こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。
先日の週末ディナーは、カルパッチョ&白ワインでした。
私が夕方に「今日はお刺身が食べたいなあ」と呟いたら、夫が買い出しに行き、作ってくれました。
夫よ、ありがとうありがとう！！
ただの週末の夕食なのですが、こんな幸せが日常にあるというのは、ありがたいことだなと思います。
今回はそんな、子どものいない夫婦として私の思う理想の暮らしを綴ってみたいと思います。
子どもがいない夫婦の暮らし
40代で子どもがいない夫婦の私たちは、もはや老夫婦（？）のような穏やかな暮らしです。
もう人生の半分以上を一緒にいるからね。
そして、私たちは「母の顔｜父の顔」をする場面もないため、それぞれが好き放題をして、ゆらゆらと自由気ままに暮らしています。
それぞれが自分の交友関係や趣味を楽しみ、資産は別々に管理し、平日の食事はバラバラ。
週末の食事メニューは、もはやお酒のアテがメインのような渋い感じになります。
夫は子どもを欲していたようですが、実は私が望んでいたのはまさにこういう、なんとも形容しがたいふわふわした夫婦になることでした。
子どもの頃に憧れた大人
なぜかはわかりませんが、私は小学生の頃から不思議で自由な大人に憧れました。
たとえば、小さな頃に通っていた英会話教室の先生。
教室といっても、その先生の自宅に行き2〜3人の生徒で教えてもらうような、田舎の習い事です。
その先生は、大学教授のだんなさんと何かの研究をするために一緒にこの土地に引っ越してきて、お子さんはいらっしゃらないようでした。
そのご夫婦の「父｜母」ではない自由気ままな雰囲気が、子ども心になんだか魅力的に映ったんですよね。
自由な発想をもつ大人
その先生は、母親と同い年なのにもかかわらず、子どもの延長にいるような自由な人でした。
たとえば、小学生が観るようなテレビ番組への感想を熱く語ったり、私のクラスにいたいじめっ子の話をすると、私以上にぷんぷん怒ったり。
可愛い猫のシールもコレクションしていて、お菓子の缶から取り出しては、嬉しそうに見せてくれました。
先生の飼い猫が亡くなった時は、大人なのに私たちの前でわんわん泣きました。
子どもがそのまま大人になったような魅力
保護者ではない、母親でもない、学校の先生とも違う雰囲気。
先生は、まるで子どもがそのまま大人になったような、不思議な魅力のある人でした。
私は自分もそういう大人になりたいな、と子どもながらに強く思った記憶があります。
こういう魅力的な大人には、私のその後の人生で、先生以外にも何度か出会いました。
そして、いまだになぜかはわからないのですが、私がそう思う大人には、皆「子どもがいない」という共通点がありました。
ふわふわしている身軽な大人が好き
国のためにはならないのかもしれませんが、私は、
子どもを持つ選択と同じくらい、子どもを持たない選択もあって良い
と思っています。
もちろん子どもがいたらいたで、私たち夫婦の人生はまた別の方向で、幸せだったかもしれません。
ただ、私が想像するかぎりは、今の身軽な暮らしが、私にとっては本当に理想的なんですよね。
あの頃に憧れた先生みたいに、ふわふわと自由にこの世界を泳いでいるような感覚があります。
先生は、残念ながらご病気で数年前に旅立たれてしまいました。
しかし、私は今でも「あの先生なら、私のいまの暮らしをどう楽しむだろう」とふと思う瞬間があります。
魅力的な大人に会えて良かったな。
次の目標は、経済的自立と個人資産
私は、今のこのゆるく自由な暮らしが一生続けばいいな、と思っています。
そのためにはどうしたら良いのだろうと考えたときに、サイドFIREという考え方に出会いました。
妻負担の生活支出は月12万円なので、その半分を資産に働いてもらうとしたら、4%ルールで1800万円あればいいらしいです。
もし夫と離婚したり死別したりすることがあっても、ひとりならば月12万円で暮らせるので、その場合も1800万円あれば今のようにゆるく暮らせそうです。
思えば先生も暮らしをミニマルにして、物を大切にし、ゆとりある日常を楽しんでいる大人でした。
私はきっと、そういう大人になりたかったんですね。
誰のためでもなく、自分のために働いて、自分だけの心地よい暮らしがしたい。
先生のことを思い出して、誰が何といおうと、これが私の思う理想の暮らしだなと改めて思いました。
まとめ
以上、子どものいない夫婦としての私の思う理想形の暮らしを綴ってみました。
私が皆さんに伝えたいことは、どんな形であっても自分が幸せであればそれでいいということ。
私は過去に「結婚し健康ならば、子どもを産まない理由がない」というような雰囲気に飲まれ、自分の理想を見失ってしまったことがあります。
その頃が自分にとってはけっこう辛かったので、もし同じような思いで悩んでいる方がいたら、どんな選択をしても、あるいはしなくても良いということをお伝えしたいと思っています。
このブログでは「夫婦ふたり暮らしもなかなか楽しいものだよ」ということをたまに綴っていきたいと思います。それでは♪
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