こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
はーーーーーー。(深呼吸)
10月はなんだか忙しかったのですが、ようやくひと段落しました。
忙しいことはありがたい、というのは重々承知しているのですが、私はやっぱり
好きなことでゆるく働きたい
だけなんだな、と思ったので、毎度しつこいですがそのことを分解してみます。
今回は、「求められるから応える、という仕事の仕方は危険」についてお伝えします。
定説「自営業は忙しいくらいがありがたい」はホント?
ドラマ・孤独のグルメ、ご存知でしょうか?
個人輸入業者である主人公の井之頭五郎さんが、忙しい時にはいつも
自営業は忙しいくらいがありがたい
と言っている姿を見て、私も「自営業者の鏡だなあ。うんうん、その通りだ。」と思うのですが…。
根がぐうたらな私は、意に反して忙しくなると、家でダラダラしたい欲に取り憑かれてしまいます。
ゲームがしたい。昼寝がしたい。
どんなに好きな仕事でも、私の場合は体力や気持ちが忙しいと、こうなってしまうんですね。
そのため、ペットシッターという大好きな仕事で、私が利益目標以上に気をつけているのは、ズバリ、
労働量を週3ペースに保つこと。
40代は体力が減っているという現実
このブログでしつこく言っていますが、HP(体力ゲージ)が減ってしまうと、どんなに好きな仕事でもある時「なんか楽しくない」「なんか気が乗らない」となってしまうものです。
そのため、私は今の仕事を好きでいつづけるために、ゆるく働くという選択をしました。
このへんはただの私の直感なので、人によって判断が異なるところだと思います。
ただ、実際に依頼を詰め込んで猛ダッシュしていた同業者が、10年の間に息切れして消えていったというのは事実。
なので、「収益収益!!とにかくどんな仕事もやるから、月収100万円!!」と目をギラギラさせて息巻いている方たちには、
良質業務を選別する訓練も、しておいたほうがいい。
とお伝えしたいです。
気合いだけでは、消耗戦になるよ
スタートダッシュで稼いで即畳むビジネスなら話は別ですが、もし長く続けたい事業となると話は違います。
- 上質な依頼は残す
- 上質でない依頼は断る
- 上質なチームを作る
この訓練をしておかないと、高確率で、体力的に追い詰められる時期がくると思うんですよね。
ちなみに、私はこのうち「上質なチームを作る」は自分のやりたいことではなかったので、捨てました。
どうしても、個人で完結する働き方がしたかった。
ただ、もし経営をしたい方や、チームビルドが必要な働き方をしたい方は、このへんの経験も必要だと思いますよ。
あなただから頼みたい、というフレーズは心地よいけれど
ここ数年は、とてもありがたいことに「あなただから頼みたい」というご依頼がほとんどです。
お客様のご紹介や業界の噂を聞きつけて「料金をもっと払ってもいいから、あなたに頼みたいのだ」と言っていただけることも多くなりました。
なぜこんなに評価いただいているかわかりませんが、きっと守秘義務の信頼度・英語可、そして何より今までの実績が貴重と思われているのでしょう。
ただし、英語は全然上達せず。どうしたらいいんだ!
しかし、大変心苦しいのですが、私はこれらのご相談も、今は全てお断りしています。
必要とされることに甘んじていたら、いつか搾取される
「あなただから頼みたい」というご依頼に対し断るというのは、実は尋常ならざる精神力が必要です。
必要とされる状態って、心地いいもんね。
ただ、私は前の会社でこの自分が必要とされている状態に陶酔した結果、過労でうつ寸前となりました。
あなたも、最初は善意で仕事を受けていたはずなのに、ある日自分が搾取されている構図に変化していたこと、ありませんか?
厳しいことを言うようですが、それはやっぱり自分の責任なんですよね。
私も、自分のその情けない状況を俯瞰した時、愕然としましたよ。
そして、
自分を幸せにする働き方を守るのは、自分しかいないのだ
という、至極当たり前なことに気づきました。
結論:最高のバランスで働こう
好きなことで事業を立ち上げて、10年。この期間に私が心から理解したことは、
求められるから応えるという仕事の仕方よりも、
自分がしたい仕事だけをする方がずっと楽しい。
ということです。
私は収入よりも、断然、ゆるい働き方の方が優先度が高い、とこの10月で改めて実感しました。
今後はよりシビアに、自分が幸せになる労働量を見極めよう、と思ったのでした。
まとめ
以上、「求められるから応える、という仕事の仕方は危険」についてお伝えしました。
結論は、自分がしたい仕事だけをする方がずっと楽しい!ということでした。
あたりまえですが、ゆるく働くことが何より大切なのは、きっと私だけの価値観です。
あなたが、働き方で大事にする価値観はなんですか?
ぜひ一度、書き出してみてくださいね。
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