間)が手に入り、好きな仕事での副業ができたので、全く苦に感じることはありませんでした。

むしろ、これだけゆるい暮らしをしていてお金が貯まるとは、自分でも驚いています。

副業の内容はこちら↓

まとめ

以上が、私が実際に1000万円に到達するまでの経緯でした。

最も伝えたいことは、とにかく行動するとにかく小さく始める。これに尽きます。

また、ダメダメな20代と30代前半を過ごした私だからこそ皆さんに伝えたいのが、

  • 今までの散財も決して無駄じゃない
  • 今からやっても遅くない

ということ。

私の場合、考えなしに思いきりお金を使った期間があったからこそ、今ではその反動なのか、支出を控えた暮らしが心地よく、十分満足しています。

また、現在私は10年で1600万円貯まっているので、それなら50代の方が始めても老後資金問題は解決しますよね?

もし自分の将来や老後に不安を抱えている方がいたら、一緒に小さく始めてみませんか?

私は今後もゆるく投資を続け、個人資産1800万円を達成するのが目標です。

追記:個人資産1800万円、2023年に達成しました!

小さくてよいから、まずは最初の一歩を。一緒にがんばろうね。

【関連】現在の投資と家計管理については、毎月こちらに公開中です。

毎月の投資結果はこちら▶︎サイドFIREしたい40代主婦の投資結果公開

毎月の家計簿はこちら▶︎【40代都心夫婦の生活費】毎月の家計簿公開

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