好きなことで生きていく人は、見栄がなく軸がある。

好きなことでゆるく働く

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

先日友人と恵比寿からのんびり歩いて、アートディレクター・吉田ユニさんの新作展示「THE MOMENT」に行ってきました。わあ、かわいい。

吉田ユニさんの新作展示「THE MOMENT」(画像が粗くてごめんなさい!)
吉田ユニ「THE MOMENT」〔past〕 | OUR FAVOURITE SHOP
会期:2022年5月13日(金) ~ 7月3日(日) Open : 木~日 12:00~19:00 ※最終日は17:00まで 会場:OFS gallery (OUR FAVOURITE SHOP 内)

吉田さんのクリエイターとしての素晴らしさに感銘を受ける一方、作品としてこの世に出るまでの彼女のディレクションの凄さも想像します。

私も友人も同じような仕事をしていたので、アートディレクターというお仕事がいかに強靭な体力と精神力が必要か一応は知っているんですよね。

しかも吉田さんは同年代。私は30代で体力の限界を感じてしまったので、こうして大波を次々乗り越えて現在も第一線で活躍されている方をみると、やはりそのかっこよさに心が震えます。良い刺激をもらって帰りました。

40代はベテランの立場

この歳になると、同年代ベテランとして活躍する方が急激に増えます。

昔はヘアサロンに行っても美容師さんはみなさん年上だったのに、今やいつのまにか同年代だと店長さんなんですよね。こうして、ひとつの場所で技術を磨いてきた方は本当にすごいなと尊敬します。

40代で生き残っている起業家もすごい

私は起業を応援する文化の会社で働いていたので、元同僚の中にはやはり新事業経営者など時代の成功者と呼ばれる人は多いです。何かのインタビューや経済番組で元同僚たちを見ると、つい応援したくなります。

そしてこれが不思議なのですが、今世間で有名な成功者となっている元同僚って、みなさん会社員時代は特に目だたないタイプだったんですよね。トップアイドルが、昔は「クラスで全然目立たない子だった」という現象に似てます。

逆に、会社ですごい業績をあげたり、表彰されたりしていた華々しい人は、なぜか起業に失敗している人が多いです。最初は気のせいかなと思っていたのですが、どうやらそうではなさそうです。

なぜ目立つ人が起業に失敗するのか?

会社で華々しく活躍していたのに起業に失敗するパターンとして、私の中では共通点があります。

それは、起業するときにやっぱり見栄を捨てきれなかったこと。

そんなバカなと思うかもしれませんが、やっぱりここに尽きるんじゃないかなと思います。たとえば、起業してからの彼らと会って話をすると、会社員時代での成功体験に固執していたり、必要でないことに初期投資したりしているのです。

わかりやすいのは、最初から規模の大きな法人会社を作る、最初から一等地にオフィスを構える、などです。

要は周囲の賞賛が当たり前だった彼らには、「起業した」ことを最初から成功体験のように見せなければ、という強迫観念があったのだと思います。

会社で目立たなかったタイプは

一方、会社で特に派手な業績をあげていなかったタイプの成功者は、やはり観察眼と自分軸がずば抜けているんだなあと思います。

会社では基本のノウハウは学ぶものの、自分が作る新しい事業ではそれを追随しても意味がありません。

そして彼らはキラキラ組とは違い、自分の実現したいことを「どの方法なら実現できるか」という点に集中します。そのため、必要のないものはどんどん捨てていきます。

私の知る後輩には、名刺すら無しで事業スタートするという人もいました。

賞賛されることに興味もないので、単純に「何が成功するポイントか」を本気で考え続け、軸もぶれません。そのため、信念に賛同する優秀なスタッフも資金も集まってきやすくなります。

結論:成功する人は見栄がなく軸がある

つまり、成功する人の特徴は「見栄がなく軸がある」ということに尽きると思います。

私も自分が事業を立ち上げるとき、見栄をはりたい自分と心の中で戦ったので、なんとなくこういう見栄の魔物って無視できないものなのではないかなと想像しています。

私の場合、名刺に「代表」って書いてみたかったし、オフィスに開業祝いの胡蝶蘭とか置いてみたかったです(笑)。

わかりやすく浅はかだね。

でも、その見栄にコストがかかるのであれば、やはり事業の継続難易度が上がりますよね。私は見栄よりも「好きなことで生きていく」という自分の希望を優先させました。

結局は、誰に賞賛されなくても、自分の軸を守りきり、コツコツ継続できた人が生き残るのだと思います。少なくとも私の見てきた範囲では、そういう人が「好きなことで生きていく」ことに成功しています。

まとめ

私自身はただの弱小個人事業主なのですが、それでも「見栄を捨てる大切さ」はしみじみ感じます。

そして、これも同じくらい強く言いたい。失敗した人も成功した人も、私はその行動力に感服しています。

失敗するということは、挑戦したということですからね。初期投資を大きくかけて勝負にでた方達も、たとえ失敗しても得るものは大きいのではないかなと思います。

人生は何度でもやり直せますし、人生は一度きり!

私が最も恐れているのは「やりたいことがあるけれど行動しない」という人生。失敗したってやり直せるけど、やらなかったことには後悔しか残りません。

みなさんもぜひたくさん挑戦してみてくださいね♪応援しています!

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