【料金値上げ、その後】仕事に誇りを持ち、好きなことでゆるく働きたい。

ペットシッター

こんにちは。好きなことでゆるく働き、都心ミニマルライフを楽しむもふもふです。

昨年、本業のペットシッターで、初めての値上げをすることにしました。

それからしばらく経ちましたが、「自分軸での料金設定って重要」と改めて思いました。

これは儲けうんぬんの話ではなく、私の気持ちの問題です。

好きなことで働くために必要な料金設定の方法を、改めてご紹介します。

もし個人で副業などのスモールビジネスを始めたいという方がいたら、参考にしてください。

自分で価値を決められるスモールビジネス

自分で料金を決めることって、人生そうそうないですよね?

私は自分がペットシッター事業を立ち上げた時、一番困ったのはこの料金設定でした。

何を基準にして決めたら良いのか、どの価格帯なら事業がうまくいくのか、全く検討がつかなかったのです。

競合を調べたり、先輩からアドバイスを受けたりして、なんとなくこのへんかな、というラインはぼんやりあるものの、決め手がない

決め手は「その料金で10年気持ちよく働けるか」

決め手になったのは、「その料金で10年間気持ちよく働けるか?」という自分への質問でした。

もともと値上げについては、事業の先輩から「最初の10年はその料金でできるように設定した方がいいよ」とアドバイスをいただいていました。

コロコロ料金を変更するサービスなんて、信頼されないもんね。

会社運営ならばもう少し相場や競合に目を向けたかもしれませんが、私の場合、働くのは自分ひとり

結局、「自分が誠実に働こうと思える料金設定」にすべきだったんですよね。

そのことに気づいてからは、すんなり料金を決めることができました。

自分の気持ちを優先したため、当時は相場より高めに設定した記憶があります。

これで集客できるかは正直わかりませんでしたが、自分の気持ちを妥協して、料金を下げるのはやめようと思いました。

料金は、高すぎても安すぎてもいけない

あれから10年近く経ちますが、こうして自分軸での判断にして本当によかったなと思います。

具体的に何がよかったのかというと、以下です。

  • 料金が高すぎないので、お客さまと対等でいられる。主張すべき時はしっかり主張できる。
  • 料金が安すぎないので、仕事に手を抜こうという気持ちは一切なくなる。

つまり、正当な報酬をもらうことで、自分の仕事に対する誇りを持ち続けられのです。

10年め、値上げに踏み切る

ここ数年の物価高は、本当にびっくりする勢いですよね。

そんな中で、ある時私の気持ちにも変化がありました。

私が久しぶりに新しい依頼を受ける時に、ふと「この料金でこの依頼を受けるのは、ちょっと割に合わないな」と思ってしまったんですよね。

事業としてはうまくいっていたので、自分でも不思議でした。

しかし、私はこの自分の直感は絶対大切にしたほうがいいと思い、初めて15%程度の値上げをすることにしました。

リスクより、自分の気持ちを大切にした

値上げすることで、お客様が離れてしまうリスクはあります。

また、値上げに関する事前告知請求書の様式変更など、細かい作業も面倒です。(個人的にこちらのほうがネックだった!)

でもやはり、料金は高すぎても安すぎてもいけないんですよね。自分がこの仕事に誇りを持てることが、お客様にも自分にも最良の選択だと思いました。

値上げ後、ふたを開けてみるとありがたいことに、お客様減少率は0でした。

そして私も、10年前と同じく気持ちよく働けると思ったので、やっぱり自分軸での料金設定って重要なんだなと改めて思いました。

皆さん、温かいお言葉をかけてくれたよ。ありがたい!

まとめ

以上、好きなことで働くために必要な値づけ方法をご紹介しました。

結論は、自分軸での料金設定が重要ということでした。

個人で仕事をする時って、このように正解のないことがけっこう多いと思います。

その度に自分で思考して、自分で決めて、手を抜かず誠実にやっていきたいなと思います。それでは♪

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